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2009年09月24日

NYタイムズが目論むTwitterプロジェクト

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 米メディア企業のジャーナリストも,Twitterにハマっている人が少なくない。Twitterでつぶやいているジャーナリストの一覧がmedia on twitterやMuckrack.comにズラリと出ている。

 なのに伝統的なメディアサイトでは,おおっぴらにTwitterサポートをうたっているところがまだ少ない。トップページでTwitterサポートを明示している大手ニュースサイトはCNNやWSJくらいである(前の記事)。そこで気になったのが,ソーシャルメディア・サービスで先行してきたNYTimesが,Twitterにどう取り組んでいるかである。

 NYT社の会社案内ページの最後Shop&Subscribeの中で,目立たない形で紹介していた。その中で,FacebookサポートとTwitterサポートが案内されている部分を下に掲げておく。

NYTFacebookTwitter.jpg

 ちなみに,FacebookのFan数は47万5000人,Twitter(@nytimes)のfollowers(フォロワー)数は187万人である(09年9月23日現在)。

 このレベルのソーシャルメディア・サポートは,騒ぎ立てる話ではない。NYTならもっと先進的なことを仕掛けているはず。そう思っているとやっぱりあった。新しいTwitter検索を開発中と,MediaWeekが報じていた。

 Twitter検索,つまりリアルタイム検索は最も旬の話題である。その実験の場が,ファッション誌T MagazineのブログTheMomentである。そのブログと連携するTwitterアカウント(@themoment)も用意している。@themomentのフォロワー数は現在,126万人である。

theMomentTwitter.jpg

 ファッション分野のメディアを,雑誌+ブログ(TheMoment)+Twitter(@themoment)の連携で運用しているのだが,さらに充実したリアルタイムサービスで強化していく。ファッション関係のニッチなトピックスに関するコメントを,多くのTwitterフィードから抽出していこうとするのだ。

 質の高いTwitter検索を実現するには,検索対象となるTwitterアカウントを選別(フィルタリング)し,アグリゲートしていかなければならない。その選別例がTheMomentの記事Stalk Exchange | A Twitter Directoryに掲載されている。

NYTTheMoment.jpg

 上の5人を含めて約250人のTwitterアカウントが,下の分野に別けて載っている。

Brands
Stores
Designers
Fashion People
Models
Media
Blogs
Events

 MediaWeekの記事によると,このような特定分野のTwitterアグリゲーターを他のカテゴリー分野でも構築できるかを検討していくと,Martin Nisenholtz氏( SVP, Digital Operations, NYT)は語ったという。


◇参考
・NYT Explores New Twitter Search Products(MediaWeek)




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posted by 田中善一郎 at 07:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年09月22日

CNNとWSJ,ツイッターによるフィード配信を本格化

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  Twitterを情報収集のツールとして使う人が増えている。

  そうしたユーザーは,大手ニュースサイトのTwitterアカウントもフォローしたいだろう。ところが新聞社などのニュースサイトではこれまで,Twitterアカウントを公式に開設していなかったり,開設していても目立たない形で実験的に運用している場合が多かった。まだまだTwitterは危なっかしいメディアと見ていたのだろう。

  ところがようやく,CNN.comやWSJ.comの大手ニュースサイトでも,Twitterによるフィード配信を本格的に始め出した。CNN.comのトップページにも,次のような案内が掲げられていた。

CNNAnywhere.jpg

 上の文字Twitterをクリックすると,Twitterの案内ページに飛ぶ。30種以上の公式アカウントが並んでいる。ニュースカテゴリー別のアカウントに加えて,TV番組のアンカーのアカウントも多い。 Larry King氏のように,TV番組+ブログ+Twitterをセットにしたプロモーションが当たり前になってきている。


twitterCNN.jpg

 Wall Street Journalのサイト(WSJ.com)のトップページでも,以下のようにWSJ on Twitterが加わった。

WSJonTwitter0909.jpg

 そのWSJ on Twitterのページは次の通り。


TwitterWSJ090914.jpg


 これくらいカテゴリー別のTwitterアカウントを用意してくれれば,RSSに代って更新情報通知のフィードとしてTwitterを利用するユーザーが増えるかも。ただ,RSSフィードをそのままTwitterで配信するだけでは物足りないが。


 新聞社のような伝統メディア企業のサイトもソーシャルメディア化は避けられなくなってきただけに,台風の眼になってきたTwitterに対する取り組みが急がれる。昨日MediaPostが主催したOMNA Globalで最初の基調講演に立ったDave Morgan氏(CEO, Simulmedia, Inc.)が,彼のTwitterアカウントで次のようにつぶやいた。

NYTTwitter10.jpg

 同じく講演を行ったNYTのMartin Nisenholtz氏( SVP, Digital Operations, The New York Times Company)が,NYTサイトへのトラフィックの10%がTwitterから来ていると語ったようだ。ともかく1年前まで何の影響力がなかったTwitterが,今では凄い伝播力を発揮していると,NYTのデジタル部門のボスが叫んだようだ。 



◇参考
・The New York Times, Brought to You–Literally–by Twitter(MediaMemo)
・Traditional news media still our first source for big stories (First Amendment Center)
・TwitterがRSSを蹴落としてフィードの主役になる?(Speed Feed)

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posted by 田中善一郎 at 16:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年09月14日

ネット・クチコミの担い手,主役がブログからツイッターへ

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 ネット上のバイラルメディアの主役が,ブログからツイッター(Twitter)に代わろうとしている。

 バイラルビデオのマーケティングサイトであるViral Video Chartでは,各ビデオのバイラル度をソーシャルメディアで取り上げられた頻度でランク付けしている。そこでこれまでは,ビデオを取り上げたブログ記事の投稿件数だけでランキングしていた。

 以下は,歴代のビデオのバイラルランキングである。Susan BoyleさんのビデオSusan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009がやはり,バイラル度でもトップとなっていた。


ViralVideoTop090913.jpg

 ボイルさんのビデオは,1万4793ものブログ記事で取り上げられ,そうしたブログなどのソーシャルメディアを介して世界中に知れ渡ることになった。ボイルブームのピークは09年4月〜5月であったが,そのころまではバイラルの担い手としてはブログが抜きん出ており,Twitterによるクチコミ伝播はほとんどなかった。Twitterは急速に離陸し始めてはいたが,バイラルメディアとしてはまだ頻繁に活用されていなかったのだろう。ボイルビデオでもTwitterの投稿件数はわずか235件と,ブログの1万4793件に比べて非常に少なかった。

