Forbesサイトのトップページ(ホームページ)に飛ぶと,上段に並ぶタブに,このほどWidgetsが新たに加わった。VideoやBlog,Wiki(Org Chart Wiki)などと並んで,掲示されている。
(クリックで拡大表示)
そこからタブ(Widgets)をクリックすると,Forbes.com Widgetsに辿り着く。そこには,8種類のWidgetが紹介されている。具体的には,Latest Video,Stock to Watch, Top Lists,Breaking News, Lifestyle, Technology, Business, Entrepreneurs である。
実際に,“Business”Widgetをこのメディア・パブのエントリーに貼り付けてみた。まず,Get Widgetをクリックすると,以下のガイドがポップアップされる。
米国の代表的なブログ,SNS,パーソナライズドページ,個人ホームページなどのサービスを利用しておれば,該当サービスをクリックすると,簡単に自分のページにWidgetを貼り付けることができる。メディア・パブは日本のブログサービスを利用しているので,“Get Widget Code”を指示して,カット&ペーストで貼り付けた。その結果が,以下の通り。Forbesサイトにおけるビジネス分野の最新記事やビデオの見出しが,いつもチェックできるわけだ。下のWidgetで読みたい記事やビデオがあれば,クリックするとForbesサイトで該当コンテンツを閲覧/視聴できる。Widget内で完結させていない点は,伝統的なメディアらしい手堅いやり方である。
バイラルWidgetに注目したい
Forbesの狙いは明らかである。Widgetのバイラル性に着目し,集客効果を狙っている。そのために,Widgetの専用サービス会社Widgetboxと手を組んだ。Widgetの制作から流通まで,専門業者に任せている。
Widgetboxが制作したWidgetは,上のポップアップ画面からも明らかなように,代表的なブログ,SNS,パーソナライズドページ,個人ホームページのサービスに対応している。いずれもバイラル性の高い個人ページである。
さらに,各Widgetそのもにバイラル機能を持たせている。次々と他の個人ページに貼り付けられていく仕組みである。このエントリーに貼り付けたWidgetを見ると,その下部にも“Get Widget”が置かれている。そこを実際にクリックしてもらいたい。すると,先に紹介されたポップ画面が出てくる。つまり,ブログなどでForbesのWidgetを閲覧したユーザーが,Forbesのサイトに飛ばなくて,自分のページにもそのWidgetを貼り付けることができるわけだ。
さらに,Widgetboxは人気の高いWidgetディレクトリーサイトを運用している。当然,その中で,以下のようにForbesのWidget(Forbes.com Widgets)を掲載している。
またForbesのWidgetサービスには,Visaがスポンサーとなっているる。広告料もちゃっかりと稼いでいる。
タグ:Widget


