2007年11月07日

米ベンチャーキャピタル,Web2.0新興企業にそっぽを向き始めた

 米ベンチャーキャピタルが,Web2.0に関心を寄せなくなっている。このため,Web2.0の新興企業は窮地に立たされるだろうと,SiliconValleyWatcher(元FT紙記者Tom Foremskiを中心にしたグループブログ)は伝えている。

 シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタルであるKPCB(Kleiner, Perkins, Caufield & Byers)はWeb2.0新興企業への投資を止めた。KPCBのパートナーのRandy Komisar氏は,「我々はWeb2.0企業への出資に全く関心を持たない」とまで言い切っている。また,VC業界全体でも明らかに,Web2.0に消極的に姿勢を見せているという。

 CNETの記事にもあるように,KPCBはインターネットよりもクリーン技術やエネルギー技術関連ベンチャーへの投資の方が魅力的と捉えているようだ。

 でも,Web2.0が衰退していくと言うことではない。Googleを先頭にFacebookやYouTubeなどのWeb2.0企業が,これからのインターネットをしばらく牽引していくだろうから。ただ,相変わらず次々と生まれてきているWeb2.0新興企業は,ほとんどがこれまでと似たり寄ったりのサービスを提供している。ベンチャーキャピタルとしては面白味がなくなってきているのもうなずける。

◇参考
UPDATED:Web 2.0 Is On The Ropes. . . Kleiner Perkins Has Halted Investments (SiliconValleyWatcher)
Kleiner: Web 2.0 is So Over, Dude(WebProNews)
「インターネットよりもグリーン技術に投資」--ビル・ジョイ氏が講演(CNET Japan)

posted by Kilimanjaro at 23:08 | Comment(2) | TrackBack(1) | 市場
この記事へのコメント
すみません。まちがえて複数ポストしてしまいました。お手数ですが、2、3度めのを削除ください。
Posted by 坂和 at 2007年11月09日 13:32
削除しなくても良いのを削除していまいました。最近,このブログのシステムが不調で,投稿されたのがはっきりしないため,何度か同じものが投稿されてしまいます。後で,重複したものをまとめて削除するのですが,そのとき間違って正しいエントリーも一緒に消してしまったこともありました。
Posted by kilimanjaro at 2007年11月09日 14:15
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