Analysis: After pay-per-click comes pay-per call
検索連動型広告は通常,pay-per-click でクリック数に応じて広告料金を設定する。そのpay-per-click に代わるpay-per-callが新たに誕生した。電話回数に応じて,支払う広告料金が決まる。検索結果に連動した広告枠に,クライアントへの無料電話番号が掲載さる。そこに電話をかければ実際の人と話が通じるのである。
これは今までインターネット広告に無縁であったクライアントを取り込むのに,大きな武器になりそうだ。米国の例で見れば,1400万以上のsmall business(中小企業)が存在するが,そのうち商談できるWebサイトを持つ会社は50万社以下である。Webサイトを有しない会社は,検索連動型広告を出稿できなかったのである(飛ぶリンク先がないため)。でも,pay-per-callならWebを持たない企業も検索連動型広告に参加できるのだ。
米国では,FindWhat社(日本市場には,三井物産と提携して昨年9月に進出)が pay-per-callサービスを立ち上げた。他社も追随するのは明らかで,インターネット広告市場のすそ野が更に広がろう。
Analysis: After pay-per-click comes pay-per call