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2007年08月21日

SNSサイトの世界勢力図,言語や文化などで意外な色分けに

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VALLEYWAGが作成した世界のSNSサイト勢力地図は面白い。

 世界各国のトップSNSサイトを色分けした地図である。各国のトップSNSサイトはどこかと聞かれても、米国のMySpaceとか,韓国のCyworldとか,日本のmixiぐらいしか答えられないものだ。

 それもそのはず,以下の地図(クリックで拡大表示)からも分かるように,米国の有力SNSを中心に群雄割拠の様相を示している。米国市場で独走中のMySpaceでも,世界市場の制覇にはほど遠い。

worldmapSNS.JPG

 有力SNSサイトが,どの国でトップの座についているかをリストアップしておく(ソース:VALLEYWAG)。

Bebo; Ireland, New Zealand,
Blogger; Iran, Spain
Cyworld; South Korea
Facebook; Canada, Egypt, Jordan, Lebanon, Norway, Panama, South Africa , UAE, United Kingdom
Fotolog; Argentina, Chile, Uruguay
Friendster; Brunei, Indonesia, Malaysia, Philippines, Singapore
hi5; Peru, Colombia, Costa Rica, Dominica, Ecuador, El Salvador, Guatemala, Honduas, Kwait, Mauritius, Mongolia, Nicaragua, Portugal, Romania, Thaland, Tunisia
LiveJournal; Belarus, Russia
MySpace; Australia, Croatia, Greece, Italy, Mexico, Puerto Rica, Serbiz, USA, Venezuera
Orkut; Brazil, India, Pakistan, Paraguay
Skyblog; Belgium, Fraqnce, French Polynesia, Guadelope, Martinique, New Caledonia, Senegal
Studiverzei Chnis; Austria, Germany

 Orkutがブラジルだけではなくてインドでも人気があるようだ。Friendsterもインドネシア,マレーシア,シンガポールなどの東南アジアで頑張っている。またhi5は中南米市場で強そう。

 SNSはコミュニティーサービスなので,言語や文化,宗教が似通っている国の間では,同一のSNSサービスが浸透しやすいのだろう。

 VALLEYWAGのSNS勢力地図は面白いのだが,粗っぽさも残っている。日本のmixiが抜けているし,中国の51.comも外れている。51.comによると6,000万人の登録ユーザーを擁しているSNSサイトのはずだが。Cyworldのように米国に進出していないと,無視されるのかも。また,BloggerやLiveJournalなどをMySpaceなどと同じSNSサービスとするのもどうかな。

 また,どこのデータを利用したのかも不明である。たとえば,英国ではFacebookがトップとなっているが,comScoreの07年7月測定ではユニークビジター数の順位がBebo,MySpace,Facebookとなっている。ちなみにBeboとMySpaceの英国での月間ユニークビジター数は1000万人を突破し,いずれも英国のインターネット人口の30%を超えている。欧米のSNS普及率は日本に比べてかなり高いようだ。また米国市場で注目されるのは中高齢者のSNS普及率が高いことである。

 このように,日本のSNS普及率は欧米に比べ低いようだが,モバイルSNSに関しては日本が先行している。M:Metricsの発表によると,欧米のモバイルSNSユーザー数は1,230万人となっている。これなら,日本一国だけでほぼ同じユーザー数に達しているはずだ。日本のSNS市場の主戦場は既に,PCからモバイルに移ってきた。mixi,モバゲータウン,GREEの主要3社のモバイルユーザー数が急激に伸びている。

 M:Metricsのデータによると,主要各国のモバイルSNSユーザー数は次のようになる。
・米国:750万人(モバイル加入者数の3.5%)
・イタリア:130万人(同2.8%)
・英国:110万人(同2.5%)
・スペイン:75万人(同2.3%)

 米英では,MySpaceとFacebookの2社がモバイルSNS市場でしのぎを削っている。MySpaceは米国で370万人,英国で44万人のモバイルユーザーを抱えており,一方Facebookは米国で200万人,英国で31万人のモバイルユーザーを擁している。

 さて,1〜2年後のモバイルSNS勢力図はどうなっているだろう。少しは日本のSNS事業者の色が付いていれば良いのだが・・・。


◇参考
・The world map of social networks (Vallywag)
・Bebo Becomes the Most Visited Social Networking Site in the UK(comscore、プレスリリース)
・米国産のSNS,グローバル市場でも急成長続く(メディア・パブ)
・Mobile Social Networking Has 12.3 Million Friends in the US and Western Europe(M:Metrics Press ReleaseMobile)
・Mobile Social Networking: MySpace, Facebook, MSN the Leading Services (ReadWriteWeb)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 08:38 | Comment(1) | TrackBack(1) | Web2.0 SNS CGM
2007年08月11日

My iTunesのWidgetを米Appleが提供

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iTuneWidget.JPG

 iTuneに関するWidgetを,米Appleが提供を始めた。

 My iTunesと称するWidgetで,次の3種類が用意されている。

*iTunes purchases:最近,iTuneストアで購入した音楽,音楽ビデオ,TV番組,映画の一覧
*iTunes reviews :自分が4星あるいは5星と高く評価した音楽,音楽ビデオ,TV番組,映画の一覧
*iTunes favorites:iTuneストア購入した楽曲のアーティスト

