プリントメディアの崩壊は,皆が考えている以上に早く訪れる。特に技術雑誌がそうだ。
米MIT's Technology Reviewの Jason Pontin編集長は,IMAG Magazine Leadership Conference で雑誌関係者に向かって,そのように警鐘を鳴らす。まず,広告メディアとしての役割が失われていく。また,Computerworldのような伝統ある雑誌も休刊するし,残っている雑誌もWebベースに転向していくだろう。いろんなプラットフォーム上で我々のコンテンツを提供していかなければならない。バラバラなデジタル環境で提供していくので,これまでのようなブランドも消えていく。読者はライターやトピックでコンテンツを選ぶようになる。さらに市民ジャーナリズムが台頭してくる。
以上のPoint氏の見解で最も気になるのが,コンテンツを提供するプラットフォームの多様化で,既存メディアがブランド力を失っていくということ。確かにその前兆がすでに現れている。新聞社や雑誌社のサイトでは,RSSフィードを配信することもあって,読者がトップページではなくて,記事ページにアクセスするようになってきている。トップページの集客力は,新聞社や雑誌社のブランド力に依存するところが大きかった。ところがRSSリーダを使って,読者がライターやトピックで記事を選び,トップページをバイパスし始めているのだ。これは,ジワジワ,新聞や雑誌のブランド力を弱めていくことになろう。
◇参考
・Another 'Death to Print' Prediction—This Time, From Technology Mag Editor(Folio)
2005年07月12日
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Excerpt: とうとうテレビ局が動き出した。「日テレ、ネットで番組を有料配信・1年内に1万本以上」(日経新聞)やっと商売する気になったのかな。具体的な数字を掲げるところに意気込みを感じる。 テレビ局はもともと映像コ..
Weblog: ホリメモ β版
Tracked: 2005-07-12 20:49
エントリ削除キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!昨日のエントリが全部無意味だった件について
Excerpt: うはっっっ。 ついに奥の手登場!
Weblog: ニャンコ灰だらけblog
Tracked: 2005-11-22 01:39


