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2010年12月22日

新ソーシャルゲーム「CityVille」が1ヶ月未満で5000万人ユーザー突破、一気にトップの座へ

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CityVille.jpg

 Zyngaの新しいソーシャルゲーム「CityVille」が、サービス開始後1ヶ月未満で早くも5000万人の新規ユーザーを獲得、今週にもMAU(Monthly Active Users)で「FarmVille」を追い抜き首位の座に就く勢いである。

 Inside NetworkのAppDataの最新データによると、米国時間12月22日におけるCityVilleおよびFarmVilleのMAU/DAU(Daily Active Users)は次のようになっている。トップの座を居座っていたFarmvilleが、22日現在まではまだ首位を明け渡していない。


CityVillevsFarmVille20101222b.jpg

 だが、今週にも、MAUでCityVilleがFarmVilleを抜き去りそうである。CityVilleは12月に入ってサービスを開始したことになっているが、爆発的に利用が増えたのはこの2週間である。12月8日までのアクティブユーザー数が172万人であったのが、12月22日に5472万人に達している。2週間で約5000万人以上が新たに利用し始めたことになる。驚くべきロケット発射である。この勢いでは、間もなくFarmVilleに追いつくのは間違いない。 

 CityVilleおよびFarmVilleのMAU/DAUの推移を、おなじくAppDataから転載する(クリックで拡大表示可能)。上段のCityVilleは12月からの推移、下段のFarmVilleは過去1か月間の推移である。FarmVilleはもうこれ以上伸びることがなさそう。一方、CityVilleはロケット発射の勢いが少し鈍ることがありそうだが、ここしばらく急成長しそう。MANで明日にも、DAUで今週末にFarmVilleを追い抜くことになるのだろう。

CityVillevsFarmVille20101222a.jpg

 今後の展開で注目されるのは、CityVilleが史上で最も人気の高いソーシャルゲームにのし上がるかどうかである。FarmVilleのこれまでのピーク値はMAUが8376万人で、DAUは3248万人である。CityVilleのDAUの伸びがやや鈍化し始めているのが気になるが、今の勢いではFarmVilleのピーク値にもたどり着きそう。

 どうしてCityVilleが驚異的なロケット発射を成し遂げたのか。集中的な広告や同社の他ゲームとのクロスプロモーションに加えて、米国外向けにローカル化を施したこと、これまでのゲームに比べて質が向上したこと、それ口コミで友人に参加を促すためのユーザーへのインセンティブ付与などが、急発射の理由として考えられる。このなかで決定打は、クロスプロモーションではなかろうか。今回のCityVilleのプラットフォームはFacebookであるが、ZyngaのFacebook向け全ゲームの月間アクティブユーザー数(総計)は約2億5000万人である。2億5000万人の既存ゲームユーザーに向けて、CityVilleを売り込んだわけだ。


◇参考
・CityVille could surpass FarmVille’s 56M users in a few days(VentureBeat)
・At 48 Million Players, CityVille Could Pass FarmVille Within Days(Inside Social Games)
・With Over 20 Million Users, CityVille Is Already a Metropolis(Inside Social Games)
・Facebook Shows Application Requests in the Notification Channel in Potentially Significant Test(Inside Facebook)



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posted by 田中善一郎 at 18:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年12月17日

250億ツイートの中で、今年最もパワフルな「つぶやき」とは

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 米Twitterが、2010年のツイッターに関する各種ランキングを発表しているので、そのさわりを紹介する。

 これまで発表したのは次の4つ。
@THE10 MOST POWERFUL TWEETS of 2010
ATOP 10 MOST RETWEETED TWEETS
B2010 TRENDS ON TWITTE
CWHO'S NEW ON TWITTER 2010

 @は最もパワフルなツイート(つぶやき)のトップ10である。今年1年間、世界中で250億回のつぶやきが発信されたが、その中からツイッターがいかにパワフルなメディアであるかを誇示するつぶやきを、Twitter社が選んでいる。トップはジャーナリストAnn Curryの次のツイート。Dateline NBCの人気アンカーウーマンである彼女が、ハイチ地震の救済でハイチに向かう国境なき医師団が入国できるよう、米空軍(@usairforce)あてに直訴したツイートである。ちなみに彼女のツイッターアカウントには、現在1,014,953人のフォロワーが付いている。蛇足であるが、彼女の母親は日本人。

TwitterPowerful2010no1.jpg

 2位は、ホワイトハウスの次のツイート。ロシアのメドベージェフ大統領が確かTwitter本社を訪問した時に、初めてつぶやいていたが、そのつぶやきに対してホワイトハウスがツイッターへようこそと歓迎のつぶやきを返している。オバマ大統領は、もはやホワイトハウスとクレムリンを結ぶ直通電話は要らないと、言ったとか・・・。

TwitterPowerful2010no2.jpg
 3位〜10位のツイートはこちらで。


Aはリツイート回数の多いツイートのランキングで、トップ10を選んでいる。
 トップはTVパーソナリティのStephen Colbert氏のツイートで、メキシコ湾原油流出事故について皮肉ったもの。同氏のツイッターアカウントのフォロワー数は1,899,308人。
retweet2010no1.jpg

 2位はミュージシャンの Drizzy Drake 氏のツイートだが、なかなか含蓄のあるつぶやきである。彼のツイッターアカウントも人気があり、1,543,518人のフォロワー数を抱えている。

retweet2010No2.jpg
 3位〜10位のツイートはこちらで。


 Bでは、ツイートで話題になったキーワードのトップ10.米国では、長引く原油流出事故について、つぶやかざる得なかったのかも。

Top 10 Twitter Trends of 2010
1. Gulf Oil Spill
2. FIFA World Cup
3. Inception(映画)
4. Haiti Earthquake
5. Vuvuzela
6. Apple iPad
7. Google Android
8. Justin Bieber
9. Harry Potter & the Deathly Hallows
10. Pulpo Paul

 Cは今年からつぶやき始めた有名人を紹介している。Bill Gates、Dalai Lama、Tiger Woodsなどなど。



◇参考
・#Hindsight2010: Ten Most Powerful Tweets(twitter blog)
・#Hindsight2010: The Year’s Most Retweeted Tweets(twitter blog)
・#Hindsight2010: Top Trends on Twitter(twitter blog)
・TWITTER 2010: YEAR IN REVIEW(twitter.com)
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posted by 田中善一郎 at 00:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年12月10日