 これらのWidgetを好みのサイズや背景色にカスタマイズし,自分のブログやプロフィールページなどに貼り付ける。以下は,iTunes reviews の例。

MyiTunesPurchases.JPG
タグ:Widget

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posted by 田中善一郎 at 10:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2007年08月08日

Forbesが獲得狙うソーシャルブックマーク“Clipmarks”とは

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 米経済誌Forbesが,“Clipmarks”と称するソーシャル・ブックマーキング・サイトを買収するようだ。これは,VentureBeatのスクープである。取り上げるほどのニュースでないかもしれないが,Forbesのような経済誌がソーシャル・ブックマーキング・サイトを獲得するのが気になった。それと,Clipmarksそのものが面白そうである。

 ForbesもClipmarksも何もコメントしていないが,Clipmarksのサイトには,以下のように,VentureBeatのスクープ記事のクリップが掲載されている(当然,Clipmarksでクリッピングしている)。

clipped from venturebeat.com

picture-1.pngClipmarks, one of the many startups that helps users collect and organize information from around the web, is being bought by Forbes Magazine, an inside source tells us.

 blog it


 Clipmarksは,ニューヨークのベンチャーが提供するソーシャル・ブックマーキング・サービスで,第一世代のDeliciousに比べかなり進んだサービスであるという。Web上のテキスト,写真,ビデオを選んで,自分のフォルダーに収めていく。もちろん,それらを友人などと共有できる。まだ使っていないので評価できない。そこで,とりあえずYouTubeで見つけたガイドビデオを貼り付けておく。




◇参考
・Forbes buys social bookmarking site Clipmarks(VentureBeat)
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posted by 田中善一郎 at 19:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2007年08月04日

日本のSNSは若者のたまり場に,米国のSNSは大人も集う場へ

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 米国のSNSは若者だけではなくて大人も集う社交場になってきたのに対して,日本のSNSはケータイ片手の若者で賑わう場になっていきそうだ。

*MySpaceとFacebookの年齢別ユニークビジター数比率(%),および
mixiとモバゲータウンの年齢別会員数比率(%)
SNSUSAJP.JPG

 comScoreのデータによると,月間ユニークビジター数を年齢別で見ると,MySpaceに訪れるユーザーの過半数が35歳以上の大人である。学生が中心と言われているFacebookでも,ユニークビジターの41%が35歳以上の大人である。米国のSNSでは,中高年でも肩身の狭い思いをしなくて済みそう。

 一方,日本のSNSは違う。数日前に発表のあった四半期決算によると,mixiもモバゲータウンも,相変わらず10代から20代が中核で,35歳以上の会員は10%〜15%以下である。

 600万会員を突破したモバゲータウンは,もともと10代が牽引してきたモバイルSNSである。最近,TVコマーシャルを打って20代へのリーチ拡大を図っているが,それでも若者天国のSNSである。35歳以上の会員は10%程度である。

 mixiはPC向けSNSであったので,35歳以上の会員を15%近く抱えている。でもこれからは,若者中心のモバイルmixiが中心サービスになっていきそうだ。PCユーザーからの月間ページビュー(PV)は,昨年10月をピークに下降線を辿っている。一方モバイルmixiのPVは急成長を続けており,近くPCユーザーのPVを追い抜く。モバイルmixiを加速化させるために,10代を中心に人気が高いアバターやゲームを導入したり,18歳未満の開放も検討していくという。ページビュー換算で見ていくと,若年化はさらに進みそう。

 

◇参考
Bear Stearns: Yahoo Must Form A Social Networking Strategy(TechCrunch)


タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 19:48 | Comment(0) | TrackBack(7) | Web2.0 SNS CGM
2007年08月03日

ポックリ逝っても,故人のネットコンテンツは生き残る

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 ネット上にはUGC(user generated content)が氾濫している。この数年,ブログ,SNS,写真共有サイト,動画共有サイト,ソーシャルブックマーク・・・・と,個人コンテンツのページが爆発的に増えている。

 こうした個人ページの特徴は,大半のURLがパーマリンク(Permalink)であることだ。つまり,永遠に変わらない固有のアドレスを持っている。ブログの場合は,各エントリーにユニークなパーマリンクが付いている。また,こうした個人ページは,これまで削除されることがほとんどなかった。サービスの歴史が浅いこともあるが,プロバイダーが保存してくれている。このためリンク情報も消滅することがほとんど生じない。

 1年ちょっと前に,NYTimes.comに次のような記事が出ていた。
It's impossible to know how many people with pages on social networking sites have died; 74 million people have registered with MySpace alone, according to the company, which said it does not delete pages for inactivity. (NYTimes.comのApril 27, 2006付け記事より)
 つまり,急に亡くなっても,その故人のページは永遠に不滅と言うことか。実際には,何年か経てば削除されるかもしれないが,当分はネット上では亡くなった人の個人ページが生き続けることになる。

 ブログを始める前は,ブログのコンテンツ(エントリー)なんかフローで,次々と消え去っていくものと考えていた。ところが,各エントリーがパーマリンクであり,コンテンツが保存されているため,時々,思わぬ事が起こる。検索エンジン経由で昔のエントリーが急に多くのアクセスを受けることがあるのだ。

 そこで,メディア・パブで検証してみた。ブログを立ち上げて間もない2年半前にスマトラ沖地震のエントリーを書いたことがあった。そこで,グーグルで「スマトラ沖地震 "メディア・パブ"」と検索してみた。その結果,212本ものページが検索された。またかつてYouTube関連のエントリーが多かったので「youtube ”メディア・パブ” 」で検索してみると,16万6000件ものページが出てきた。つまり,リアルの世界で亡くなっても,その人のコンテンツへのリンク情報や検索インデックスなどは,ネット上では末永く残っていくようだ。

