Web版リミックスが,これからのオンライン出版の在り方を変えていきそうだ。
Webコンテンツのリミックスについては,early adopterとかgeekとか言われるマニアックな人たちの間で熱烈に歓迎されおり,ネット上で最近よく見かける。だが,リミックス的なWeb編集は以前からあったのではと,あまり真剣に考えたことはなかった。みんなが騒ぐので,そろそろ調べてみなければと気にはしていた。たまたま,1週間ほど前にプリント版米BusinessWeek誌を読んでいたら,“Remixing the Web”という見出しが目に入った。メジャーな経済誌でも“Web版リミックス”を話題にし始めたのだ。
音楽のリミックスでは既存曲の録音素材などをベースに新たに曲を再構築していくが, WebコンテンツのリミックスではWeb上の既存リソースを組み合わせながら価値あるコンテンツを作りだしていくことになる。BusinessWeek誌の記事Mix, Match, And Mutateでは,Webリミックスの事例として,以前のエントリーで紹介したシカゴの犯罪マップ(Google Mapsとシカゴ市警犯罪データベースのリミックス)などを取り上げていた。先日,このブログでも紹介したNewsweekとTechnoratiの組み合わせも,Webコンテンツのリミックスなのかもしれない。
そこで,米国のオンライン出版のサイトを,リミックスの観点で見直してみた。活気のあるサイトは既にリミックス的な編集手法を採り入れているようだ。例えば,各記事の関連情報としてTechnoratiのタグ検索結果を転用していたりとか。さらに,RSSフィードが普及していけば,多種多様なリミックシングが続々と生まれてきそうだ。またFirefoxの拡張機能Greasemonkeyを使えば,自分好みのリミックスもできたりするし・・。オンライン出版は,これからも激変していくのかな。
◇参考
・Mix, Match, And Mutate(BusinessWeek online)
・Remixing the Web(BusinessWeek online)
2005年08月01日
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