米国では大人の6%しかツイッターを使っていない

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 "8% of online Americans use Twitter"というタイトルのレポートをPew Internetが発表した。米国のインタネットユーザーの8%がTwitterを使っているとの調査結果である。しかし実際は米国の大人でインタネットを利用している割合は74%となっているので、米国の全大人のうち約6%がTwitterを使っていることになる。

 Pewの調査では一般に、ランダムサンプリングした18歳以上の大人に対して電話インタビューする場合が多いが、今回の2010年11月に実施した調査では、オンライン利用の大人を対象に、つまりインタネットユーザーを対象に、“Do you use Twitter?”と質問し、回答者の8%がTwitterを使っていると答えたわけだ。そこでインタネットを利用していない大人も含めると、米国大人の6%しかTwitterを使っていないことになる。Twitterユーザーは大人の10%くらいに達していると思っていたのだが・・・。

 ひとつ前の記事のSocialbaker調査によると、米国でのFacebookユーザー数は1億4700万人で、全人口の47.32%にFacebookが浸透していた。赤ん坊も含めた浸透率である。米国の大人だけを対象にすれば、50%をはるかに超える人たちがFacebookを利用しているはずだ。米国では、FacebookとTwitterの浸透率が1桁くらい違うということか。

 今回の調査では性別、年齢別、人種別にTwitterの利用率を、次の表のように示している。女性と若年層で利用率が高いのは予想通りであるが、人種別で白人(ヒスパニックを除く)が5%と低くヒスパニックが18%と高いのが意外である。どうも、今年、ラテンアメリカで爆発的にTwitterユーザーが増えた(前年比300%増)ことが大きな要因のようだ。

TwitterPewDemographic201012.jpg

 次は、他人のツイートをどれくらいの頻度でチェックしているかの調査結果である。Twitterユーザーの36%は毎日ツイートをチェックしている。

TwitterUserCheckPew201012.jpg

 次は、Twitterでのいくつかの行動について、それらの頻度を比較している。

TwitterActivitiesPew201012.jpg


◇参考
・8% of online Americans use Twitter(Pew Internet):フルレポート(pdf)

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posted by 田中善一郎 at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年12月07日

フェイスブックユーザーが韓国で急増

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 フェイスブックユーザーの国別の増加数が、Socialbakersから発表された。Facebookからの公式データでないが、おおまかなトレンドを把握できそう。

 最初のグラフは、2010年11月におけるフェイスブックユーザーの増加数の国別ランキングである。月間100万人以上を増やしている国が5ヵ国で、50万人以上となると16ヵ国になる。米国では伸び率が鈍化しているといっても、月間で300万人以上もユーザー数を増やしている。ここで最も気になるのは、フェイスブックのユーザー数が200万人も満たない韓国で、11月に約54万人も一気に増えたことだ。韓国の人口の1%余りが新たに使い始めたことになる。日本でもこのような現象が起こるのだろうか。

Facebook2010NovGrowing.jpg
(ソース:Socialbakers)

 次はフェイスブックユーザー数の多いトップ20か国である。それに、日本と韓国、香港を付けたした。各国の現在のユーザー数に加えて、この半年間の増加数と増加率、それに普及率(全人口うち利用人口の割合)を示している。インドとブラジルが目覚ましい伸び率も見せている。ロシアも最初のグラフで示すように、11月だけで26%も伸ばした。中国を除くBRICsでもフェイスブックが勢いを増しているのだ。ただ、中国はブロックという鉄壁でフェイスブックの進出を阻止している。一方ブロックされていない香港では、全人口の50%以上もがフェイスブックを使うほど根をおろしている。また、半年間の変化でも、韓国の伸び率が約60%と目覚ましい。日本と比べても立ち上がりが急である。今後もその勢いが続くかどうかが注目される。

FacebookUser201011.jpg
(ソース:Socialbakers)

 最後に州別のユーザー数と普及率である。中国に進出できないため、アジアのユーザー数も普及率も低いままになっている。

FacebookWorldwideUser201011.jpg
(ソース:Socialbakers)


◇参考
・Top Growing Countries on Facebook in November(socialbakers)
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posted by 田中善一郎 at 23:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年11月30日

ブッシュ前大統領、自著の販促でFacebookにライブ出演

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 先ほど、ワシントンポストの記事で、前米大統領のGeorge W. Bush 氏がFacebookのライブ映像で登場すると報じていたので、Facebook Live(live video streaming channel)に飛んでみた。ちょうど以下のように、Facebook CEOのMark Zuckerberg氏と法務担当の Ted Ullyot氏の質問にBush氏が答える形でのライブ放送がまっ最中であった。

facebookLive.jpg

 なぜFacebookに? その問いに、Bush氏は
“Because you’ve got a lot of people paying attention to us and I’m trying to sell books,”
と答えた。同氏は今、自著"Decision Points."の売り込みに躍起で、米国民の約1億5000万人にリーチしているFacebookを販促に利用したい。そこで、Palo AltoのFacebookの本社に出向いて、生出演となったようだ。

 また同氏はすでに、FacebookにGeorge W. Bushのファンページを設けている。Bush氏を“好きよ”と、62万人もの人がファンになっている。最近急激に増えているとか。Obamaブームが冷めつつあるなかで、Bushを再評価する声が高まっているのか。 

facebookBushFanPage.jpg

◇参考
・Bush friends Facebook, takes Q&A from Zuckerberg(Washinton Post)
・Live on Facebook: George W. Bush is an "iPad person," uses "the Facebook"(ZDNET)
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posted by 田中善一郎 at 09:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年11月08日

米中間選挙の結果とFacebookの候補者ファン数との関連性は?