  
SNSは亡き人を偲ぶ場にも

 日記風のブログやSNS(プロフィールページ)は,亡き人を偲ぶ場にもなる。MySpaceユーザーであった若い女性が交通事故で亡くなった話を,先のNYTimes.comが紹介していた。父親が,娘のMySpaceページで娘の死を知らせたところ,初めて悲報を知った友人約30人が,彼女のプロフィールページに追悼のコメントを寄せた。その後も,さらにコメントが寄せられ続けたという。

 MySpaceは米国だけでも月間ユニークユーザー数が6000万人を超える。米SNSには高齢者も多いだけに,何人かのユーザーが毎月亡くなっているだろう。SNSが個人を偲ぶ場になっているというのも理解できる。

 また,米国では,亡き人を偲ぶための専用SNSも登場している。Respectanceが,それである。
 
Respectance.JPG


◇参考
・Rituals of Grief Go Online (NYTimes)
・A Social Network For the Dead (Bloggers Blog)
・ RESPECTANCE.COM CREATES SOCIAL NETWORKING SITE TO REMEMBER LOST LOVED ONES (プレスリリース)

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posted by 田中善一郎 at 07:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2007年08月01日

英企業の7割がSNSを締め出し

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 英企業の3分の2以上は,SNSをブロックし,従業員がSNSを利用できないようにしているという。

 Telegraphによると,The Metropolitan Police, British Gas ,Lloyds TSB などの主要企業は,インターネットフィルターによって,就業中に Facebook, MySpace, Bebo ,Hotmailなどを閲覧できないようにしている。

 Business Week誌サイトの記者ブログは噛みついていた。企業がSNSを締め出すのはナンセンスと・・。



◇参考
・Facebook: The newest site for companies to block(a shel of my former self)
・Facebook banned by City firms ( Telegraph)
・Companies Blocking Facebook(businessweek.com)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 07:25 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web2.0 SNS CGM

米国産のSNS,グローバル市場でも急成長続く

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 米国のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は,グローバル市場ではまだまだ急成長を続けている。

 comScoreが,米国の代表的なSNSサイトの6月測定データを発表した。世界市場で月間ユニークビジター数が1000万人を超える米SNSを取り上げている。最初の表は,月間ユニークビジター数である。いずれも,前年同月比50%増である。やはり,非学生にも開放したFacebookの成長が目立つ。月間ユニークビジター数が1000万人を超える米国産SNSサイトが7サイトもひしめき合っている。

SNS.JPG

 次の表は,1日当たりの平均ビジター数である。Facebookのビジター数がMySpaceの約半分である。MySpaceの独占とは言えなくなってきた。

SNS0707a.JPG

 次は,各SNSサイトについて,世界州別のシェアである(表では北米とアジアパシフィックだけを掲載)。MySpaceとFacebookは,米国を主要市場としており,アジアパシフィック市場では食い込めていないのが興味深い。

SNS0707b.JPG


◇参考
・Social Networking Goes Global(プレスリリース)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月25日

Facebook向け主要アプリ,ユーザー数が驚異の急増を

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 FacebookがSNSプラットフォームのオープン化を実施してから,2ヶ月近くになろうとする。堰を切ったように,新興のサードパーティーからFacebook向けWebアプリケーションが相次ぎ登場。既に,Widget形式のWebアプリケーションが2000種を超える。

 その中で,人気のあるWidgetを複数本,送り出しているSlide, Rockyou ,HotorNotの3社は,Facebook効果でユニークユーザー数を急増させている。

*Slide, Rockyou ,HotorNotが提供しているFacebook向けWidgetの例
FacebookSlideRockyouC.JPG


 以下は,Quantcastが発表したグラフである。5月を100%とした時の6月のユニークユーザー数である。
*米ユニークユーザー数(青がSlide, 緑がRockyou ,赤がHotorNot)

FacebookSlideRockyouA.JPG

*世界のユニークユーザー数
FacebookSlideRockyouB.JPG

 各社のデイリーのユニークユーザー数は次の通り。5月データと最新データを示す(Quantcastのデータ)。
 Slide:米,312,000 → 1.1 million (265%増)
    :世界,753,000 → 2.3 million(207%増)

 RockYou:米 ,145,000 → 521,000(228%増)
    :世界,286,000 →1.3 million(339%増)

 HOTorNOT:米,182,000→350,000(98%増)  
     :世界,289,000→722,000(152%増)

 3社とも波に乗っているベンチャーではあるが,明らかにFacebook効果もあって6月以降ユーザー数が爆発的に増えている。

 現在は,アプリケーション提供者とプラットフォーム提供者(Facebook)との間は,集客の面から蜜月関係にある。だが,広告事業などのマネタイズが絡み出すと綱引きが始まる。いつまでも,プラットフォームの“タダ乗り”は続かない。両者とも,その認識はあるようだ。