ViralVideoBoyle090913.jpg




 でも今年の夏あたりから急に変わってきた。ネットバイラルの世界でもTwitterが影響力を発揮し始めたのだ。そこでバイラル度の計数でTwitter投稿数(つぶやき数)も加えることになった。最近のランキング(たとえば最近30日間や最近7日間のランキング)で上位に選ばれたビデオを調べてみると,Twitterの投稿件数がブログよりも圧倒的に多くなってきている。


 以下は,過去7日間でのバイラルビデオのランキングである。

ViralVideo7days090913.jpg

 1位と2位のバイラル度を見てみよう。1位のビデオではブログ記事投稿が142件に対して,Twitter記事投稿がその10倍以上の1680件となっている。


Pastor Pilão(lariat) / Guile Theme

ViralVideoPastor090913.jpg


 次は2位にランキングされたBBCのビデオである。やはりTwitter投稿が1389件と,ブログ投稿件数(130件)の10倍以上となっている。

Paramore - Use Somebody (Kings Of Leon Cover) - Live Lounge




ViralVideoParamore090913.jpg

 上の二つのビデオは共に,9月になって登場した新顔である。それでもTwitterによるネット・クチコミで,極めて短期間に広まっていったようだ。Twitterのほうがブログよりも,明らかにバイラルの伝播が速いし,さらに気軽に投稿できることもあって幅広く伝播していきそうである。


 Legoのビデオも09年8月に出たばかりの作品であるが,Twitterのお陰で早くも,歴代ランキングで6位に浮上している(冒頭の表)。Twitterの投稿件数が約6300件と,ブログ投稿件数よりも約5倍も多い。

8-Bit Stop Motion Trip With Legos




ViralVideoLegos090913.jpg

 
 ボイルビデオを追い抜くようなバイラルビデオは当分現れないと思っていた。バイラル度も1万4929new tweets & postsと高いので,当分破れそうもなかったからだ。ところがTwitterの登場で,これまで以上にバイラル度の高いビデオが次々と生まれてきそうだ。ネットバイラル(クチコミ)もリアルタイム化してきたのか。


◇参考
・バイラルビデオ・マーケティングの定番サイトはここ(メディア・パブ)


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posted by 田中善一郎 at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年09月07日

勢い増すTwitterだが,米国では成長鈍る

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 Twitterフィーバーが続いているようだが,米国では成長鈍化の兆しが見え始めている。

 Twitterは,今年の年初から4月まで倍々ゲームに近い伸びを誇示していたが,5月に入って急ブレーキがかかり,その後も足踏み状態が続いている。

 以下に,Compete,comScore,それにQuantcastの各調査結果を示す。Competeのデータでは,7月のユニークビジター数が2329万人となり,前月比1.25%増にとどまった。


Twittercompete0907.jpg

 comScoreのデータからも,北米市場が踊り場に入っていることが読み取れる。7月の月間ユニークビジター数が2125万人で,前月に比べ5,6%増になった。4月までの急成長が終わり,踊り場に入ったのかもしれない。ただし北米以外はまだ急成長の真っ只中のようだ。


TwitterUV0906.jpg


 Quantcastのデータでも,4月までのような急成長一辺倒の時期は終わり,5月以降は浮き沈みが見られるようになっている。

quantcastTwitter0907.jpg



◇参考
・Twitterバブルが崩壊?,5月に入って突然の急ブレーキが(メディア・パブ)

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posted by 田中善一郎 at 07:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年08月30日

ソーシャルメディアのアクティブユーザーが8割を超える

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 ソーシャルメディアに対しアクティブに接触しているネットユーザーの割合が,米国では8割を超えたようだ。

 ソーシャルメディアとの接触のレベルも様々である。テキストや写真,動画などのコンテンツを自ら作り投稿するユーザーから,それらのコンテンツを閲覧したり視聴するだけのROMユーザーまでと。

 Forrester Researchでは,ソーシャルメディアとの接触のレベルを次の6タイプに分け,米国の大人のネットユーザーがどのように接触しているかを調べた。

Creators: コンテンツを執筆したり,ポッドキャストしたり,自分で撮ったビデオを投稿する人

Critics: コメントや評価、レビューを投稿する人

Collectors: RSSフィードを使って情報収集したり,タグ付けやブックマークを共有する人

Joiners:SNSでプロフィールを公開し,ネットコミュニティーで積極的に活動している人

Spectators:他人の作ったコンテンツを閲覧したり視聴している人

Inactives:どのソーシャルメディアにも無関心で,アクティブに参加していない人

 Forrester Researchは,6タイプの割合がこの3年間でどう推移しているかを調べた。一人で複数のタイプで接触している場合が多い。


USOnlineAdultsNetParticipate.jpg

 ソーシャルメディアを利用したマーケターには参考になる結果である。これまでソーシャルメディアをけん引してきた,Creators,CriticsそれにCollectorsは飽和してきたようだ。一方,SNSなどに参加するJoinersはこの3年間で急増し,ネットユーザーの5割を突破した。SNSで日記を書く人やTwitterでつぶやく人は,CreatorsではなくてJoinersと分類されているのかもしれない。




◇参考
・Social Media Adoption Now Over 80%(Proactive Report)


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posted by 田中善一郎 at 09:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年08月26日

大物ニュースキャスターも競ってTwitterでつぶやく

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 Scooping the Newsでは,毎週月曜日にTwitter上で最も影響力のあるジャーナリスト10人を選んでいる。

 今週のトップ3には,アメリカ人なら顔も知っているジャーナリストがランキングされていた。超大物のCNNの Larry King氏を筆頭に,MSNBCのRachel Maddow氏、それにABC NewsのGeorge Stephanopoulos氏である。いずれも有名なブロードキャスターだけあって,いずれも100万人を超えるフォロワーを抱えている。ニュース番組の視聴率を稼ぐには,Twitterでつぶやかないとダメなのかも。つぶやき回数も結構多い(本当に本人がつぶやいているかはわからないが)。