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 米国の中間選挙は予想通り、共和党候補の大勝となった。

 ソーシャルメディアでも、共和党支持者の勢いが目立っていた。2年前の大統領選挙の時は逆に、オバマ旋風が吹きFacebookやTwitter、それにYouTubeでも圧倒的に民主党支持者が幅を利かしていた。

 ブログ「All Facebook」では特設ページAll Facebook election statisticsを設け、選挙関連統計データを示してくれている。その中のSenate - Facebook Ratingsでは、FacebookにおけるSenate(上院)の候補者のファン数を比較している。

 今回の上院改選区で、赤い州は共和党候補者のファン数が民主党候補者よりも多い州である。一方青い州は逆に、民主党候補者のファン数が多い州である。今回はオバマ政策を激しく責め立てたい人が多いのだろうか、共和党候補者のファン数が162万人に対し、民主党候補者のファン数は37万人と、大きく差が付いた。

SenateMapsFacebook.jpg

 このようなファン数は組織票で大きく変わるので、ファン数が多い少ないを比べても意味がないと思っていた。でも中間選挙の結果を見ると、Facebookのファン数の多い候補者ほど、選挙でも勝利を収めている傾向が見えるのだが・・・。

 以下は、NYTimes.comがまとめた選挙結果を示すSenate Mapである。上のFacebookの地図と、NYTが作成した下の地図を比べると、青い州と赤い州がかなり一致しているのでは。

SenateMaps2010.jpg


◇参考
・米国の中間選挙、Facebookでも共和党支持に勢い(メディア・パブ)
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posted by 田中善一郎 at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年11月05日

ソーシャルゲームにハマっているユーザーには女性が多い

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 Facebookなどのソーシャルゲームにハマっている人には、どうも女性が多そうだ。

 少し前にAll Facebookがまとめた「 Facebook Games Statistics」によると、Facebookユーザー5億人のうち、53%の人がゲームを楽しんでいるという。驚くことに、そのFacebookゲーマーの69%が女性である。さらにゲーマーの19%は中毒化しているというほど、ゲームに完全にハマっているとか。

FacebookGamer201011.jpg
(ソース:All Facebook)

 またPopCapが今年の初めに、米国や英国のゲームユーザー5000人を対象に実施した調査結果によると、ソーシャルゲームユーザーの55%が女性で、45%が男性であった。またユーザーの年齢層の分布は次のようになった。平均年齢は43歳と意外と高い。その結果、ソーシャルゲーム・ユーザーの平均像として「43歳の女性」が独り歩きした。

SocialGamePlayerAge.jpg
(ソース:PopCap)

 ということで、ソーシャルゲームの世界では女性ユーザーが多そうだが、それだけではなくて金払いも良さそうである。Industry Gamersの記事によると、女性は男性に比べて約2倍、バーチャルグッズ(デジタルグッズ)を購入しているという。Screen Digesの予測によると、ソーシャルゲーム市場は2014年までに15億ドルに達すると見ている。ということで、女性がバーチャルグッズの購入に10億ドルくらい使ってくれそう。

SocialGameWemen1Billion.jpg
(ソース:GameHouse)

 となると、女性をターゲットにしたゲームが増えるだろう。次々とファッション分野のゲームが登場している。また女性向けのギャンブルゲームBlush Bombまでも現れてきた。


◇参考
・10 Mind Blowing Facebook Games Statistics(All Facebook)
・Blush Bomb – An Online Casino Targeting Woman(Casino.com)
・Fashion Addict is the Most Recent Facebook Game to Specifically Target Women(Inside Social Games)
・Average Social Gamer Is a 43-Year-Old Woman( GigaOM)
・Fashion Addict is the Most Recent Facebook Game to Specifically Target Women(Inside Social Games)
・The average social gamer is a 43yr old woman(Medialogue)
・What are the primary demographics (gender, age, ethnicity, etc) of the average social game enthusiast?(Quora)
・Social Gaming Masters(GameHouse Blog)
・Women Spend Twice as Much as Men on Digital Goods(Industry Gamers)
・Social games market worth $1.5bn by 2014(Casual Gaming)
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posted by 田中善一郎 at 07:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年10月22日

米国の中間選挙、Facebookでも共和党支持に勢い

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 共和党の優勢は、Facebook上のソーシャルな世界でも変わらないようだ。

 あと10日近くに迫った米国の中間選挙。2年前の大統領選において、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの活用がオバマ大統領誕生を後押ししたとも言われているだけに、今回の中間選挙においても積極的にソーシャルメディアを利用する候補者は多い。中でもFacebookへの取り組みが注目される。米国でのFacebookの月間アクティブユーザー数が2年前には約3000万人であったのが、今や1億5000人を超えているからだ。

 そこで、Facebookに開設した候補者のファンページが支持者となるファンをどれくらい集めているか、民主党候補と共和党候補とで比較すれば、選挙に向けての両党の勢いの違いをある程度読み取れるかもしれない。WebMediaBrandが発行しているブログ「All Facebook」が、最新の選挙関連統計データを示す特設ページAll Facebook election statisticsを用意していたので、そのページを追ってみる。

 まず各党の候補者ファンページが集めた最新のファン総数が、以下のように示されている。ファン数で比べれば、約3倍近くを集めた共和党が優勢にある。2年前には民主党のオバマ候補がFacebookの若いユーザーから熱い支持を受けていたが、今回は風向きが変わってしまったようだ。上院、下院、州知事のそれぞれで、対決する民主党候補と共和党候補のファン数を比べると、より多くのファンを集めた共和党候補が優位に立っている。

FacebookRatingElection2010.jpg


 たとえば、上院(Senate)の動向を見てみよう。36州をカバーしているが、25州では共和党候補が民主党候補より多くのファン数を集めている。

SenateElection2010.jpg

 次にその上院選挙でカリフォルニア州の例を覗いてみた。ここでは、共和党候補者のCarly Fiorina氏と民主党候補者のBarbara Boxer氏との一騎打ちとなっている。先行している民主党候補が多くのファンを確保していた。ただし最近では共和党候補がファン獲得に力を入れ始めており、少しずつ差を縮めているようである。

Election2010SenateCal.jpg

 共和党候補のFiorina氏といえば、1999年から2005年までHPのCEO(2000年からは会長も兼務)を務めた カーリー・フィオリーナ(Carleton S. Fiorina)さんである。彼女のファンページに飛んでみた。デフォルトで以下のAction Centerページが現れた。なかなか派手な作りだ。ファン数2万人獲得を呼びかけている。

CarlySenateCal.jpg

 日本ほどではなくても米国でも、ネット上の人気とリアルな世界の人気(マスメディアなどの世論調査)とでは食い違うことがあるかもしれない。政治系の新興ニュースメディアのPoliticoの記事で上院選の激戦区の状況を解説していたが、カリフォルニア州の調査ではBoxer氏が46%でFiorinaが44%と、互角の戦いとなっている。

 選挙後にも、候補者ページのファン数と当落の関連性をチェックしてみよう。


◇参考
・Announcing The AllFacebook Election 2010 Tracker(All Facebook)
・When You “Like” A Politician, Does That Mean You’ll Vote For Them?(Social Times)
・2010 Senate: The Daily 10(Politico)
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posted by 田中善一郎 at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年10月04日