 Slide, Rockyou ,HotorNotなどのように,ある程度の規模のアプリケーション提供者は,自前のサイトでもサービスを提供している。これらのサイトは一種のSNSでもあるだけに,本来ならば,自前サイトでユーザーに直接サービスを提供したい。だがユーザーを増やすには,Widget形式で外部の各種プラットフォームで利用してもらわざるえないのだ。

 iLikeのように,自前サイトで提供していたサービスを強化して,FacebookアプリケーションとするWidget提供者も現れてきている。Facebookのプロフィールページで利用される限りにおいては,ユーザーのプロフィール情報を把握できるので,マーケティング上は大きなデメリットにはならない(競合他社にも筒抜けだが)。


●分野別Facebookアプリケーション(日本時間7月24日23時)
Facebook070724.JPG


◇参考
・Applications on the Popular Platform Drive Substantial Traffic to Widget Publishers' Sites(Quantcast)
・音楽SNSサイト“iLike”,Facebookを飛躍台に1週間で100万会員獲得(メディア・パブ)
・Surprise: Facebook apps may help grow home sites(VentureBeat)
タグ:Widget Facebook

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posted by 田中善一郎 at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(4) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月18日

Widgetコンテストの受賞作品,優れているが怖い

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 先週,Widget関連のカンファレンス“WidgetCon”(Freewebs主催)が開催された。そこで,“The Big Widget Challenge”と称するWidgetコンテンスとが実施され,Ernesto Quezadaの“ Moving Earth”が選ばれた。

 その受賞Widgetを以下に貼り付けておく。



 Google Mapと最新の地震情報とのマッシュアップWidgetである。地震情報はthe United States Geological Survey (USGS)の Earthquake Hazards Programを利用している。地球上で次々と発生している地震がWidget地図上で示され,発生地点をクリックするとその地震の詳細情報が得られる。こうした情報サービスは以前から存在していたが,Widgetの形で提供されると便利である。

 ビジュアルで出来の良いWidgetだけど,中越沖地震の後だけに,このWidgetを眺めていると怖くなる。まさに,このWidgetのタイトル通り,地球は揺れ動いているのだ。


◇参考
・And The Winner Is...(WidgetCon Blog)
タグ:Widget

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posted by 田中善一郎 at 14:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月12日

Facebook vs MySpace,FBの開放路線でトラフィックに変動が起こったのか?

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 MySpaceの独走で固まってきていた米SNS市場。だが5月末にFacebookが実施したオープンプラットフォーム化は,新たな刺激を引き起こし市場を一層活性化するのではとの期待が渦巻いている。

 6月に入って,そのオープンプラットフォーム向けにWidget型Webアプリケーションが続々と生まれてきており,Facebookの追い上げが期待されている。

 ブログGigaOMが,comScoreの6月データを入手し,MySpaceとFacebookのトラフィックを比較していた。以下が,両サイトの月間ユニークユーザー数と月間ページビュー数である。

MySpaceFacebook0706.JPG
(ソース:comScore)

 Facebookのユニークユーザー数は,1ヶ月間で130万も人増え(前月比4.9%増),勢いを見せつけている。ただ,ページビューは逆に減っている。理由がどうも分からない。Widgetのアプリケーションを実行しても,ページビューをカウントしないのかもしれない。ページビューをサイト評価に使わない流れにあるものの,少し気掛かりではある。

 どっちにしろ,FacebookはSNS市場の台風の眼である。最初のオープン化宣言は,昨年9月に同サイトを一般のユーザーにも開放し,学生向けSNSから脱却したことだ。この結果,昨年後半から,以下のように,ユニークユーザーもページビューも急増してきている。

Facebook0607.JPG
(ソース:comScore)

 ユーザーの年齢層も,以下のように拡大した。 

FacebookAudience.JPG
(ソース:comScore)

 この1年間の変化(今年6月と昨年6月)をMySpaceと比較すると,以下のように,勢いの差がはっきりと出ている。

Facebookの年間成長率
・ユニークビジター:+103%
・ページビュー:+143%

MySpaceの年間成長率
・ユニークビジター:+35%
・ページビュー:+54%


◇参考
・Facebook vs MySpace: The Tale of the Tape(GigaOM)
・Facebook Sees Flood Of New Traffic From Teenagers And Adults(comScore,プレスリリース)


タグ:Widget Facebook myspace

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posted by 田中善一郎 at 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月10日

GoogleとYahoo,本腰を入れてSNSに再挑戦か

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 GoogleとYahooの両巨頭とも,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)には今ひとつ乗り切れていなかった。

 GoogleはOrkutでSNS市場に一早く乗り込んではいた。だがブラジルやインドで人気を博しているが,米国内では本腰が入っていなかったこともあって影が薄い存在に終わっている。一方のYahooも,Facebook買収が失敗するなどSNSプロジェクトには手を焼いている。

 ところが今やSNSはWeb2.0時代の主役的な存在に浮上している。さらにこれからのWebアプリケーションの多くが,SNSプラットフォーム上で利用されていくかもしれないのだ。

 GoogleやYahooも無視できない。本気で動かないと・・・。と言うことを察知したかのように,米国のブログがGoogleとYahooがそれぞれ,新世代SNSを手掛けていると伝えている。

 ブログGoogle Operating Systemによると,Googleがthe Carnegie Mellon University(カーネギーメロン大学)と組んで,“SocialStream”と称するSNSを開発中である。またブログTechCrunchによると,米Yahooは“Mosh”と称するSNSをテスト中である。

 GoogleのSocialstreamには,デモビデオがあるので,それを視聴した方が概要がつかめる。以下に,そのビデオを貼り付けておいた。


(上をクリックすると動画に)

