「GDP実質1.1%成長、消費と設備投資が堅調」(日本経済新聞)
「4〜6月期実質GDP成長率、年率1.1%増に鈍化」(朝日新聞)
とある。
新聞によって見解の違いがあるのは当然で,別にどうこう言うことでもない。視点の違う記事を見ることにより,全体像をつかむことができたりもする。だが,複数の新聞紙を読み比べることなんて,なかなかできない。なのに,ニュース・アグリゲーター・サイトに飛べば,読み比べはいとも簡単に実現してしまうのだ。例えば,Googleニュースで見ると,
上のGDP関連記事で,日経と朝日の見出しが並べて掲載されており,両紙の見解の違いが一目瞭然。さらに見出しをクリックしてニュース本文を読むと,
政府が8月に宣言した脱「踊り場」を裏付けている。(日本経済新聞)
政府が宣言した「踊り場脱却」が裏付けられたかどうかは微妙だ。 (朝日新聞)
と,また見解の違いがくっきり。つまり,ニュース・アグリゲーター・サイトでは,一つのニュースでも視点の違う記事を同時に読める。しかも無料で。プリントからオンラインへの流れ,さらに加速化してしまうのかな。