Facebookユーザー数、過去2年間で10倍以上増えた国が目白押し

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 インドネシア、イタリア、フィリピン、メキシコ、インド、ドイツ、アルゼンチン、スペイン、マレーシア、台湾・・・と、この2年間でFacebookユーザー数が10倍以上増えた国が目白押しである。

 国別のFacebookユーザー数を定期的に調べているNick Burcher氏が、最新データを彼のブログで以下のようにまとめている。2010年9月時点でFacebookユーザー数が多いトップ30か国について、2010年9月に加えて2009年9月と2008年9月のkユーザー数と、過去1年間および過去2年間の成長率を示している。

Top 30 countries with highest number of Facebook users (1st July 2010 - data from Facebook)
FacebookUser20082010.jpg

 Facebookは今年7月にアクティブユーザー数が5億人を突破したと公表しているが、トップSNSとして君臨している国を増やしている。最近ではインドでトップの座を奪い取った。しかし、日本をはじめ、中国、韓国、ロシア、ブラジルなどの主要国ではトップからかなり引き離され、Facebookが苦戦しているのは良く知られている。ただブラジルでは、上の表で示すようにFacebookが過去2年で3671%、過去1年で280%と急成長しており、トップのorcut(GoogleのSNS)に迫ろうとている。


 ついでなので、世界制覇を目指すFacebookに関するグラフを掲げておく。最初は、同社の発表したアクティブユーザー数をプロットしたもの(作成は、Internet Stats Today)。約2年間でアクティブユーザー数が約5倍に膨れ上がっている。

Facebookのアクティブユーザー数の推移
FacebookActiveUsers2010July.jpg


 次は、世界の州別(地域別)のFacebookユーザー数とインターネットユーザー数である。Facebook Penetrationは地域の全人口のうちFacebookを利用している人の割合である。Facebook Indexは地域のインターネットユーザーのうちFacebookを利用している人の割合である。

FacebookUsage2010Aug.jpg
(ソース:Internet World Stats)

 Facebook Penetrationの視点でFacebookの普及を見ていくと、アジアの2.4%が他地域に比べてあまりにも低すぎる。中国で事実上Facebookがブロックされ続けているのが大きく響いている。 


FacebookPenetration2010Aug.jpg
(ソース:Internet World Stats)



◇参考
・Facebook Statistics(Facebook)
・Facebook usage statistics by country - Sep 10 vs Sep 09 vs Sep 08(nick bucher)
・FACEBOOK USERS IN THE WORLD(Internet World Stats)
・The Rise of Facebook(Internet Stats Today)



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2010年09月23日

仮想空間のIMVU、75種のソーシャルゲームを立ち上げ

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 仮想空間IMVU は、そのプラットフォームで遊べるソーシャルゲームを始めた。

 IMVUは3Dのオンラインコミュニティで、3Dのアバターを介して会員同士が楽しめる仮想世界であるが、そこで会員がソーシャルゲームを楽しめるようになった。ソーシャルゲームには、ファッションゲームのTop Modelzなど75種以上が用意されている。それらのゲームは、パートナーとなるゲームデベロッパーのViximo, Heyzap、Omgpopなどから提供されている。

IMVUGame.jpg
 
 IMTVでは会員の化身であるアバターが仮想空間で行動するが、チャットやショッピングやドレスアップなどを楽しんだり、洋服や家具や部屋を作ったりもできる。同じ3D仮想空間であるSecond Lifeに比べるとシンプルで、手軽に遊べるという。そのせいかForbesのブログによると、登録会員が5000万人に達したと伝えられている(CrunchBaseの記事では2500万人)。月間ユニークビジター数は1000万人を超えたとしているが、Online Media Dailyの記事では600万人となっている。アクティブ率はやや低い。

 
 米国のニュース系サイトや仕事に関する情報サイトなどお堅いサイトでも、IMTVのバナー広告を頻繁に見かける。妖しげなアニメの広告なので、硬派サイトのページで異様に目立つ。若いビジネスマンが中核ユーザーと思っていたのだが、Online Media Dailyによると会員の70%が女性で、会員の60%は18歳以上と伝えている。日本にもファンが多いとか。仮想空間のデモビデオを以下に貼っておく。






 IMTVは2004年に設立され、これまでもバーチャルグッズの売上に頼っていた。同社は昨年末に黒字化したと主張している。年間売上4000万ドルの大半がバーチャルグッズの販売売上である。最大規模のバーチャルグッズ・マーケットを自慢しており、会員が作った300万以上のアイテムもバーチャルグッズ・カタログに掲載されている。最近の30日間だけでも、3万5000人の開発者がカタログのバーチャルグッズを売ったという。一方でユーザーの開発者が毎日4000点以上の新しいアイテムをカタログに加えているそうな。

  IMTVはこれまで、Best Buy Capital、 Menlo Ventures、 Allegis Capital 、 Bridgescale Partnersなどのベンチャーキャピタルから約3000万ドルの出資を受けている。
 

◇参考
・Virtual World IMVU Combines Social Gaming And Avatars(Online Media Daily)
・IMVU(CrunchBase)
・IMVU Launches Social Games(Virtual Worlds News)
・3-D Avatars Get Their Own Farmvilles In IMVU(Forbes)
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2010年09月20日

メール読者かFBファンかTwitterフォロワーか、好ましい消費者は?

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 フェースブックとツイッター。これまでのEメールに加えて、ダイレクトマーケティング(DM)のツールとして急浮上してきた。

 企業(ブランド)は、特定個人を対象とするDMにより、消費者ニーズの把握や商品の販促などを行っている。急激に台頭してきたSNSやツイッターが、これからのオンラインマーケティングのあり方に新風を吹き込んできている。そこで、デジタルDM会社のExactTargetが、Eメールの定期読者、フェースブック(ファンページ)のファン、それにツイッターのフォロワーについて、比較検討した調査レポートを公開していたので、その一部を紹介する。詳細は16ページのレポート(pdfファイル)で。

 まず、米国のオンライン消費者の何%が、企業(ブランド)が提供するマーケティングサービスを利用しているかである。やはり伝統的なメールマーケティングが広く浸透していることもあって、93%の人がEメールの定期読者になっていた。次にフェースブック(ファンページ)のファンには、オンライン消費者の38%が仲間入りしていた。だが企業(ブランド)のツイッターアカウントにフォローしている人は、オンライン消費者の5%とまだまだ少ない。

