そうして2005年は,米新聞社はレイオフの嵐が吹きまくった。1900人も職を失う。名門NYTimesでさえも,グループ全体で約700人を切ることになった。NYtimesだけでも,5月に125人,9月に250人のカットを発表した。Tribuneグループの各新聞社も,11月に入って矢継ぎ早に人員カットを発表。Baltimore Sunが75人,LA Timesが85人,Chicago Tribuneが100人弱と,職を離れいく。Knight Ridderグループも同様で,たとえば San Jose Mercury Newsは9月に52人のカットを明らかにした。編集スタッフ(newsroom staff)の16%近くが職を失うという。
◇参考
・More Than 1,900 Newspaper Jobs Lost in 2005
・NY Timesが再び大幅人員カット,4%の500人を削減