GoogleのSocialstreamではソーシャルネットワーク間の円滑な連携を実現しているという。Blogger, Flickr , Picasa Web Albumsのようなソーシャルデータをシームレスに共有したり,それらのデータを共有する者同士のコミュニティーが生まれるようになっているようだ。まだ理解できていないのだが,米国SNSの潮流になっているオープンSNSをさらに推し進めるサービスと言えそうだ。

 一方のYahooのMoshは,同社のオフィス内でテスト中という。Yahoo's360の代替となるのかな。Yahooが買収したFlickrやMyBlogLogと統合させるのかもしれない。

 でも,今から本気になって再挑戦してみても,MySpaceやFacebookと戦えるのだろうか。

◇参考
・Google's Social Networking Projects(Google Operating System)
・Mosh, Yahoo’s New Social Network Initiative(TechCrunch)

タグ:google yahoo

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posted by 田中善一郎 at 07:22 | Comment(0) | TrackBack(3) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月09日

SNS利用率,日本が12ヶ国中11位と低い

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 日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)利用率は,世界の主要国と比べるとかなり低いかもしれない。

 Ipsosが昨年末に実施した調査によると,以下のグラフのように,日本のSNS利用率は主要12ヶ国中で11位と低い結果になった(クリックで拡大表示可能)。

SNSIpsos0707.JPG

 これは,世界12ヶ国でランダムサンプリングした大人6533人を対象にして,昨年11月〜12月に実施した調査結果である。調査した国は以下の通り。

Brazil(都市), Canada, China(都市), France, Germany, India(都市), Japan, Mexico(都市), Russia(都市), South Korea, U.K., U.S.

 ただしBRIC( Brazil,Russia,India,China)などのように,都市部だけしか対象にしていない国もある。過去30日間にSNSサイトに訪れた大人の割合が,日本はわずか9%と12ヶ国中11位となっている。韓国は55%で,米国は24%である。都市部に限定するにしても,ブラジルが41%で,中国が27%とは驚きである。

 日本はどうしてSNS利用率が低いのか。モバイルSNSが調査対象外のためと邪推したのだが,モバイルSNSの利用もカウントしているようだ。大人しか対象にしていないため利用率が実際より低くなるだろうが,他国も同じ条件のはず。招待制が中心のためなのか,それともまだSNSの発展途上国なのか。


◇参考
・Online Video And Social Networking Websites Set To Drive The Evolution Of Tomorrow’s Digital Lifestyle Globally
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 08:11 | Comment(1) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2007年07月05日

音楽SNSサイト“iLike”,Facebookを飛躍台に1週間で100万会員獲得

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 iLike.JPG

 音楽系SNSで今,最も勢いのあるサイトはどこ? Reutersの記事によると,
iLikeである。

 この1週間で,新規会員数を100万人近くも増やしたというではないか。iLikeは昨年10月に生まれ,半年以上過ぎた5月に会員数が300万人に達した中堅クラスのサイトであった。ところが,その2倍以上の400万人以上もが,この1ヶ月間少々で新たに加入したから凄い。

 なぜ? 種明かしがある。Facebookのオープンプラットフォーム向けに,iLikeサービスを始めたからだ。つまり,この爆発的な急成長は,Facebookのお陰なのだ。

 Facebookのプラットフォーム開放に合わせて,Facebook向けiLikeサービスが始まった。出足から人気が高かったが,1ヶ月後の今も,会員を増やし続けている。FacebookアプリケーションのRecently Popularでは,以下のようにトップに返り咲いていた。

iLikeTop.JPG


サードパーティにとって,FacebookとMySpaceでは雲泥の差が

 ここで,見逃せないことがある。実は,iLikeのWidgetは以前から用意されていたが,SNSの巨人であるMySpaceには,この5ヶ月間で数10万Widgetしかダウンロードされていないという。つまり,MySpaceユーザーの数10万人しかiLikeをマイページ上で利用していないのだ。それに引き替え,わずか1ヶ月間でFacebookユーザーは約400万人もが飛びついたのである。

 単にプラットフォームを開放しただけで,どうしてこのような大きな違いが生まれるのか。そこで実際に,FacebookからiLikeアプリケーションを登録してみた。すると,以下のように,すぐにiLikeが利用できた(以前に,iLikeを登録した覚えがない。どうもFacebookユーザーはiLikeの登録が要らないようだ)。

*Facebook上のiLikeアプリケーション(クリックで拡大表示)
Facebookilike.JPG

 iLikeアプリケーションは,今の勢いを保つために,以下のiLike Challengeのような新サービスを提供している。これは,曲当てのクイズで,正解者はポイントがもらえる。

*iLike Challenge(クリックで拡大表示)

iLike Challenge.JPG


 一方で,MySpaceユーザーがiLikeを使う場合は,WidgetをMySpaceのマイページに貼り付けて,その後iLikeのサイトに飛んで登録しなければならない。使い勝手が悪い。

 FacebookがWebAPIを公開して,プラットホームを開放すると言うことは,サードパーティにとってプラットフォームと密着した質の高いアプリケーションを提供できることのようだ。MySpaceもオープン化を急ぐのも頷ける。


◇参考
・iLike Has Five -- No, Wait! -- Six Million Registered Users(プレスリリース)
・Facebook helps iLike stand out in Internet crowd(Reuters)
・Small changes make a big difference(iLike Team Blog)
・Facebook向けWidget,100万ユーザークラスが次々と(メディア・パブ)
タグ:Widget

