記事は,中国ブログ事情をブログサービス会社設立者とのインタビューで紹介していた。中国のブログサービスは政府の管理下に置かれている。ブログの内容も検閲を受ける。ブロードバンドサービス会社も自発的に,ブログに政治あるいは宗教に関する用語をシステムでチェックしているようだ。Falun Gong(法輪功)とかTaiwanese independence(台湾独立)のような用語が見つかれば,そのエントリーは投稿できないようにしている。くぐり抜けて公開された場合も,インターネット警察から通報があると24時間以内に削除しなければならない。
この話は想定内であったが,驚いたのは中国のブログの60%が女性が占めていること。なぜ? その問いに次の答えが。
「男の子は忙しくて,ブログなんかに書いているヒマがない。片や女の子は情緒的で,思っていることを表現したがる。でも男の子が忙しいのは,オンラインゲームにはまっているためなの」。
◇参考
・A Watchful Eye on China's Blogosphere(BusinesWeek Online)