これは,Bob Dylanの有名な音楽ビデオを上手くカスタマイズして作り上げたアプリケーションである。使ったのは,60年代のSubterranean Homesick Bluesの音楽ビデオである。YouTubeにもアップされているので,下に貼り付けておく。
曲に合わせて,Bob Dylanがプラカードを一枚一枚,放り投げるビデオである。各プラカードにはメッセージが書かれている。確かSubterranean Homesick Bluesは1965年頃の曲なので,Bob Dylanもあんちゃん風ですごく若い。
Bob DylanのFacebookアプリケーションでは,プラカードにユーザー自身がメッセージを書き込めるようにした。ユーザー用のプラカードは10枚用意しているので,10メッセージ(単語か短いフレーズ)を書き込める。
実際にこのアプリケーションをFacebookに取り込み,10メッセージを書き込んでみた。その時のページを以下に示す(クリックで拡大表示)。
自分のプロフィールページには,以下のように,自分のメッセージが書き込まれた音楽ビデオが掲載される。クリックすれば,自分のメッセージが表示されたプラカードを,Bob Dylanが一枚一枚放り投げている音楽ビデオを視聴できる。このビデオをメールで友人などに送ることもできる。
このカスタマイズした音楽ビデオでは,ユーザーメッセージ用のプラカード10枚に加えて,アルバムを売り込むためのプラカード3枚も出てくる。なかなかスマートなやり方である。その3枚には赤字でメッセージが書かれていた。
音楽ビデオは著作権処理をしっかり済ませているので,合法的とのことだ。また,プロモーションサイトでも,ユーザーカスタマイズの音楽ビデオを作ることができ,Widgetとして利用できるようだ。
◇参考
・Possibly The Coolest Facebook Application To Date(TechCrunch)
・Bob Dylan’s Facebook App Rocks(Mashable)
おまけ:Bob DylanビデオのWidget