*CNNの Larry King氏
TwitterLarryKing.jpg


*MSNBCのRachel Maddow氏
TwitterRachelMaddowMSNBC.jpg


*ABC NewsのGeorge Stephanopoulos氏
TwitterGeorgeStephanopoulos.jpg


 Scooping the Newsが今週選んだTwitterジャーナリストのトップ10は次の通り。 

Top 10 Most Influential Journalists on Twitter

1. Larry King (Last Week: --, Peak: 1, Total Weeks on Chart: 1)

2. Rachel Maddow (Last Week: --, Peak: 2, Total Weeks on Chart: 1)

3. George Stephanopoulos (Last Week: 2, Peak: 2, Total Weeks on Chart: 2)

4. Ana Marie Cox (Last Week: 3, Peak: 3, Total Weeks on Chart: 2)

5. David Gregory (Last Week: 4, Peak: 4, Total Weeks on Chart: 2)

6. John Dickerson (Last Week: 5, Peak: 5, Total Weeks on Chart: 2)

7. Anderson Cooper (Last Week: 9, Peak: 7, Total Weeks on Chart: 2)

8. Scott Simon (Last Week: 7, Peak: 7, Total Weeks on Chart: 2)

9. Bill Simmons (Last Week: --, Peak: 9, Total Weeks on Chart: 1)

10. Jack Gray (Last Week: 8, Peak: 8, Total Weeks on Chart: 2)




◇参考
・Scooping the News ranks this week's top 10 most influential journalists on Twitter(Scooping the News)
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posted by 田中善一郎 at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年07月28日

ソーシャルメディアとマスメディア,勢いの差がくっきりと

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 米国の代表的なソーシャルメディア(SNSやブログ)とマスメディア(新聞社サイト)について,それぞれの月間ユニークユーザー数や月間滞留時間が発表されていたので,比較してみた。

 大まかに言えば,相変わらずソーシャルメディアが元気で,それに対してマスメディアサイトはいま一つか。

 だが,ソーシャルメディアの中では勝ち組と負け組の色分けがはっきりと見えてきた。FacebookとTwitterが,この1年間,訪問ユニークユーザー数がもの凄い勢いで伸びてきている(現時点でも)。Tagged.comは不正メール勧誘で伸びてきている出会い系サイトなので無視する。その他では,ビジネスパーソン向けのSNSであるLinkedInが堅調に成長している。だが,その他の多くの有力サイトは頭打ちで,淘汰が進んでいるのがわかる。

 勝ち組のFacebookとTwitterは平均滞留時間でもめざましい伸びを見せていた。

●米ソーシャルメディア(SNS,ブログ)サイトのユニークユーザー数:09年6月
SocialMediaNielsenRanking0906.jpg


●米ソーシャルメディア(SNS,ブログ)サイトの一人当たりの平均滞留時間:09年6月
SocialMediaAverageTime0906.jpg
(ソース:Nielsen Online)

 
 一方のマスメディア(新聞社系)サイトは,大統領選が終わったこともあってか,概して勢いに欠ける。LATimesの6月のユニークユーザー数が急増したのは,マイケルジャクソン死去に絡むニュースで際立っていたため。DailyNewsが増えている原因は調べる必要あり。WSJ.comが気を吐いているのは,金融危機を背景に経済関連ニュースの需要が増していることと,一般ニュースを充実させてきたせいであろう。

 気になるのは,米国の有力新聞社サイトがそろって,一人当たりの平均滞留時間を減らしていることである。大統領選が終わった影響で減っているのだろうが,対照的にFacebookとTwitterが平均滞留時間を数倍近くも伸ばしているのだ。勢いの差が明確だ。
 


●米マスメディア(新聞社)サイトのユニークユーザー数:09年6月
USNewspaperUU0906.jpg
(ソース:Nielsen Online)

●米マスメディア(新聞社)サイトの一人当たりの平均滞留時間:09年5月
NEWSsiteSpentTime0905.jpg
(グラフのソースはSilicon Allay Insider)

USNewsPaperStayTime0905.jpg
(ソース:Nielsen Online)



◇参考
・Top Social Media Sites: Twitter Leaps 1,989%(Marketing Charts)
・June a Sleepy Month for Many Top 30 Newspaper Web Sites -- as Nielsen Grows Panels(Editor&Publisher)
・EXCLUSIVE: Average Time Spent on Top 30 Newspaper Web Sites Declines -- More Than Half Fall (Editor&Publisher)

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posted by 田中善一郎 at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年07月23日

コンテンツ共有で利用するソーシャルサイト,米国ではFacebookがダントツの人気に

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  コンテンツ共有で頻繁に利用されているソーシャルサイトはどこか。これまで定量的に比較したデータがなかったが, AddToAnyが測定した結果を明らかにした。それによると米国ではやはり,Facebookがトップとなっていた。

  ニュース記事やブログ記事などでは,コンテンツを簡単に共有できるように代表的なソーシャルサイトの各ボタン(ロゴ)が置かれている。ボタンをクリックすれば,該当記事(リンク情報)が共有されることになる。AddToAnyはそのような仕掛けをニュースサイトやブログなどに提供しており,各ソーシャルサイトがどれくらいコンテンツ共有で利用されているかを測っている。

  以下は,その結果をグラフ表示したもの。Facebookが24%でトップとなり,11.1%のEmailを大きく引き離している。Twitterが早くも10.8%とコンテンツ共有のために頻繁に使われるようになっており,今後Facebookを追っていくことになりそうだ。

AddtoAny.jpg


Contents Share.jpg


 参考として,米国の代表的な新聞社系ニュースサイトで,各記事にどのようなソーシャルサイトのボタンが配されているかを示しておく。

*NYTimes.com
LinkedIn
Digg
Facebook
Mixx
MySpace
Yahoo Buzz


*WSJ.com
Yahoo Buzz
Facebook
MySpace
LinkedIn
Digg
del.icio.us
NewsVine
StumbleUpon
Mixx

*washingtonpost.com
Yahoo! Buzz
Reddit
Twitter
Myspace
del.icio.us
NewsTrust
Stumble It!
Digg
Facebook


◇参考
・Sharing on Facebook Now More Popular than Sharing by Email(Mashable)
・CHART OF THE DAY: How People Share Content On The Web(Silicon Alley Insider)
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posted by 田中善一郎 at 08:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年07月10日

Twitter検索の有難さが納得できる紙細工ビデオ

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 Twitterの有難さがいま一つ納得できない。と思っている人も,CommonCraftの紙細工ビデオを視聴すれば,何となく分かった気になれるかもしれない。わかりやすい英語(英文テキスト付)で説明してくれている。

 まず,Twitter検索のビデオから。



*このビデオの英文テキストはこちらで。


 次は,1年前にも紹介したTwitterの解説ビデオである。



*英文テキストはこちらで。


 このビデオは,YouTubeで110万回以上も再生されている。


◇参考
・新技術と英語を一緒に学べる秀作ビデオ(メディア・パブ)
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posted by 田中善一郎 at 07:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年07月06日

