この解説記事の結論は,こうだ。
Some rivals of Web search powerhouse Google Inc. have already learned that lesson. Now, companies in a broader set of industries are grappling with how Google's ad-fueled expansion could potentially make it harder for them to charge for consumer services and products.
要するに,Googoleが進出する分野では,有料のビジネスが成立しなくなるということだ。
つい最近Googleが発表した新分野でも,同じビジネスモデルを仕掛けているという。一つは,まずサンフランシスコで始めようとしている無料の無線LANサービス。有料のインターネットアクセスサービスを提供しているケーブル業者やテレコム業者は大打撃を被るかもしれない。もう一つはSun Microsystemsとの提携。Googleは無料のOpenOffice.org software をサポートする予定。そうなれば,有料のMicrosoft Officeにとっては恐怖だ。
これまで有料のビジネスモデルでやってこれた分野でもGoogleが参入すると,既存の有料モデルが崩壊しかねないのだ。Googleが無料モデルで参入できるのは,巨大なオンライン広告ネットワーク(online advertising network)を武器として抱えているからだ。広告スペースを提供するサイト数は,これまでの広告事業では考えられないほど膨大になった。メディアサイトやショッピングサイトから個人ブログまでと幅広い。 広告主も,きめ細かいターゲッティング広告が安い掲載料金で効率よく実現できるため,マスメディア広告には縁のなかった中小企業にも急拡大してきた。
無料LANサービスにしろ,無料Open Officeサービスにしろ,そのサービスのユーザーは,Google広告にとって格好のターゲッティングとなるのだろう。それで,次はGoogleはどの分野に進出するのかな・・・。
◇参考
・With 'Free' Lure,Will Google Tap More Markets?