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2007年07月03日

iフォンとFacebook,Webアプリの新世代プラットフォームへ

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 今,最もワクワクするキーワードは? “iPhone”と“Facebook”でなかろうか。

 WebベースのアプリケーションをWidget形式で提供していこうとするサードパーティー開発者にとって,iPhone向けとFacebook向けは,とりあえず手掛けたい。共に,ケータイやPCのWebOS的な存在になるかもしれないからだ。

 オンラインオフィス(Office Suite)で台頭してきたZohoも,いち早くiPhone向けとFacebook向けのアプリケーションを提供し始めた。ワープロ,表計算,プレゼンのZoho アプリケーション (Writer, Sheet and Show)が,iPhone上やFacebook(マイページ)上から利用できるのである。

 iZoho(iPhone向けZohoオフィス)は,LifehackerがiPhoneアプリのトップ10に持ち上げているように,早くも注目されている。そのiZohoのビデオクリップが同社の公式ブログで見つけたので,下に貼り付けておく。



 そして昨日には,Facebook用アプリケーションとしても登録され,Facebookのマイページ(プロフィールページ)からZohoオフィスが使えるようになった。以下は,登録用の申し込み画面である。マイページ上の画面例はこちらで。

zohoFacebook.JPG

 Googleが助成金を付けてまで,サードパーティーによるWidget開発を支援することになった。さすがのGoogleも焦り始めたか。新プラットフォームの流れが本物になると,NokiaとかGoogleもおちおちとしておれない。

 でもしばらく日本では無縁の話か・・・・。


◇参考
・iZoho on iPhone - Video(Zoho Blogs)
・Zoho Apps on Facebook (Zoho Blogs)
・iZoho - Zoho for iPhone (Zoho Blogs)
・iPhoneアプリのトップ10とは(メディア・パブ)
・NYTimesもが取り上げた無料のWebベースソフト (メディア・パブ)
・GoogleやMySpace,Facebookへの流れ阻止に動き始めた(メディア・パブ)

タグ:Widget Facebook iPhone

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2007年07月02日

GoogleやMySpace,Facebookへの流れ阻止に動き始めた

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 サードパーティーのWidget(ウィジェット)クリエーターが,Facebookプラットフォーム向け開発に雪崩れ込んでいる。今なら,Facebookのアプリケーションディレクトリーにちょっと気の利いたWidgetを登録すれば,100万人くらいのユーザーを獲得することも珍しくないからだ。

 米SNS市場を事実上独占しているMySpaceも,いつまでも傍観しておれない。2番手Facebookにサードパーティー開発者がラッシュしているのに対して,何らかの対抗策を打つ必要がある。MySpaceの共同創立者であるChris DeWolfe氏は英Financial Timesのインタビューに,次のように応じている。
“The [Facebook] platform is interesting,” Mr DeWolfe said in an interview with the Financial Times. He argued MySpace’s current technology approach gave its users many of the same benefits but said: “We’ll probably offer users the choice of both.”

 The aim was to attract more online companies to create services for MySpace’s users. “We’ll be bringing in more developers.”
 MySpaceもサードパーティー開発者を引き付けるためにも,何らかのオープン化を用意していきたいようだ。

 またビジネスパーソン向けの人気SNSであるLinkedInも,同社SNSのオープン化を9ヶ月以内に実現すると明言している。

 これから多彩なWebアプリケーションは,Widgetの形でSNSプラットフォームにも流通し利用されていくはず。さらにWidgetが有力な広告メディアにもなりそうだ。SNSプロバイダーにすれば集客力を高めるためにも,できる限り多くの魅力あるWidgetを取り込みたい。米国のSNSではオープン化は避けられそうもない。

 Widgetビジネスについては,GoogleやYahooもサードパーティーへの働きかけを急ぎたい。Googleは6月27日に,“Google Gadget Ventures”と称するパイロットプログラムを設立し,サードパーティーのWidget開発者支援に乗り出した(Googleでは,WidgetのことをGadgetと呼んでいる)。週当たり25万ページビューを集める人気Widgetを開発すれば,5000ドルの補助金を出す。さて,どれくらいのサードパーティーを呼び込むことができるやら・・・。

 それよりも驚いたのは,つい先ほど,Yahoo! Music VideoがFacebookアプリケーションに加わったことだ。Yahoo! Music Video上のアーティストの音楽ビデオを,Facebookのマイページに貼り付けることができる。

FacebookYahoo.JPG

 YahooとFacebookが以前に接近しているとの噂が飛び交っていたが・・・・。

* FacebookでのYahoo! Music Videoの紹介ページ
FacfbookYahooMusic.JPG


◇参考
・MySpace to follow rival’s lead(FT.com)
・Facebook spreads its web wider(FT.com)
・Google Gadget Ventures(Google Code Blog)
・LinkedIn Said To 'Open' In 9 Months' Time(profy)
・Facebook旋風,米国のWebアプリ市場を変える勢い(メディア・パブ)
タグ:Widget Facebook

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posted by 田中善一郎 at 18:53 | Comment(0) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2007年06月30日

Facebook旋風,米国のWebアプリ市場を変える勢い

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 インターネットの新プラットフォーム誕生とか,待望のインターネットOSの出現と,一部のgeekにもてはやされているFacebookの開放SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。