好敵手同士,Twitter上でエールの交換を

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 犬猿の仲の好敵手同士も,Twitterでは仲良くエールを交わすのが礼儀なのかな。

 Microsoftが公式にTwitterの世界にレビューすると,さっそくLinuxが歓迎のさえずりをMSに送る。そのお返しにMSはすぐに感謝のさえずりをLinuxに伝える。

 宿敵の関係にあるBoston Red SoxファンとNY Yankeesファンも,友好のエールを交換した。だが,今はエールのメッセージが消えてしまっている。やはり,Twitter上でも戦いが始まるのかもしれない。 


●Linux(www.twitter.com/Linux)対 Microsoft(www.twitter.com/Microsoft)

LinuxvsMicrosoft.jpg

TwitterLinuxvsMS.jpg



●Red Soxファン(www.twitter.com/bosoxfan)対 Yankeesファン(www.twitter.com/yankeefan)

BostonvsNY.jpg
yankeefanVSbosoxfan.jpg



●CocaCola(www.twitter.com/cocacola)対 pepsi(www.twitter.com/pepsi)

CocacolavsPepsi.jpg

Twitter cocacola.jpg


twitterPepsi.jpg



◇参考
・Breaking: Yankee Fan Tweets Boston Red Sox Fan(CenterNetworks)
・Coke, Pepsi Make Nice on Twitter(AdAge)
・MicrosoftとLinuxがTwitterで友好のあいさつを交わす(TechCrunch Japan)

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posted by 田中善一郎 at 07:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年07月04日

Facebookのアクティブユーザー数,毎日70万人も増え,近く2億5000万人に

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 もしFacebookが国とするなら,このほど中国,インド、米国に次いで4番目に人口が多い国になったようだ。毎日70万人以上も増えており,世界のFacebookのアクティブユーザー数が近く2億5000万人を突破する。この勢いだと,年内にも米国の人口(約3億1500万人)を抜くかもしれない。


FacebookActiveUsers0907.jpg


 Inside Facebook調査によるFacebookの統計データは次の通りである。

・30 million users update their statuses at least once each day (13 million did per month at the beginning of the year)
・8 million users become fans of Pages each day (up from 2.5 million per day at the beginning of the year)
・10 million videos are uploaded each month (up from 4 million)
・900 million photos are uploaded to the site each month (up from 700 million)
・1 billion pieces of content (web links, news stories, blog posts, notes, photos, etc.) are shared each week (up from 15 million per month)
・35 million active groups exist on the site (up from 19 million)
・2.5 million notes created each month
・30 million users access Facebook each month through a mobile device

 Facebookのアクティブユーザー数は勢いよく伸びており,まだ鈍化の兆しが見えない。Inside Facebookでは,今年11月にアクティブユーザー数が3億人を突破すると予測している。上の統計データを見て注目したいのは,Facebookユーザーの活動が,人口の増え方以上により活発化していることだ。



◇参考
・Facebook Now Growing by Over 700,000 Users a Day, and New Engagement Stats(Inside Facebook)
・Facebook,Press Room(Statistics)
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posted by 田中善一郎 at 14:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月29日

Twitter API利用のマッシュアップも人気沸騰

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  FacebookとTwitterの爆発的な人気は,やはりそのオープン性とグローバル性にあるのだろう。皆が寄ってたかってアプリや周辺サービスを次々と作り出し,思いもしなかったものも飛び出したりしているのだ。ユーザーがワクワク感を抱くのも当然かも。

  だが,このような人気ソーシャル系サイトも,先週末のマイケル・ジャクソン死去のように世界的なニュースが飛び込んでくると,大変なことになる。トラフィックが殺到するからだ。特にリアルタイム性が売り物のTwitterがどうなったか気になる。

  SFGate(San Francisco Chronicleのサイト)によると,マイケル・ニュース発生からの1時間近く,Facebookでのデータ更新がいつもより約3倍も増えたという。一方のTwitterは1分間に2万4000件もの投稿が集中した。

  このSFGateのニュースで興味をもったのは,独立系モニターサービスのTweeSpeedが,Twitterの投稿数を測っていることだった。そこで,そのサイトをアクセスしてみると,以下のような毎分のツイート数(投稿数)を示すメータが現れた。

TweeSpeed.jpg

 またこのサービスでは,一日の投稿数推移を分刻みで,週の投稿数推移を時刻みで,グラグで見ることができる。以下は,米時刻25日のグラフである。マイケル死去のニュースがブレイクした瞬間,TweeSpeedのメータ針が2万4000と大きく振れたのである。

TweeSpeed090625.jpg


 このサービスはTwitter APIを使ったマッシュアップ・アプリケーションである。Twitter以外に,Google App EngineとGoogle Visualization のAPIを使ってマッシュアップしているのだ。


 こうしたTwitter APIを使ったアプリを調べるなら,マッシュアップの定番サイトProgrammableWeb.comの世話にならなければ。案の定,公開APIソフトの人気ランキングが出ていた。GoogleMapsについで何と2位にTwitterがランクされている。今は,YouTubeよりもホットなのだ。

MashupsTwitter.jpg

 これまでの歴代のランキングでも,マッシュアップ・アプリ数でTwitterは5位に入っている。

MashupsTwitterPopular.jpg

 このProgrammableWeb.comでは,Twitter APIを使ったマッシュアップ・アプリケーションが212本紹介されている。その一覧表はこちら(Mashups for APIs:twitter)で。ちなみに,Facebook APIを利用したマッシュアップ・アプリケーション数は97本である。


◇参考
・News as a social medium(SFGate)
・200 Twitter Mashups(ProgrammableWeb.com )

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posted by 田中善一郎 at 07:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月27日

ソーシャルゲーム業界の集会,ネット事業に新たな大波到来と盛り上がる

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SocialGamingSummit2009.jpg

  Social Gaming Summitと称するソーシャルゲーム業界の集会が,今週の23日に米サンフランシシスコで開かれた。500人を超えるソーシャルゲーム関係者が集い,かなり盛り上がったようだ。

 それもそのはずである。大不況の影響でネット業界全体の勢いが鈍化している中で,仮想空間市場がやたらに元気がいいからだ。Strategy Analyticsの予測によると,長期に渡って年率23%の高度成長が期待されているのだ。関係者は,ソーシャルゲームがインターネットビジネスの第3の大波になるとはしゃぐ。これまでネットの世界で二つの大波があったそうな。一つは2000年前後のネットバブル時,もう一つは2007年のWeb2.0ブームである。ソーシャルゲームはネット事業全体から見ればやや狭い分野かもしれないが,確実に急拡大が見込める市場として熱い視線が集まっているのだ。

