実際に触れたほうがわかりやすいので,ウィジェット広告を下に貼り付けておく。ワシントン市の不動産(アパート)広告である。対話形式で物件を探せるようになっている。まず地下鉄駅を指定して,それから希望条件を選択して検索(SEARCH)を指示すると,washingtonpost.com内の広告ページに飛ぶようになっている。
*Washington Area Apartment Finder
米新聞社サイトは1年ほど前からこぞって,ウィジェット配信を手がけていた(こちらを参照)。多くはRSSフィード配信と同じように,セグメント化された分野の最新ニュース見出しを送っているものが多い。狙いは,サイトへの集客である。ブログやSNS(プロフィールページ),パーソナライズドページ,デスクトップなどにユーザーの手でウィジェットをに貼ってもらい,そこからの新聞社サイトへのアクセスを期待している。SMO(Social Media Optimization)として,ウィジェットを採用しているのである。
ウィジェットを貼ってもらうには,まずウィジェットの存在を知ってもらわなければならない。そこで,Widgets on washingtonpost.com のように自サイトにウィジェットリストの案内ページを設ける以外に,外部のウィジェットディレクトリーなどでの露出にも力を注ぐべきだろう。パーソナライズドページiGoogleのGadgets(グーグルではWidgetsのことをGadgetsと呼ぶ)ディレクトリーなどに登録しておく。washingtonpost.comの政治記事見出しのウィジェットだけでも,iGoogleに6万6000人が貼り付けていた。
*iGoogleディレクトリーで案内されていたwashingtonpost.com の政治記事見出しウィジェット
広告ウィジェットとなると,ユーザー任せの配信ではうまくいかないことが多いかもしれない。アドネットワークの利用も必要となる。そこで,今回の不動産広告ウィジェットはGoogle Content Network を介した配信も行っている。何百から何千かの多くのサイトにばら撒いていく。それらのサイトでウィジェットを見た利用者が,自分のブログやSNSなどにそのウィジェットを貼り付けるかもしれない。
◇参考
・washingtonpost.com Launches Widget on Google Content Network(プレスリリース,via CNNMoney.com)
・'Washington Post' Eyes Widget Ads(Adweek)
・米新聞社サイト,一斉にWidget配信に乗り出しそう(メディア・パブ)
・Google ガジェット広告とは何ですか(Google AdWords)


