Twitterが爆発的に普及したきっかけは,1年前のイベントSXSW会場で多くの参加者が利用したことが起爆となった。今年のSXSWではFriendFeedに参加者が飛びついたとか。そこで,FriendFeedがTwitterのように大爆発するのではとの期待が膨らんでいるようだ。
FriendFeedについてはTechCrunch Japanese で詳しく紹介されている。POLAR BEAR BLOGさんのブログでは国内での利用例が出ている。
FriendFeedでは,ソーシャルサイト(ブログや写真共有サイト,動画共有サイト,ソーシャルブックマークサイトなど)の自分のアップデート情報を集約し,それを友人や家族などと共有できる。ウィジェット化もできる。情報をフィルタリングしたり,話し合う機能も用意されている。
FriendFeedが現在サポートしているソーシャルサイトは次の通り。
Amazon.com
Blog
del.icio.us
Digg
Flickr
Furl
Gmail/Google Talk
Google Reader
Google Shared Stuff
iLike
Jaiku
Last.fm
Ma.gnolia
Netflix
Pandora
Picasa Web Albums
Pownce
SmugMug
StumbleUpon
Tumblr
Upcoming
Vimeo
Yelp
YouTube
Zooomr
分散しているソーシャルサイトをアグリゲートするサービスは,FriendFeed以外にも数多く出現している。Facebookも,友人のニュースフィードにTwitter,Flickr,Digg,YouTubeからのコンテンツも合流させることを企んでいるようだ。これからは,気になる人の各種ソーシャルサイト上での行動をまとめてチェックできることになるのだろう。
さて,FriendFeedはTwitterのように,急激に普及するのだろうか。Alexaの測定データやTechnoratiのポスト数などで比較してみた。1年前のTwitterに比べると,現在のFriendFeedの人気度は1桁くらい低いようだ。ただしFriendFeedは今週,検索機能を追加したので,今週から来週にかけてトラフィックがさらに急増するかもしれない。
FriendFeedはギークな一部マニアックな人たちには受けそうだが,Twitterのように幅広く普及するかどうか。Twitterでも多くの一般ネットユーザーには縁がないようだが。
◇参考
・FriendFeed has search (friendblog)
・ トラフィックが大爆発した“Twitter”(メディア・パブ)
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