 その開放SNSをFacebookが宣言して,ちょうど1ヶ月が経った。そこで,どうなっているかを調べるために,Facebookのサイトを覗いてみた。予想を超える繁盛ぶりだ。以下に,Facebookのオープンプラットフォーム向けに登録された人気Widgetを掲げる。ユーザーのマイページ(プロフィールページ)に貼り付けられている上位25のWidget型Webアプリケーションである。

FacebookPopularAppLogo.JPG

 トップ20位のWidgetについては,マイページに貼り付けたユーザー数とそのWidgetに関するレビュー数も示しておく(今朝のデータ)。1位のTop Friendは,700万を超えるユーザーによって利用されている。20位のWidgetでも,100万人を超えるユーザーが自分のマイページに貼り付けている。

FacebookPopularWidget070630.JPG

 この人気を受けて,サードパーティー企業によるWidget型アプリケーションの開発もますます熱が入ってきた。登録Widget数も,Facebookのオープン化宣言の10日後には120種であったのが,1ヶ月後の現在は1200種を越える。以下に,カテゴリー別の登録Widget数の推移を示す。

FacebookAppCategory.JPG

 SlideやRockYouのようなWidget専門プロバイダーだけではなくて,個人もFacebook向けWidgetを作り始めている。“Where I've Been”と称するWidget もそうである。ユーザーが訪れた国や,今後いきたい国や,現在の住んでいる場所を,色分けできる地図アプリケーションである。100万人近いユーザーが既に利用している。

FacebookAma.JPG


 このようにFacebookのオープン化プラットフォームが起爆になって
,WebアプリケーションをWidgetを介して提供する動きが活発になろうとしている。


◇参考
・Facebookが今日にも開放路線を発表,SNSがOSの役割を(メディア・パブ)
・米国で開花したWidget市場,早くもFacebook上が激戦場に(メディア・パブ)
・Facebook向けWidget,100万ユーザークラスが次々と(メディア・パブ)
・Widgetが1億7800万人にリーチ,強力な広告メディアになりそう(メディア・パブ)


タグ:Widget SNS Facebook

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posted by 田中善一郎 at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(3) | Web2.0 SNS CGM
2007年06月24日

“Second Earth”,Google EarthとSecond Lifeを組み合わせると何が?

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MIT 0707.JPG

 World Wide WebからWorld Wide Simへ。

 Second Lifeのような仮想社会と Google Earthのようなマッピングアプリケーションを組み合わせるとどうなるのか。3次元のビジュアル環境がインターネットの世界を変えていきそうだ。いずれ3次元インタフェースが浸透していくだろうし。

 MITのTechnology ReviewのJuly/August号に,Wade Roush氏が執筆した“Second Earth”というタイトルの記事が掲載されている。かなり長文の記事で,それに加筆した形の記事がオンラインで閲読できる。バーチャル(仮想)世界とリアル(現実)世界とがかち合うと,どういうことが起こるのかを,いろんな角度からまとめているようだ。

 仮想社会の分野で仕事をやっていこうとする人には,役立つ記事であろう。どなたか読んで,解説してくれると有り難いが・・。

 Second Earthという用語は,これまでも時々,見たことがある。例えば,3年前のBBC Newsに,“US military creates second Earth”という記事があった。

 Technology Reviewの原文を読めば,どういうことが実現していくのかを把握できるのかも。3次元世界Google Earthの上空をユーザーのアバタが飛び回ることなら,今でもかなりできそうだが。さらに将来だが,世界中に何百万のセンサーを配置し,それとGoogle Earthと連動させるという話を聞いたことがある。つまりリアルタイムのビジュアル環境を提供するGoogle Earthである。これとSecond Lifeと組み合わせるとどうなる。好天のアルプス越えや,猛吹雪のエベレスト登頂も体験できるのかな。
 

◇参考
・Second Earth(Technology Review)
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posted by 田中善一郎 at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(11) | Web2.0 SNS CGM
2007年06月14日

Widgetが1億7800万人にリーチ,強力な広告メディアになりそう

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 Widgetが強力な広告メディアになりそうだと,WSJが伝えている。

 Widgetは,既に世界で1億7780万人のインターネットユーザーにリーチしている。これは,Slide, RockYou, PictureTrailなどのWidgetを今年4月にcomScoreが測定した結果である。

 また,トップSlide社のWidgetだけでも,comScoreの4月調査によると,1億1700万人が閲覧しているという。世界のインターネット人口の14%に相当する。

 SNSを主舞台にするWidget広告の展開がいよいよ本格化しそう。

widget comscore1.JPG

 以下は,世界州別の測定結果データである。北米では,インターネットユーザーの40%が毎月一度はWidgetに接している。さらに,後で説明するように,Widgetの範囲を拡大すれば,もっと浸透していることになる。

widget comscore2.JPG


Widgetの定義があいまい

 今回のように,第三者の調査会社がWidgetの測定結果を発表したことは,Widgetが広告メディアとして本格的に離陸する弾みになろう。

 ただし,問題もある。Widgetの定義である。上記のトップ10にBrightcove が入っているのに,YouTubeが外れているのはなぜ?また,Photobucket(最近,MySpaceが買収)が4位と低いのも解せない。

  comScore Widget Metrix サービスが始まったばかりなので,これから改良が加えられるはず。今回の測定では,デスクトップWidgetも除外されているようだ。また,flash ベースのWidgetしか対象にしていない可能性もある。

 現在,プラットフォームを始めとして,Widgetの流通の仕組みが混沌としており,特にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上での広告ビジネスの枠組みについての議論がこれから本格的に始まる段階である。