 ソーシャルゲーム市場の参入プレーヤーとしては,SNSなどのプラットフォーム企業とゲームアプリケーションの開発企業が中心となる。今回の集会では,Facebook, MySpace, Hi5, Xiaoneiなどのソーシャルプラットフォーム提供者,またZynga,Playdom,Rockyou,Playfishなどのソーシャルゲーム開発者,それにZong,Super Rewards ,GMG Entertainment,PayPalなどのマネタイゼーションインフラ提供者などが,パネラーとして参加した。

 米国のソーシャルプラットフォームの主流はオープン化である。その代表がFacebookである。誰もがアプリケーションを開発でき,ゲームサービスを提供できる。さらにそのソーシャルプラットフォームの台風の眼となってきたのがiPhoneである。

 こうしたソーシャルプラットフォームに向けて,サードパーティのソーシャルゲーム開発者が一斉に飛びついている。だが,ソーシャルゲーム市場が本格的に立ち上がってまだ間もない。歴史も浅い。そのため,ソーシャルゲーム開発者はほとんどが新興のベンチャー企業である。

 Facebook向けゲーム開発でスタートし,今やトップランナーとして突っ走るZyngaも,2007年1月に設立した若いベンチャーである。だがすでに多くのファンから支持されいる。2年前に出したFacebook向けのpoker gameは,最新の月間アクティブユーザー数でも1413万人と根強い人気を持続している。今では同社のソーシャルゲーム全ての月間アクティブユーザー総数は5000万人を超える。毎日,1000万人以上のユニークユーザーが利用しいる。新作ゲームの立ち上がりが早いのも特徴だ。たとえば先週金曜日(19日)に出したばかりのFarmVilleも,週明けの月曜日までに50万人のユーザーが遊んでいるという。

FaemVille.jpg


 Zyngaを追うPlayfishも,同じく2007年に生まれたソーシャルゲーム開発ベンチャーである。同社のFacebook向けゲームの月間アクティブユーザー数は3000万人を超えている。最新ゲームのRestaurant Cityも,公開後わずか5週間で500万人が遊んでいる。

RestaurantCuty.jpg

 先のZyngaやPlayfishのFacebook向け新作ソーシャルゲームのように,プラットフォームがSNSの場合は,口コミで短期間に多くのユーザーを獲得しやすいのだ魅力的である。またFacebook向けでは2億人以上の巨大な会員が対象となるだけに,月間アクティブユーザーが1000万人を超える人気ソーシャルゲームも現れ始めている。
 
 さらにソーシャルゲーム開発者は,SNS向けだけではなくて,iPhone向けにも力を入れ始めている。iPhone向けアプリケーションとしてはゲーム分野が最も人気が高いだけに,ソーシャルゲーム開発者もiPhone向け開発にも意欲的なのだ。ただiPhone向け市場はまだこれからのようである。

  最近の注目すべき動きとしては,大手ゲーム開発企業から優秀なクリエーターがこうした新興ソーシャルゲーム・ベンチャーに次々と移り始めていることである。先日には,ゲーム開発大手Electronic Arts (EA)のCOOであるJohn Pleasantsが,ソーシャルゲーム・ベンチャーPlaydomのCEOに転じた。経営層までがソーシャルゲーム市場に傾倒しているのだ。

 最後に,Social Gaming Summitでも話題になったトピックを。Twitterを利用したソーシャルゲームである。140 Mafiaもその一つだ。続々とTwitterを介したゲームが生まれそう。

TwitterGame.jpg



追記:
参考までに,Facebookアプリケーション開発者のトップ5社を。月間アクティブユーザー数でランキングしている。

FacebookDeveloper.jpg

DAU:Daily Active Users, MAU:Manthly Active Users)

(ソース:AllFacebook)




◇参考
・In recession, social gaming comes of age(GamesBeat)
・Social Gaming, Virtual Goods Discussed in SF Summit(Virtual Worlds News)
・4 Takeaways From the Social Gaming Summit ― So Far(GigaOM)
・Social Games: Ready for Prime Time?(Virtual World News)
・Playfish Announces First Social Game for iPhone and iPod touch(プレスリリース)
・Electronic Arts' COO John Pleasants leaves company(neoseeker)
・不況と新型インフルを追い風に急拡大するソーシャルゲーム市場(メディア・パブ)
・バラ色の仮想空間市場,2015年まで年率23%の高度成長を予測(メディア・パブ)
・中国でも「SNS+ゲーム」が満開する兆し(メディア・パブ)
・勢いが続く中国のインターネット産業(メディア・パブ)

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2009年06月25日

米国トップ企業のCEOもソーシャルメディアを避けている

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  「日本のエスタブリッシュメントはネットが嫌い」と嘆いている人も多いようだが,「米国のトップ企業のCEOはソーシャルメディアを避けている」と同じような嘆き節が米国からも聞こえてきた。

 UberCEOは米企業トップ100のCEO(Fortune's 2009 list of the top 100 CEOs)がソーシャルメディアにどの程度接しているかを調査した。トップ100のCEOが,Facebook, Twitter, LinkedIn, Wikipediaをどれくらい利用ているか,またブログを持っているかを調べた。


 100人のトップCEOを対象にした結果は次の通り。

・Twitterアカウントを持っているCEOは2人。
・LinkedInプロファイルを持っているCEOは13人。
・81%のCEOは個人のFacebookページを持っていない。
・4分の3のCEOはWikipedia を使ったことがあるが,そのうちの3分の1は時代遅れの情報に限られている。
・誰もブログを持っていない。

 UberCEOはこの結果に驚き,嘆いているのだ。ソーシャルメディアを回避している理由として,CEOがソーシャルメディアに対して,
・恐れていて(Fear),
・知識がなくて(Lack of knowledge),
・時間が拘束される(Time constraints)
と見ていると分析している。

 でも,それほど嘆く結果なのかな。制約の多い大企業CEOが公的立場でソーシャルメディアに参加するのは大変である。それにもかかわらず,トップCEOの13人がLinkedInプロファイルを持っていたり,19人がFacerbookの個人ページを持っている。DellやCiscoなどの技術系企業のCEOが多いようだが,嘆くほどの結果とも思えないのだが。一方で日本の大手企業CEOがSNSを利用して姿はなかなか想像できない。せいぜいネット関連のベンチャー企業の社長くらいか。

 日本のエスタブリッシュメント層も米国のトップCEOも,ニュースサイトを見たり,アマゾンで書籍を買ったり,時にはYouTubeでビデオを視聴したりと,ネットに馴染んできている人も多いだろう。ネットを理解していると思い込んでいる人も少なくない。でも,ソーシャルメディアに能動的に参加することは別の次元の世界に入り込もことで、大きな壁が立ちはだかっているということか。


 以下,嘆き節をまとめたプレゼン資料を二つ,貼っておく。

Fortune 100 CEOs and Social Media
View more Microsoft Word documents from Sharon Barclay.



