MicrosoftのYahoo買収,あるいは2社の合併の話は,2年前から何度も噂に上っていた。ネットビジネスの中核である検索エンジン市場で,Googleがシェアを拡大し独走態勢に入ろうとしていたからだ。そのGoogleに対抗していくには2社が組まざる得ないと誰もが見ていた。昨年5月に両社の提携話をWall Street Journalが伝えたときも,その提携がご破算になると両社はGoogleに惨敗し,ネット市場で死んでしまうとの厳しい声も出ていた。だが何も進展しなかった。
そして,しびれを切らしたように,MicrosoftがYahoo買収の提案を発表したのだ。Yahooボードは以下のように,その提案の評価に入ることを発表した。
だが今頃,MicrosoftがYahooを買収したとしても,Googleに対抗できるのだろうか。以下は,Nielsen Onlineが発表したサーチエンジンのシェアである。MicrosoftとYahooの連合軍のシェアは,Googleの約半分だ。英国市場では,それ以上の差が付いている。連合軍を結成しても,前途は厳しそう。
◇参考
・Microsoft Proposes Acquisition of Yahoo! for $31 per Share(Microsoft,プレスリリース)
・Yahoo! Board of Directors to Evaluate Unsolicited Proposal From Microsoft(Yahoo,プレスリリース)
・「MSがYahoo買収」との憶測,NYPとWSJが報じる(メディア・パブ)


