RSSのサーチエンジンといえばfeedster,RSSリーダーといえばBloglinesが台風の目だ。BloglinesはWebベースのRSSリーダーなので,どのパソコンからも作業を継続しながら使えて便利だ。日本語にも対応していて,特に困ることもない。
このBloglinesで,RSS配信しているニュースサイトやブログの人気度,つまり利用者が受信(subscribe)しているフィード数を調べてみると,おもしろい。
2004年9月25日20時半頃のsubscription数は以下の通り。
日本のIT系ニュースサイト。
・Cnet Japan:960
・IT Media:505
・スラッシュドット・ジャパン:486
・Wired News Japan:467
・日経BPーRSS:316
・Nikkei−IT:286
・@IT :248
ほかではasahi.comが608,週刊!木村剛が361であった。
米国でも,Slashdotが15515,Wired Newsが13815と,ややマニアックなサイトの人気が際だっている。人気ブログのBoingBoingは10247である。CNET Newsは6201。
ブログのアクセス数を増やすには,こうしたRSSリーダーにこまめに登録することも重要だ。また,RSS配信サービスをしていないサイトも,意に反して(見て見ぬふりをして)RSSリーダーからのアクセス数が増えている場合もある。日本では,例えばBulknewsが30分毎に国内の代表的なニュースサイトを巡回し,最新15本の見出しをRSS配信している。実は,BloglinesではBulknewsからRSS配信されるニュースサイトの多くををレコメンドしており,結果としてそれらのニュースサイトの閲覧数(subscription数)が膨らんでいる。
ちなみに,Bulknewsはライブドアのプログラマーが個人的に運用しているサービスで,意に反して?RSS配信されているニュースサイトも無視しているのだろうか。