 また、毎日Eメールを利用しているユーザーの96%は、少なくとも一つのブランドメールの定期読者になっていた。毎日フェースブックを使っているユーザーの68%は、少なくとも一つのブランドのファンになっていた。さらに毎日ツイッターを利用するユーザーの68%は、少なくとも一つのブランドアカウントのフォロワーになっていた。最近になって加速度的に、企業(ブランド)のファンページのファン数や企業アカウントのフォロワー数が増え始めているので、実際は表の数値より大きくなっているのではなかろうか。

EmailFacebookTwitter.jpg


 次は、ブランドの定期読者やファンやフォロワーになってから、そのブランドの商品をもっと購入するようになったかの質問に対して、Eメールの定期読者の27%、フェースブックファンの17%、それにツイッターフォロワーの37%が、そうだと答えた。ツイッターフォロワーはまだ絶対数が少ないものの、商品購入の割合が高いということか。

SubFanFollower1.jpg

 次も同じく定期読者やファンやフォロワーになってから、ブランドをもっとリコメンドするようになったかどうかの問いに対する答えである。Eメールの定期読者の24%、フェースブックファンの21%、それにツイッターフォロワーの33%は、もっとリコメンドするようになったようだ。 

SubFanFollower2.jpg


 最後の表は、定期読者やファンやフォロワーになった動機を調べた結果である。ブランドの割引情報やプロモーション情報を得るためが動機の一つとEメール定期読者の67%が答えたの対し、フェースブックファンは40%でツイッターフォロワーは31%であった。

EmailFanFollowerMotivation.jpg


 今回のレポートでは全体に納得できない点や不明な点も少なくない。でも、これまでのEメールとソーシャルなSNSやツイッターとでは消費者への対応の仕方も変わるだろうし、またそれぞれの特徴を生かしたシナジー効果も検証していく必要がありそう。


◇参考
・The Collaborative Future(ExactTarget)、pdfファイル
・Follower, Fan or Subscriber: Who’s a Better “Friend” to a Brand?(SocialTimes)
・Are Twitter Followers Better Than Facebook Fans?(eMarketer)
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2010年09月12日

米Twitter,NYファッションウィークのマイクロサイトをスポンサー付きで立ち上げ

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 米Twitter社が、ニューヨーク・ファッション・ウィークをカバーするマイクロサイト(fashionweek.twitter.com/)を立ち上げている。恒例の秋のNYファッション週間が9月9日から16日まで開かれているが、そのイベントに関するニュースやユーザーオピニオンのつぶやきをアグリゲートするサイトである。

 出版のWWW( Women's Wear Daily)や高級百貨店のBergdorf Goodman、化粧品のBobbi Brown Cosmetics
などの企業と提携し、彼らの以下のツイッターアカウント
@WomensWearDaily
@Bergdorfs
@AskBobbiBrown,

などで発せられているファッションウィークに関するツイートがマイクロサイトに掲載されていく。

twitterNYFW201009.jpg

 マイクロサイトは次の5つのカテゴリーページを持ち、それぞれツイートと写真から成っている。
Shows
Designers
The Scene
Beauty
Daily Recap & Show Archives

 サイト全体は、アメリカン・エキスプレスがシングルスポンサーとなっている。

 Twitter社は、大規模なイベント向けに期間限定マイクロサイトを仕掛けたいようだ。最近ではWorld Cup Tracking Pageを立ち上げている。スポンサーが付けばビジネスとして成り立っているのかも。またサイトでは、イベントスポンサー(例えば Mercedes-Benz FashonWeek)へ誘導するツイートが目立った。


◇参考
・Twitter Launches Sponsored Microsite for Tracking New York Fashion Week(Mashable)
・Twitter Launches New Site To Cover Fashion Week(TNW)
・A New Era for New York Fashion Week(TIME)

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2010年09月05日

グローバル・マーケティング、ツイッターとフェースブックの利用が活発に

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  グローバル市場でのビジネス展開で、世界規模のソーシャルメディア・プラットフォームの活用が盛んになってきた。そのプラットフォームとなると、現時点ではTwitterとFacebookが抜きんでている。

  世界市場での展開を図る企業はもちろん、映画スターや歌手、スポーツ選手などのエンタテインナーも使い始めている。Twitterアカウントを取ったり、Facebookにファンページを設けたりして、ファンクラブ的な巨大なコミュニティーを構築していこうとしている。そこではTwitterのフォロワー数やFacebookのファン数を増やし、顧客と直結するマーケティングチャンネルの強化に躍起となっている。クリック一発で手軽にフォロワーやファンになれることもあって、フォロワー数が500万人を超えるTwitterアカウントや、ファン数が1000万人を超えるFacebookファンページが続々と生まれている。どうも最近、フォロワー数やファン数の増え方が加速化しているようだ。

 まずTwitterアカウントのトップ10を以下に示す(Famecountより)。フォロワー数の多い順に並べたランキングである。10日ほど前に、レディー・ガガがブリトニー・スピアーズをフォロワー数で追い抜いてツイッター女王の座に就いたと、芸能ニュースが騒でいたように、国際的に活躍しているスターが上位を占めている。



TwitterFollower20100905.jpg
(2010年9月4日、Famecount)

 フォロワー数が月率10%前後で毎月増えているアカウントも珍しくない。たとえば急激にフォロワー数を増やすJustin Bieberのアカウントは、前月比19.1%増で500万人を突破したが、今年の2月初めの約100万人から約5倍もファンを獲得したことになる。

TwitterFollwerJustin20100904.jpg
(ソース:Famecount)
 
 一方、Facebookのファンページも、タレントだけではなくて、企業も盛んに利用し始めている。8月25日の記事で、食料や飲料会社のファンサイトが凄い勢いでファン数を増やしていることを伝えた。同じようにグローバル市場で争うファッション関係の有力企業のファンサイトも、月率15〜20%でファン数を増やしてきている。

FacebookFanFashion20100901.jpg
(2010年9月1日、Famecount)

 
 ファンページを持つスポーツ選手やミュージシャン、映画スターも増えてきた。人気タレントのファンページも多くが、月率10%以上でファン数を増やしている。 

FacebookFanSports20100901.jpg
(2010年9月1日、Famecount)

 サッカー選手の Ronaldoのファンページは、彼の一言日記が載っている程度のファンページだが、毎日、いいよ!が平均1万件、コメントが数千件程度寄せられている。先の企業のファンサイトでも、Victoria's SecretとVictoria's Secret Pink では、ファンからのいいよ!件数やコメント件数も多く、ユーザーからの反応は良さそうだ。


