Google Maps API を利用したアプリケーション開発が大ブームだ。すでにGoogle Mapsを組み込んだ商用サービスも現れてきた。アプリケーションの開発段階では問題がなかった。だが商用サービスとなると,いつまでもGoogle Maps を無料で使えるわけではない。
Google Maps API の利用料徴収に,米Googleが動き始めたようだ。NYTimesによると,Googleは不動産サービス業者Truliaに対し,利益を生み出してきたのでGoogle Maps API 利用料を徴収する構えだ。ローヤリティ契約の交渉に入ったという。Truliaのオンライン不動産サイトでは,Google Mapsとの連係が売り物になっている(サンフランシスコの例)。
Google Maps APIはオープンになっているが,利用については上限がある。 大規模な商用サービスについて,Googleは売上シェアを考えている。
◇参考
・A Journey to a Thousand Maps Begins With an Open Code (NYTimes.com)
・Paying Up For Google Maps Mash-up(WebProNews)
追加記事が載ってましたね。
Google側は、この記事を否定しているみたいです。