Fortune 100 CEOs Are Social Media Slackers
View more Microsoft Word documents from Sharon Barclay.



◇参考
It's Official: Fortune 100 CEOs are Social Media Slackers(UberCEO)
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posted by 田中善一郎 at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月21日

ソーシャルメディアで最後まで生き残るのはTwitterか?

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  Twitterはソーシャルメディアのキングだ。Twitter信奉者は,イラン騒動の中で一気に主役に躍り出たTwitterを,そのようにたたえる。

  荒れ狂うイラン騒動の中で,Twitterが大活躍したのは確かなようである。マスメディアに対する取材規制からソーシャルメディアの利用遮断と,当局の締め付けが一段と厳しくなるなかで,Twitterが情報提供や情報交換のツールとしてしぶとく利用されているようである。

  今日の早朝(日本時間の21日1時)も,改革派(反政府派)のムサビ元首相の支持者のTwitterアカウントmousavi1388で,「私(ムサビ)は殉教(martyrdom)する覚悟である」とのメッセージを,英語ならびにペルシャ語で発信していた。

Twittermousavi0906200120.jpg


20日付けのNYTimes.comでも,次のように伝えられていたので,かなり信憑性の高いメッセージだろう。
The opposition leader, Mir Hussein Moussavi, appeared at a demonstration in southern Tehran and called for a general strike if he were to be arrested. “I am ready for martyrdom,” he told supporters.
 こうしたメッセージは,Twitterなどを介して瞬間にして世界に伝わる。Twitter Searchで,"I am prepared For martyrdom, go on strike if I am arrested #IranElection"をキーワードとして検索をかけてみると検索結果(Realtime results for "I am prepared For martyrdom, go on strike if I am arrested #IranElection)のように,すごい勢いでTwitterユーザーが一斉にこのメッセージを拡散させていたことがわかった(retweetしていた)。


 ついでに,Twitter検索エンジンの新顔として最近人気上昇のTwazzupも覗いてみた。以下のようにトピックスもイラン一色である。世界中のTwitterユーザーの多くが,イラン騒動を話題にしているのだろう。 

twazzupIran090621.jpg

 ここでホットトピックの一つ“Unrest in Iran”にアクセスしてみた。そのページは次の通り。熱気が溢れている。GoogleやFacebookと同じように,ペルシャ語をサポートしていた。

TwitterSearchFarsi.jpg


  このようにTwitterが,反政府派にとって欠かせないメディアになったことは間違いない。反政府派の活動やメッセージを世界中にリアルタイムで伝えるツールとして,重要な役割を果たしているのだろう。ただし,イラン国内ではインターネットの利用規制が課せられたりしているため,国内で現時点でどこまで活用されているかは不透明である。でも今や,中国の例を見てもわかるように,インターネットを完全に遮断することはできない。インターネットなしでは経済活動も政治活動も事実上止まってしまうからだ。このため,イラン国内から情報が漏れ出るのを阻止するのは難しい。市民が撮った写真や動画が,ソーシャルメディアを介して世界中に流れているのも,そのためである。

  マスメディアからソーシャルメディアまで情報規制が課せられている中でも,ムサビ氏が以下のTwitterで伝えているように,Twitterが最後のツールとして利用され続けてきている。どうしてだろうか。

twitterMousavi150106pm.jpg

 そこでNYTやCnetをはじめ有力ブログも,なぜイラン騒動でTwitter革命が起こったのかを検証し始めている。NYTが“Twitter Is a Tool and Thus Difficult to Censor”と,Cnetが“Twitterverse working to confuse Iranian censors”と解説するように,Twitterは取り締まれにくいメディアのようである。それに,誰もがモバイル端末などから手軽に送受信できるメディアであることも,生き残る要因なのかもしれない。

 「140文字で政治活動のメッセージを伝えられるのか」と皮肉も言われそうだが,発展途上のTwitterがしばらくソーシャルメディアの台風の眼になりそう。

◇参考
・Twitter on the Barricades in Iran: Six Lessons Learned(NYTimes.com)
・Twitterverse working to confuse Iranian censors(cnet news)
・Twitter is critical tool for Iran's activists(Al Arabiya News Channel)


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posted by 田中善一郎 at 18:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月19日

Twitter,イラン騒乱でソーシャルメディアの主役に

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 イラン選挙の騒乱は,同時に「Twitter革命」でもあった・・・。そのようにTwitterの熱狂的なユーザーが興奮しながら語り合う。少なくとも政治活動家にとっては,欠かせない旬のメディアになったようだ。

 Twitterパワーを最初に見せつけたのが,CNNへの抗議行動である。CNNがイラン選挙のニュースを十分にカバーしていないと,Twitterのアカウント#CNNFailに抗議の声を集約させたのだ。高まるTwitterユーザーの批判の声に押されたのか,CNNはすぐにイラン騒動のニュースをCNN Newsサイトのトップに配するようになったという。

 ところでイランではこれまでも,マスメディア(報道機関)に対する報道規制が敷かれていており,さらに現職が再選した大統領選後は一段と規制が強化されてきている。外国メディアに対して反政府デモの取材を禁じたり,さらには記者の国外追放を強行し始めたのである。国内メディアに対する締め付けも厳しくなっている。このため事実上,マスメディアがイラン現地から独自ニュースを自由に発信できなくなっている。

 身動きが取れなくなってきたマスメディアに対して,脚光を浴びたのがソーシャルメディアである。ブログやSNS(FacebookやMySpace),YouTube,Flickr,それにTwitterを使って,改革派の支持者たちが情報提供や情報交換を進めたのである。イラン現地から,市民が撮った動画や写真がソーシャルメディアを介して世界に配信されたりもした。中でも,リアルタイム性が備わり,ケータイでも手軽に受発信が可能なTwitterの活躍が目立った。