 ただし、国際的なソーシャルメディア・プラットフォームなだけに、上で示したファンページやアカウントは英語が中心となる。ポルトガルのRonaldo選手のファンページでも、英語が中心であるが、ポルトガル語などの英語以外の言語も使われている。ファッション関係では、グローバル展開に力を入れているユニクロが頑張っていると思っていたのだが、同社のファンページを見てやや期待外れであった。ファン数も13万3118人と少ない。言語は中国語、英語、日本語が飛び交っており国際的で良かったのだが、イベントの案内などがおざなりな感じがした。

 エンタテインナーも、国際市場に打って出るなら、国境なきソーシャルメディア・プラットフォームにおいて英語でコミュニケーションすべきなのかな。香港の成龍 Jackie Chanのファンサイトは、ファン数が495万人に達しており、英語が中心である。また同じ中国の李连杰 Jet Liのファンサイトのファン数は327万人を超えているが、やはり英語が中心で中国語はほんの一部である。韓国のスターもファン数が100万人を超えた俳優が出てきている。Lee Minho (이민호)のファンサイトではファン数が104万人。やはり英語がほとんどであった。

 アジアのスポーツ選手のファンページを探していると、Hideki Matsuiのページを発見。でも、何のメッセージもないので、誰かが勝手に開設したのだろうか。おそらく本人も知らないのかも。25万人のファンが付いているのだが。同じスポーツ選手でも韓国のフィギュアスケートの金メダリストYu-Na Kimのファンサイトは豪華だ。ファン数は14万7000人とまだ少ないが、力が入っている。言語はほとんど英語である。

 こんなところでも、内向きがちな日本の企業やタレントの影が薄いのが気になるが・・・。 

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posted by 田中善一郎 at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年08月28日

米国の高齢者、SNSの世界へ倍ペースで仲間入り

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 米国の高齢者が続々とSNSの世界に仲間入りしている。

 Pew Internetによると、50歳以上のインターネットユーザーでSNSを利用する割合がこの1年近くの間でほぼ倍増しているという。以下は、年齢グループ別にSNSの利用率の推移を、Pew Internetが調べた結果である。

SNSOlderUserPew201008.jpg

 SNSは若者の天下であった。現在も若年層が主流であるのは変わらない。でも新規ユーザーとして急増している年齢層は、上のグラフで見ると明らかに高齢者層に移ってきている。50歳-64歳グループのインターネットユーザーの場合、2009年4月には25%の人がSNSを使っていたが、2010年5月にはほぼ倍の47%が利用するようになった。また65歳以上となると、09年4月には13%であったのが、10年5月には26%と倍増している。

 また50歳-64歳グループの11%および65歳以上グループの5%が、Twitter(あるいはTwitterもどき)を利用し、更新情報の共有を始めているという。


 次は、普通の日にどのようなソーシャルメディアを利用しているかを、年齢グループ別に調べた結果である。高齢者は友人や家族とのやり取りに主に電子メールを利用しているが、最近では日常的なコミュニケーションの管理にSNSに頼り始めているという。

PewSocialMedia201008.jpg

今回の調査は2010年の4月29日から5月30日の間に実施し、18歳以上の2252の大人をサンプルにして電話による聞き取り調査を行った。

◇参考
・Older Adults and Social Media(Pew Internet)
・Older Adults and Social Media(フルレポート)(Pew Internet)
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posted by 田中善一郎 at 12:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年08月25日

企業サイト、SNSのファンサイトが主流になるのか

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  この2〜3年、Facebook、Twitterのような一部ソーシャル系サイトが爆発的に成長しているのに対し、ポータル系やメディアサイトそれに企業サイトは全般に伸び悩んでいる。

  会社の顔となる企業のブランドサイトも、ユニークユーザー数が伸び悩んでいるサイトが少なくない。ところが最近、Facebookのファンサイトをうまく利用できた企業が、すごい勢いで新規ユーザーを確保し始めているようである。

  食料や飲料会社のファンサイトで、ファン数の多いトップ10社を、AdAgeが以下のように表で紹介している。ファン数と一日当たりのファン増加数である。

FacebookFanFood.jpg
(ソース:DBM/Scan:AdAge)


 同じ10社のファンサイトについて、Famecountのデータを示す。ファン増加数はAdAgeの数値と大きく異なっている。測定日が違うためかな?

FacebookFoodandDrink.jpg
(ソース:Famecount、2010.8.24)


 ともかく驚くのは、企業ブランドのファンサイトなのに、この2ヶ月から3ヶ月の間に凄い勢いで新規ファン数を増やしていることだ。トップ4の企業ファンサイトはいずれも、この1ヶ月間だけで150万人以上の新規ファンを積み上げている(Famecountのデータより)。各ファンサイトのファン総数も数百万人から1000万人台と、これまでの企業サイトでは達しえない規模を実現している。


 米国市場での特定コンシューマ分野においては、企業サイトの主流がこれまでの自社サイトよりもFacebookサイトにシフトしていこうとしているのかもしれない。実際に上のトップ10に入った企業の中には、ファンサイトでファン数を爆発的に増やしているのに、従来の企業サイトのユニークユーザー数をこの1年間で半減させた企業もあった。でも、企業ブランドのファンサイトを設けても必ずしもうまくいくわけではない。従来の企業サイトと違って、ファンサイトではファン(ユーザー)の要望に応えて絶えず頻繁に更新を続けなければならないし、次々とイベントも仕掛けていかなければならないだろう。



◇参考
・What Happens When Facebook Trumps Your Brand Site?(AdAge)
・ソーシャルWebの台頭により企業サイトが目的地でなくなる(メディア・パブ)
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posted by 田中善一郎 at 07:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年08月12日

北米のスターバックス、無制限のWi-Fi利用環境を提供しWSJなどの有料記事がフリーで読み放題

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 スターバックス(Starbucks)といえば、2年ほど前には経営危機で多くの店を閉鎖し大規模なレイオフを実施していたが、最近は急回復し絶好調である。ソーシャルメディアなどのネット活用も功を奏したようである。

 そして秋には、Yahooと組んで新しいネットワークサービスに挑む。その布石として2010年7月1日から、スターバックスの店内顧客に対して、時間無制限のWi-Fi(無線LAN)を利用できるようにした。これまでも集客のためにWi-Fi環境を提供していたが、同店のカード保有者(Starbucks Card Holders)に限定し,利用時間も最大2時間までとなっていた。

