スマートフォンやケータイとPCの間に位置するこの手のデバイスは,いつもながら中途半端に思えてならない。スマートフォンなどに比べ,467ccと大きく,292gと重い。価格も399ドルと高価だ。それに,ディスプレーにはE Inkの技術を採用しており,カラーではなくてモノクロである。逆に,使い勝手や機能はPCに比べるとかなり劣る。
以下のビデオを視聴しても,iPodやiフォンの時のようなワクワク感が沸きでない。(表示されない場合は,こちらへ)
さっそく,Amazonの販売サイトに飛んでみた。有名人の推奨の言葉が並んでいるのだが,ユーザーの評価は低い。まるで,Amazon.comがKindleを推奨していないみたいだ。
触りもしていないので,何やかんや語る資格はないのだが・・・。でも,先行のソニーの電子ブックなどに比べれば,かなり前進している。
まずPC(パソコン)が不要である。本や雑誌,新聞,ブログなどのコンテンツは,ワイヤレス(SprintのEVDO)でダウンロードする。通信料は
コンテンツは原則として有料である。Kindleから検索し,ブラウジングし,そして購入してダウンロードする。本は約9万タイトルが用意されており,最近のベストセラーの90%をカバーしているという。ベストセラー本は9.99ドルで購入できる。Amazonとすれば,現在のようなリアルの本の在庫を抱え,ユーザー宅に送付するというやり方では,コストカットの余地がほとんどなくなってきている。やはり,無在庫,無送付のビジネスに移行させたい。
本だけではない。コンテンツメニューには新聞,雑誌,ブログなども含まれている。The New York Times, Wall Street Journal, Washington Post, Atlantic Monthly, TIME ,Fortuneなどの有力な米新聞や雑誌が含まれている。Le Monde(仏), Frankfurter Allgemeine (独),The Irish Times(アイルランド)などの海外新聞も購入できる。Slashdot, TechCrunch, BoingBoing, The Onion, The Huffington Post, ESPN blogsなどの人気ブログも,300本近くが閲覧できる。
ただし,先に述べたように有料である。The New York Timesは月間13.99ドル,Wall Street Journalは月間9.99ドルである。ブログは月間99セントから1.99ドルで,雑誌は月間1.25〜3.49ドルとなっている。寝ている間にも,購読メディアの更新コンテンツがダウンロードさせることが可能。
パソコンインターネットではほとんどタダであったコンテンツも有料で販売してくれるのだから,コンテンツ供給者としては歓迎しているのだろう。いずれも影響力のある新聞,雑誌,ブログだけに,Kindle批判をトーンダウンする効果はありそう。
◇参考
・Introducing Amazon Kindle(ニュースリリース)
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