同じようなサービスは既に,Yahoo(My Yahoo!)を先頭に,Google(Google Personalized Homepage)やMicrosoft(Start.com)が進めており,パーソナライズページに組み込めるコンテンツとして外部RSSフィードを選べる点が肝となっている。つまりRSSリーダーとして使えるわけだ。
専用RSSリーダーを駆使しているユーザーからすれば,これらポータル業者が提供するマイページのRSSリーダー機能では不満かもしれないが,多くの一般ユーザーにとっては十分であろう。My Yahooのように,RSSを意識させないで利用させることも可能だ。現存の専用RSSリーダーを使いこなすユーザーや,大量のRSSフィードの閲覧のために専用RSS使わざる得ないユーザーが,これから爆発的に増えるとは思えない。それよりもRSSリーダー機能付きのマイページのユーザーが増えていくのでは。ポータルサイトが一斉にRSSリーダー機能付きマイページサービスを手がけるのは,RSSをベースにした情報流通時代が近づいてきたと見ているからだろう。ポータルサイト業者にとって,マイページを通して得られる個人の行動履歴情報は,これからのネットビジネスで強力な資産となるはずだ。