新聞社サイトと検索サイトとは奇妙な間柄にある。一般に競合関係にありながら,一部では協調関係にある。
GoogleやYahooの検索サイトは,ニュースサイトとして新聞社サイトをしのぐ人気を集めている。さらにGoogleやYahooの広告が,新聞社サイト広告を浸食しているともいわれている。だが新聞社サイトの多くが,憎き競合関係にあるはずの検索サイトと手を組んでいるのだ。GoogleやYahooなどの検索エンジンと検索広告を利用している場合が少なくない。
そこで,注目されるのが, メディアサイトがGoogleあるいはYahooのどっちと手を組むかである(その他のMSNなどと提携する場合もありうる)。Washington Post紙のサイト"washingtonpost.com”が最近,これまでのGoogleからYahooに乗り換えたのだ。
GoogleかYahooを採用しているニュースサイト例はは次の通り。
NYTimes:Google(Web検索)
LATimes:Google
USAToday:Yahoo
CNN.com:Yahoo
WSJやBBCは,他の検索エンジン(独自エンジンかもしれない)を使用。
◇参考
・Yahoo! May Have Won Washington Post Deal (Forbes.com)
2005年06月16日
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