 無制限にWi-Fiを利用できるのは、全米6800店とカナダ750店に来た顧客であるが、それらの顧客向けにYahooと組んで独自のネットワークサービスを提供していく予定だ。まず、The Wall Street Journal, the New York Times, USA Today, AOL’s Patch community news, Zagat restaurant reviews,そして Apple’s iTunes digital music storeなどの有料を含もコンテンツを、店内顧客がフリーで享受できるようになりそうだ。つまり、スターバックスに行けば、有料サイトの課金の壁(pay wall)が取り払われ、WSJ.comの記事などがタダで読めるようになるんだろうな。

 また、店内からアクセスした顧客に特別割引やクーポンを付与して、音楽やビデオ、オンラインゲームなどを販売することも企てているようである。すでにスターバックスは、ソーシャルメディアを介した巨大なコミュニティーを作り上げているだけに、新しいネットワークサービスを盛り上げることは簡単に実現できるはず。

 
 ここで、スターバックスのオンラインコミュニティーについて見ておこう。最近人気の高いオンラインコミュニティーとなると、Facebook(ファンページ)とTwitterで、米国の企業やタレントなども力を入れ込んでいる。際立った成果を上げている企業コミュニティーの一つがスターバックスである。Famecountの調査データによると、以下のように、スターバックスのFacebookファンページには1200万人以上のファンが集まっており、またTwitterアカウントには約100万人がフォローしている。企業のコミュニティーとしては目を見張る規模である。

StarbacksFamecount20100810.jpg

 さらにFacebookのファンページでは、以下のように、現在もすごい勢いでファン数が増え続けている。

StarbacksFamecount20100810Facebook.jpg

 なんで、そんなに人気あるのか。2010年6月22日に開かれたSocial Media Conference 2010 で、同社Director of Digital StrategyのAlexandra Wheeler氏が以下のスライドでソーシャルメディア戦略を説明している。

Social Media Influence 2010: Alexandra Wheeler, Digital Director, Starbucks
View more presentations from Social Media Influence.


 例えば、上のスライドの31ページには、位置情報サービスfoursquareの活用事例が紹介されている。16ページに紹介している"My Starbucks Idea"では、スターバックスで実施してほしいサービスアイデアを募っており、それら提案されたアイデアについてコミュニティーの中で議論したり、社員が意見を述べたりしている。多くのアイデアが実際の店のサービスとして実現しているという。

StarbacksIdea.jpg





◇参考
・Starbucks Brewing Up Big Digital Ambitions(Portfolio.com)
・Starbucks Free Wi-Fi Now Available in U.S. and Canada(Mashable)
・Starbucks' free Wi-Fi will let customers get around paywall sites for free, too( Download Squad)
・Free Wi-Fi is Just a Small Part of Starbucks' Plan: Free Access to Paid Content Coming Fall 2010(ReadWriteWeb)
・Starbucks Recipe For Social Media Success(Directory Journal)
続きを読む
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posted by 田中善一郎 at 11:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年08月03日

中国のソーシャルゲーム産業のレポート、ローカルのオリジナルゲームが台頭

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 中国のソーシャルゲーム産業の現況をまとめたレポート"China’s Top 10 Social Games and Top Social Networks"が、BloggerInsightから発行された。

 中国市場におけるトップ10のソーシャルゲームやトップ4のSNSを中心に現況を整理したレポートである。レポートの価格は990ドルであるが、無料のPreview版も用意されているので、それを見れば概要が把握できる。

 BloggerInsightは,2009年12月に同じ構成のレポートを発行しているので、その内容と比較すると、この半年少々の間にどのように変化したかが読み取れる(2009年12月版についてはこちらで)。

 トップ4のSNSの顔ぶれは変わっていない。4サイトの一覧表を以下に掲げる。

ChinaSNS201007.JPG

 次は4サイトの位置づけを示すグラフである(今年4月のブログより)

ChinaSNSUniverse201004.jpg

 これら4サイトの、
Users
User Interface
Platform
Games
Financing
Revenues
Analysis
については、4月時点のレポートで少し古いかもしれないが、こちらでも触れられている。


 
 一方で、トップ10のソーシャルゲームの顔ぶれは少し変わった。以下は今回選ばれたトップ10のゲームである。

ChinaSocialGameTop10.JPG

 次の4つのゲームが、トップ10に新しい顔ぶれとして登場してきた。
#4 Happy Baby
#6 Promotion
#9 361° Basketball
#10 X-World

 中国のソーシャルゲームの大半はFacebookで人気の出たゲームを真似たものがベースとなっていたが、今回は中国オリジナルと思われるゲームが台頭してきている点に注目したい。

 上の新しい顔ぶれのゲームでは、Happy Babyが PlayfishのPet Societyを真似たゲームであるが、他の3ゲームは中国オリジナルのゲームのようだ。“Promotion”は小説やフィルムで人気の高い“The Promotion of Dulala”をベースにしており、貧乏で地位の低いビジネスパーソンが出世していくゲームで、オンライン上でDonald Trumpになれるみたい。

 “361° Basketball”もビジネスモデルとして見逃せないゲームのようだ。中国の人気スポーツウエア・ブランドの361°を利用したチーム管理ゲームである。仮想の361°製品をユーザーに買ってもらう。


 

◇参考
・China’s Top 4 Social Networks: RenRen, Kaixin001, Qzone and 51.com(BloggerInsight)
・Change in China Social Games Industry: New Entrants,Markets, and Models(China Social Games)
・中国市場のSNSとソーシャルゲームの現況をまとめたレポート(メディア・パブ)


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posted by 田中善一郎 at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年07月29日

Googleもソーシャルゲーム市場に触手を伸ばすのか

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  Googleがソーシャルネットワーキングやソーシャルゲームのサービスを検討していることは間違いないようだ。GoogleはFacebookと競合していないと、つい最近Google CEOのEric Schmidt氏は言い放ったようだが・・・。でもAppleとの間柄でもそうだったように、Facebookとの衝突も避けられそうもない。

  歴史の浅い商用インターネット産業において、次のような世代交代が短期間に行われてきている。
Microsoft(ブラウザー)
Yahoo(ポータル)
Google(検索)
Facebook?(ソーシャルネットワーキング)