 選挙で敗れた改革派(反政府派)のムサビ元首相の支持者も,以下のようなソーシャルメディアを駆使して,選挙のやり直しを求める抗議運動を展開している。

Facebook(www.facebook.com/mousavi1388)
Youtube(www.youtube.com/user/Mousavi1388)
Flikr(www.flickr.com/photos/mousavi1388)
Twitter(www.twitter.com/mousavi1388)

FacebookMousavi.jpg


twitterMousavi.jpg

 ここでも,Twitterの役割が際立っていた。抗議集会を案内したり,抗議デモの動画や写真がアップロードされたことを伝えたりと,ハブ的な役割を果たしている。確かにTwitterはリンクを広める力を持っている。匿名で投稿したり発信地域を変えたりして,当局の追跡から逃れやすいことも,Twitterの役割を大きくしたのかもしれない。また重役を担うことになったTwitterは,この時期に予定していたメンテナンスを急遽変更した(当初,米国務省の要請で変更したと伝えられたが,その後Twitterの独自判断との発言があった。でも政治的な配慮で国務省要請がなかったことにしたのかもしれない)。歴史的に重大な一コマで,大きな役割を果たそうとするTwitterサービスを,一時的にも中断できなかったのは確かである。

 
 そのTwitterで実際にどのようなメッセージが発せられていたかを,先のムサビ一派のアカウントで覗いてみよう。 

twitterMousavi130557am.jpg

twitterMousavi130944am.jpg


twitterMousavi150106pm.jpg


twitterMousavi151110pm.jpg

 
 これらのメッセージからもわかるように,政府側はソーシャルメディアを野放しにしていたのではない。FacebookやYouTubeがブロックされたことや,インターネットやケータイが使えなくなったことを,上のTwitterでも通報されている。選挙以降,イランにおけるソーシャルメディア・サービスは断続的にしか使えないようになっていた。さらに水曜日(17日)の朝からFacebookやMySpace,それにTwitterのアクセスを完全にブロックしたことを,イラン当局が明かしている(CBS Newsより)。

 だが,先ほど視た日本のテレビニュースでも,市民が撮ったらしい映像が流れていた。このインターネット時代では,完全に情報を遮断することは難しいのかも。このように,イラン国内の動きは海外でもなんとか伝わっているが,イラン国内ではソーシャルメディアもケータイも使えない状況なので,海外で流れているイラン関連情報に肝心のイラン市民が接触できなくなっているようである。


追記:
有力アラブ系メディアのAl Jazeeraも,改革派の抗議デモやソーシャルメディアの活躍を,以下のようなビデオで伝えている。





◇参考
・Iran Military Warns Online Media(CBS News)
・#CNNFail - Twitter users blast CNN's lack of Iranian election coverage(Examiner.com)
・Twitter is critical tool for Iran's activists(AlArabiya.net)
・Twitter Is a Player In Iran's Drama(Washington Post)
・Video: Iranians evade curbs via web(Al Jazeera)
・US sees both Iran rivals as hostile (Al Jazeera)
・Iran curbs media after poll result ( Al Jazeera)
・Media Helps Obama Admin. Take Credit for Twitter's Iran Coverage(NewsBusters)

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posted by 田中善一郎 at 07:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月10日

Twitterバブルが崩壊?,5月に入って突然の急ブレーキが

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 今年に入ってからのTwitterの勢いはすさまじい。毎月,ほぼ倍々ゲームで,ユニークユーザー数を増やしてきていたからだ。

 ところが信じられないことが起こった。5月半ばころからユニークユーザー(UU)数の増加がピタッと止まったというのだ。CompeteやQuantcastのデータによると,Twitterの5月のUU数が急に微増あるいはマイナスに転じたというのである。

 Competeによると,5月の米国でのUU数は1973万人で,4月に比べ1.47%増と成長がほぼフラットにとどまった。

Twitter0905compete.jpg


 一方のQuancastによると,5月9日のピーク時に2440万人に達した月間ユニークユーザー数が現在は2190万人に減じている。

Twitterquantcast.jpg


 「ほんまかいな」と信じがたい急変ぶりである。季節要因かもしれないので,同じように急成長しているFacebookの5月データを見てみた。Competeによると,Facebookの5月のUU数は前月に比べ+8.54%と堅実に増えている。Twitterは年間成長率が+1043%と,同+254%のFacebookに比べても桁違いの勢いを誇示していたのに,5月の月間成長率がFacebookより大幅に下回る1.47%になっているのだ。やっぱり,何かが起こっているのかもしれない。

FacebookTwitter0905.jpg


  一部ユーザーによる熱狂的な騒ぎに加え,それに便乗したメディア報道により,Twitterがバブルっぽくなってきたのは確かだろう。爆発的な成長からやや落ち着いた段階に入ってきたのか,それともバブルが一気にはじけていくのかが,気になるところだ。もうしばらく様子も見ていく必要がありそう。

  でも最近の調査によると,Twitterの成長に減速感が現れ出すとのことだ。Nilsen onlineの調査結果では,Twitterユーザーのretention rate(リテンション率:再訪問率)が低いことを指摘していた。周りが騒ぐので,一度はTwitterを試したものの,再利用するユーザーは少ないとのことである。

 またHarvard Businessが30万人を対象にした調査によると,Twitterコンテンツの90%は1割のTwitterユーザーによって作られているという。つまり大半のTwitterユーザーは読むだけのROMユーザーということだ。ほとんどの人は,さえずっていないのである。また半数のTwitterユーザーは,74日間に一度もページを更新していない。

 Purewireの調査でも,Twitterユーザーはアカウントを取っても,40%は実際にはtweetしないままになっている。また約25%はだれをもフォローしていない。またTwitterユーザーの1/3以上は,一言もtweetしていない。約80%のユーザーは,tweet回数が10回以下である。

 多くのTwitterユーザーは騒ぎにつられて飛びついたものの,意外と冷めており,ほとんど発信(tweet)していないのか。使っても,情報収集のための一方向コミュニケーションとして利用している人が多そう。一方,フォローしたりフォローされたりして,双方向でガンガンTwitterを使いまくる熱狂的なユーザーはもう急激に増えそうもないので,UU数の伸びが鈍化するのもしかたがないところか。


