データベースのホスティングサービスで,ユーザー自身がコンテンツを投入できる。たとえばサービスや売りたいモノなどの案内コンテンツをアップできる。Craigslistのようなクラシファイド広告(案内広告)を少なくともやりそうだ。Googleは,地球上のコンテンツを掻き集めて検索したり,分類したりするサービスを展開しているが,さらにユーザー自身にコンテンツを提供させてサービス領域を拡大していくのだろう。まさに流行のWeb2.0的なやり方だ。現在の状況は,Google Blogscopeのスナップショットで見ることができる。
BusinessWeekも早速,「Big Waves from "Google Base"」のタイトルでレポートした。eBayの市場を襲うBig Waveになるとの憶測が沸き起こっている。Googleはすでに,ショッピング比較のための検索サービス“Froogle”を提供しているし,Paypal対抗のGoogle Walletを準備している。eBayのオークション市場やクラシファイド市場に参入する可能性は否定できない。新聞社や雑誌社のクラシファイド広告にも影響が波及するかもしれない。
◇参考
・Big Waves from "Google Base" (BusinessWeek online)
・Google Ventures Into Online Classifieds(NYTimes.com)