 ポータル時代の覇権争いでYahooがMSN(Microsoht)を負かし、次の検索時代にGoogleがYahooに打ち勝った。そしてソーシャルネットワーキング時代の覇権争いでFacebookとGoogleが競うことになるのでは、ということだ。SNSのインフラではFacebookが圧勝しているかもしれないが、広告やソーシャルアプリなどのマネタイジングに絡むビジネスはこれからが勝負所である。

 先月末にDiggの共同創立者のKevin Roseが、Twitterで次のようにつぶやいたことから、Googleのソーシャルネットワーキングサービスを巡るうわさ話に火が付いた。

DiggGoogleFacebook.jpg

 Google Me Social Networkのようなサイトでうわさ話が飛び交っていたのだが、WSJ.comが“Google Develops a Facebook Rival”とのタイトルの記事を掲載するに至り、うわさのレベルではなくなってきた。WSJの記事によると、現在開発中のSNS上で提供を考えているソーシャルゲームのデベロッパーと協議に入ったということだ。その交渉中のデベロッパーには、Playfish(Electronic Arts傘下)、Playdom(最近Walt Disney による買収が発表された)、それに最大手のZynga(Googleが出資)などが含まれているという。


◇参考
・Google Develops a Facebook Rival(WSj.com)
・Google Trying to Build Facebook Competitor? Good Luck With That(GigaOM)
・Google Chief: Facebook Not a Competitor(Digits、WSJ Blogs)

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posted by 田中善一郎 at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年07月28日

Facebookのファンページ、ファン急増の大規模ページが続出

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 Facebookの勢いが止まらない。先日も、世界の月間ユーザー数が5億人を突破したことを発表したばかり。ユーザー数が増えただけではなく、ユーザーのアクティブ度も高まっているようだ。

 そこで注目したいのが、企業やタレントなどのファンページの動きである。ファン数が急増し活気溢れるファンページが目立つ。ファン数の多いトップ25のページを以下に掲げる。

FacebookFanPagePopular.jpg
(ソース:Facebook Pages Statistics)

 最近の動きで目に付くのは、ファン数の増え方が加速化していることだ。トップ25のファンページでは平均するとそれぞれ、週間で50万人前後のファンを増やしている。1ヶ月間で200万人近く新しいファンが加わっていることになる。

 新しい音楽のヒットチャート「Ultimate Chart」でトップ3に選ばれている Lady Gaga、Eninem、Justin Bieberのファンページもそれぞれ、先週一週間だけで81万人、70万人、48万のファンを獲得している。企業のファンページも人気の高いものが現れている。Starbucksのファンページには先週59万人のファンが入り、ファン数1137万人からなるコミュニティに膨れ上がっている。最近の1ヶ月間だけで300万近くも増えているのだ(下のグラフを参照)。またCoca-Colaのページには先週78万人が加わり、総計867万人のファンページとなっている。

StarbucksFacebookFan201007.jpg


 ともかく、参加者が急増しているファンページが続出している。昨年の11月には100万人を超えるファンページが297個しかなかったのが、現在は1020個も存在する。最近の新作映画のファンサイトでも、たとえばInceptionやDespicable Meは1週間で30万人以上のファンを集めており、100万人クラスのファンページが当たり前になりそう。今の勢いだと、年内にはファン数1000万人規模の巨大ファンページが続々と誕生しそう。

 ついでに、Facebookの国別のユーザー数を掲げておく(2010年7月現在)。Nick Burcher, Facebook, Wikipediaのデータを利用して、英Guardianがまとめた表である。

FacebookCountry201007.jpg



◇参考
・Facebook Pages Statistics(All Facebook)
・You want an interactive map of where Facebook is used? Happy to help(Guardian)
・Inside Facebook Pages(sysomos)




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posted by 田中善一郎 at 09:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2010年06月29日

TwitterとFacebook、信用しなくてもハマっていく

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 この2年間、TwitterやFacebookなどに代表されるソーシャルネットワーキングのサービスが、爆発的な勢いでユーザー数を増やしてきた。米国の動きで注目すべきは、単にユーザー層のすそ野が広がっているだけではなくて、日常生活に深く浸透してきたことである。

 Experianが発表した「2010 Social Networking Report」で、米国におけるソーシャルネットワーキングの利用状況を眺めてみよう。最初のグラフは、最近30日間にSNSを訪れたユーザーの割合を、年齢層別に示している。米国のインターネットユーザー(大人)の66%が、2009年秋にSNSを訪れていた。07年秋には20%、08年秋には53%であったのが、09年には66%に跳ね上がったのだ。50歳以上のユーザー層の急増ぶりも見逃せない。07年秋には7%しかSNSにアクセスしていなかったのが、08秋には27%、09年秋には41%にも増えている。

SNSExperian1.jpg

 最近SNSをアクセスしたユーザーにSNSの利用目的を聞いた結果によると、88%は友人と連絡を取るため、73%は娯楽のため、70%は家族と連絡を取るため、68%は人との再会のためとなっている。実世界に入り込んだ利用が多い。50歳以上のユーザーが増えているのも、家族との連絡に利用する人が増えたためであろう。


SNSExperian2.jpg


 ユーザー数が増えているだけではなくて、各ユーザーの利用頻度や滞在時間も増えている。この1年間だけでも、一日当たり複数回もSNSをアクセスするユーザーの割合が増えている。つまり、SNSにハマっている人の割合が増しているということか。

SNSExperian3.jpg



 次は別の調査より。FacebookとかTwitterを信用できるかという調査である。Zogby Internationalが米国の大人のインターネットユーザーを対象に実施した調査によると、Facebookを非常に信用しているユーザーの割合は13%で、Twitterになるとわずか8%であった。若い年齢層(18歳ー29歳)だけで見ると、Facebookが20%でTwitterが15%と、信用する割合がアップする。それでも、AppleやMicrosoft、Googleに比べると、信用されていない。以下の表で、The Mediaとあるのは伝統メディアのことのようだが、8%とはちょっと低すぎるのでは。
 

Zogby201006.jpg
(ソース:Zogby International)

 上の二つの調査結果からまとめると、TwitterやFacebookは信用できないところがあるにもかかわらず、中毒性が強くどっぷりとハマってしまう、ということか。


◇参考
・Study: 43% of Online Americans Addicted to Social Networking(The Steve Rubel Stream)
・Zogby Interactive: 49% of U.S. Adults Trust Microsoft, Apple & Google(ZOGBY INTERNATIONAL)
・Free Report | 2010 Social Networking Report(Experian)
・Tech firms more trusted than Facebook: poll(Reuters)

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posted by 田中善一郎 at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
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