 ともかく,Widgetビジネスが,これから面白くなりそうだ。


◇参考
・“comScore Widget Metrix” Service Launched to Track Widget Usage Across the Web(プレスリリース)
・Slide Surpasses 117 Million Unique Monthly Viewers According to comScore(プレスリリース)
・'Widgets' May Snag More Ads (WSJ.com)
・Widgets Already Ready for Prime Time(MediaPost Publications )
・Facebook向けWidget,100万ユーザークラスが次々と(メディア・パブ)
・米国で開花したWidget市場,早くもFacebook上が激戦場に(メディア・パブ)
・
タグ:Widget SNS 広告

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posted by 田中善一郎 at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2007年06月11日

世界の経営者はWeb2.0をどう見ているのか;英エコノミスト調査より

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 英The Economistが,世界の経営者(senior executive)406人を対象にWeb2.0調査を2007年1月に実施し,その結果の報告書“Serious business Web2.0 goes corporate”を公表した。22ページ分のpdfファイルを無料でダウンロードできる。

 まず経営者が考えているWeb2.0とは何なのか。Web2.0を特徴づけるコンセプト/技術として,次のような項目を挙げている。

*Web2.0のコンセプト/技術とは(複数回答)
・Enableing users to easily create content(58%)
・Social networks(57%)
・Collaborative content creation(54%)
・Leveraging collective intelligence through tagging(39%)
・Online search(37%)
・Instant messaging(33%)
・Applications that harness netwirk effects(%)
・e-mail(30%)
・Website analytics(26%)
・Web mash-ups(23%)
・Chat rooms(20%)
・Online availability of press releases(18%)
・Open APIs(17%)
・Product review sites(17%)

 ユーザーのコンテンツやコミュニティーが重要であると認識しているようだ。

 自分の会社が情報共有や協調作業などでWeb2.0を採用しているかの問いに対しては,次のようになっている。現在既に採用していると答えた経営者の割合と,2年以内に採用予定と答えた割合が示されている。

economist web20 a.JPG

 3割強の経営者が,オンラインコミュニティーやブログ/wikiを既に自社で採り入れていると答えている。また,マッシュアップを2年以内に実施したいという企業が多かった。


 Web2.0関連の投資を通して,売上増と経費節減を期待している。まず新しい製品やサービスなどを提供することによって,次のような項目で新たな売上を生み出したいと見込んでいる。

economist web20 b.JPG

 次のような項目で,経費節減も目論んでいる。

economist web20 c.JPG


 こうしたWeb2.0を特に適用していきたい分野は次の通り。

Marketing & sales(54%)
Costomer Service(47%)
Information & research(28%)
IT(17%)
Strategy(14%)
Operation(14%)
General management(14%)
R&D(13%)
Supply-chain management(11%)
Finance(10%)

 やはり,マーケティングや営業,顧客サービスが中心となる。ユーザーとの接点を,Web2.0で強化したいと言うことか。



◇参考
・Serious business Web2.0 goes corporate(The Economist)

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posted by 田中善一郎 at 07:51 | Comment(0) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2007年06月08日

Facebook向けWidget,100万ユーザークラスが次々と

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 これからのコンテンツ流通や広告メディアに,大きな影響を及ぼすかもしれないWidget。そのWidgetの今後を占う意味でも,Facebook向けWidgetの動きが気になる。

 SNS第2位のFacebookが,公式にプラットフォームをサードパーティーに開放してから2週間が経った。現在,約130種のWidgetが,FacebookのApplication Directoryに掲載されている。現在の人気Widgetのトップ5は次の通りである。

Facebook widget top5.JPG

 上から4位までのWidgetは,既に100万人以上のFacebookユーザーを獲得している。トップのソーシャル音楽ネットワークiLikeのWidgetは,200万人以上のFacebookユーザーによってマイページ(プロフィールページ)に貼り付けられていることになる。

 スライドショーWidgetメーカーとして人気急上昇のRockYouも,Facebook向けWidgetでは活躍が目立つ。話題になっているHoroscope Widget(Mashableの記事)も120万人以上のFacebookユーザーが飛びついている。レビュー数も8700と多い。そのWidgetを貼り付けたユーザー以外の人も利用することができるので,実際のユーザー数は更に増えることになる。

 昨日新たに,Flickrの写真をFacebookユーザー間で共有できるWidgetが登録されていた。ここで興味深いことは,このWidgetはFlickrによって作成されたモノではないことだ。Widgetの世界も,UGC(ユーザー作成コンテンツ)が幅を効かせそう。やはり,オープンなプラットフォームは可能性が広がる。

Flickr Facebook.JPG

 現在,FacebookのApplication Directoryに登録されている130種のWidgetのカテゴリー別数は次の通り。

130種類
Alerts (4)
Business (8)
Chat (10)
Classified (5)
Dating (6)
Education (5)
Events (7)
Fashion (6)
File Sharing (9)
Food and Drink (3)
Gaming (8)
Just for Fun (53)
Messaging (14)
Mobile (6)
Money (4)
Music (15)
Photo (19)
Politics (3)
Sports (3)
Travel (4)
Utility (17)
Video (13)



◇参考
・米国で開花したWidget市場,早くもFacebook上が激戦場に
タグ:Widget SNS Facebook

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posted by 田中善一郎 at 11:01 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web2.0 SNS CGM
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