NY Times , International Herald Tribune,Boston Globe ,Philadelphia Inquirer ,Philadelphia Daily Newsなど,新聞社の人員カットの嵐が吹き荒れている。米新聞各社の広告減,部数減は一向に止まりそうもない。 新聞社を飛び出た社員の受け皿として,新興ネットメディアが期待されているのだろう。
ブログ“New Persuasion”の中でNellie Lide が,自分自身の「今日このごろのニュースソース」として,次のような傾向を掲げていた。
craigslist - growing
blogosphere - growing
Google - growing
Yahoo! - growing
ESPN - growing
The Daily Show - expanding
MySpace - growing
my family and friends - still growing
Traditional newspapers - declining
Television news (broadcast/local news/cable) - declining
RSS feeds - growing
多くの人も,似たり寄ったりの変化だろう。新聞紙やテレビの利用を減らし,オンライン系のニュースサイトにシフトしていくのは明白だ。合わせて旧来メディアの人もオンラインメディアにシフトしても不思議ではない。オンライン系で勢いがあるのは新興企業である。解雇された新聞社記者の多くは,新興ネットメディアに流れていくのだろう。米国では,オンラインメディアの待遇が向上しているようだし。
◇参考
・NY Timesが再び大幅人員カット,4%の500人を削減
・Newspapers, meet precipice: It's the product, stupid(Corante)
・What is a News Source Today?(New Persuasion)
・米メディア業種別の初任給比較,オンラインがTVや新聞より高給