そのHabbo Hotelについて,人気ブログGigaOmが現況を伝えていたので,それを紹介する。フィンランドのSulake Labsが運営するHabbo Hotelは,仮想世界タイプのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である。Habboと呼ばれるキャラクターになって、友達と喋ったりゲームに参加したり,自分の部屋を作って遊ぶことができる。部屋でペットを飼ったり、部屋を飾り立てたりもできる。
設立は2000年。登録会員数は8000万人となっているが,この数字は無視した方がよい。実質的アクティブなユーザー数は,月間ユニークユーザー数の800万人と見るべきだろう。それでも欧米のユニークユーザー数が650万人なので,あのWorld of Warcraft(欧米では月間450万人)よりも多い。
現在,ホテルは29ヶ国で展開しており,日本にもホテルが進出している。日本語サイトはこちらへ。
年間売上高は,以下のように7,700万ドルに達するという。売上は
デジタルアイテムや広告など。
(ソース:Habbo Hotel)
各国のユニークユーザー数を以下に示す。日本語サイトがありながら,ゲーム好きの日本人にしてはアクティブユーザー数が少ないのでは。顔つきがシンプルで,日本人の趣味に合っていないのかな。それに,GigaOMが指摘していたが,日本人は独り者が多く,部屋に閉じこもっているという。訪問者が日本人名でないと,部屋に入れないとか。やっぱり,言葉の壁が大きいのかも。
(ソース:GigaOM)
◇参考
・Weekend Feature: The How of Habbo Hotel(GigaOm)
・How To Be Habbo Hotel - Tips on Going Global(alarm:clock euro)
・Haboo Hotel、マイクロトランザクションで3000万ドルの売上げ達成(TechCrunch Japanese)
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