中でも,YouTube(Google)の存在感が際だった。一つは,“the Davos Question”である。もう一つは,“the Davos debates”である。TechcrunchによるとGoogleは今会議における最大のパートナーの一つであるという。そのためであろう,YouTube上に特設のダボス会議コーナーを置くだけではなくて,会場内の設置パソコンにYouTube(the Davos Question)を常時接続させていたようだ。
the Davos Questionは「世界を良くするために,2008年に国や企業や個人がすべきことを一つあげるとすれば何か」との質問に,ダボス会議の招待者が映像で答えるコーナーである。その中から,ロックバンドであり政治的な活動家でもあるBonoのビデオを以下に貼り付けておく。
このビデオを見ていると,後方に何とビデオカメラで撮影しているRobert Scobleの姿が映っている。彼自身も問いに答えていた(ビデオはこちら)。日産のゴーンやハンガリー首相などと,有名人が目白押しである。YouTubeにとっては,こうしたセレブのビデオ出演はすごいイメージアップになったのでは。
もう一つの,YouTubeのthe Davos debatesでは,ダボス会議でのパネル討論やスピーチのビデオがアップされている。おそらく,ほとんど全てをカバーしているはず。福田首相のスピーチはこちらで。英語に通訳されていた。
公式ページには,YouTubeの他にTwitterやFacebookの利用も紹介していた。
Facebookのスナップショットを以下に示しておく。クリックで拡大表示可能。
また,写真はFlikrにアップされている。
◇参考
・Creating WELCOM, the 'Virtual Davos(BusinessWeek.com)