◇参考
・FacebookとTwitter,ユーザー滞留時間が驚異的に増加(メディア・パブ)
・New Twitter Research: Men Follow Men and Nobody Tweets(Harvard Business)
・The Web in Numbers: Twitter’s Phenomenal Growth Suddenly Stops(Mashable)
・Twitterユーザー、熱しやすく冷めやすい(メディア・パブ)
・Twitter hype punctured by study(BBC News)
・TweetGrade Tames Twitter Universe to Help End Users Know Who They Can Trust(Purewire)
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posted by 田中善一郎 at 11:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年06月04日

FacebookとTwitter,ユーザー滞留時間が驚異的に増加

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  この1年間で最も勢いのあったソーシャル系サイトとなると,FacebookとTwitterであろう。ユニークユーザー数が,Facebookは2倍以上に,Twitterは10倍以上にと大きく跳ね上がった( 米国ユーザーを対象にしたCompete調査の4月データによると,Facebookが前年同月比249.7%増,Twitterが同1192.1%増)。

 このほどNiesenが発表したユーザー滞在時間は,両サイトの勢いをさらに際立たせている。以下の表のように,4月のユーザー滞留時間(総計)がFacebookは同699%増に,Twitterは3712%増と,驚異的に増えたのである(これも,米国におけるユーザー調査)。

SNSBlogTotalMinutes.jpg

 さらに驚いたのは,凄まじい速さでトップが入れ替わったことだ。1年前の4月には,月間ユーザー滞留時間でMySpaceが計72億分と断トツで,2位Facebookに4倍以上の大差をつけていた。それが今年の4月には,Facebookの月間ユーザー滞留時間が139億分と爆発的に増え,Facebookが一気にMySpaceを追い抜いたのだ。それも逆に約3倍近くも大差を付けてである。開放型のFacebookプラットフォーム向けに魅力あるサードバーティー・アプリケーションが次々と生まれてきたせいか。Facebookユーザーはこうしたアプリをたっぷり時間をかけて利用し,サイトに居座っているのだろう。


◇参考
Time Spent on Facebook up 700 Percent, but MySpace.com Still Tops for Video, According to Nielsen(プレスリリース)



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posted by 田中善一郎 at 22:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年05月24日

不況と新型インフルを追い風に急拡大するソーシャルゲーム市場

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 ソーシャル・ネットワーキング・サイト上で楽しむゲーム,いわゆるソーシャルゲームの市場が活況を呈している。

 長期化する不況が,ソーシャルゲーム市場にとって追い風になっているようだ。こう不景気だと,出費が伴う外出を控えめにして,経費をあまりかけなくても気軽に楽しめるソーシャルゲームで過ごそうとする人が増えてくる。さらに最近の新型インフルエンザの流行も,内に閉じこもってオンラインゲームで遊ぶ人を増やしているのだろう。ソーシャルゲームユーザー数が,2008年の5000万人から2009年には2億5000万人に急増するとの予測も出ている。

 米国では,Facebookに代表されるSNS上でソーシャルゲームが大人気を博しているが,最近になってiPhoneなどのモバイル端末にも飛び火している。

 Facebookプラットフォームの人気アプリケーションを見ても,外部のデベロッパーが開発したソーシャルゲームが目白押しである。以下はアクティブユーザー数/日のランキングである。

FacebookgameApplication0905.jpg
(ソース:AllFacebook)

 ここで躍進めざましいデベロッパー企業Zyngaに注目してみる。上のFacebookアプリケーションのトップ10にも,同社のソーシャルゲームが3本も選ばれている。

 その結果,Facebookアプリケーションのデベロッパー別ランキングでも,以下のように月間アクティブユーザー数でトップに躍り出た。

FacebookgameDeveloper0905.jpg
(ソース:AllFacebook)

 Zyngaのアプリケーションを月に4230万人ものFacebookユーザーが利用している。毎日,770万人が楽しんでいる。Zyngaのソーシャルゲームの幾つかは,Facebook以外のソーシャルサイト,たとえばMySpaceやbebo,hi5,My Yahoo!,それにiPhoneでも利用できる。このため毎日1000万人を超えるユーザーがZyngaのソーシャルゲームに興じているという。

 Facebookはオープンプラットフォームなので,サードパーティーのソーシャルゲーム・デベロッパーの競演の場となっている。次に,Facebookプラットフォーム向けのソーシャルゲーム別ランキングを示す。月間アクティブユーザー数によるランキングである。

FacebookGamebest25_20090504.jpg
(ソース:Inside Social Games)

 やはり,Zyngaのゲームが上位を占めている。この中で今ヒットしているゲームとなると,Mafia Warsのようだ。友達とマフィアファミリーを結成して遊ぶとか。ゴッドファーザーの世界かも。このゲームで遊んでいる人(月間アクティブユーザー)は,4月23日に954万人であったのが,5月22日に1111万人となっている。まだ増え続けているのだ。さらにこのほど,iPhoneでもこのマフィアゲームを楽しめるようになった。

ZyngaMafiaWars.jpg

 Zyngaの売上の中心は,少額決算による有料課金である。同社の売上は公表されていないが,今年の売上はVirtual Goods Newsによると4000万〜5000万ドル,BusinessWeekによると1億ドルと推測されている。また人材も強化しており,最近ではYahoo searchのGMであった Vish Makhijaniを獲得した。



◇参考
・SGN aims for cross-platform social gaming domination(VentureBeat)
・Social Gaming Scores in the Recession(BusinessWeek)
・Zynga、大ヒットのMafia WarsをiPhoneに(TechCrunch Japan)
・小額決済によって売上額大幅アップ(TechCrunch Japan)
・The Top 25 Facebook Games for May, 2009(Inside Social Games)
Zynga Now Largest App Developer On Facebook; Earning $40M In Revenue?(Virtual Goods News) 
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posted by 田中善一郎 at 13:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2009年05月18日

Web2.0スタートアップ・マップ2009年版,ゲームオーバーしたベンチャーも多い

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web20map2009.JPG

 Meg Pickard のブログ(meish dot org: life, unfolding)がWeb2.0スタートアップ・マップを公開している。ゲームオーバーしたベンチャーに×マークを付けている。うまく他社に買い取られた元気の良い○マークが付いたベンチャーも少なくないが,全体では消えていったベンチャーが目立つ。

 景気減速がゲームオーバーの時期を早めたのであろうが,もともとネットベンチャーで成功するのはほんの一握りであるから,このように淘汰が進むのも当然の流れである。×マーク・ベンチャーの起業家は敗者復活戦や新たな挑戦で頑張ってもらいましょう。

◇参考
・Game Web 2.Over? (meish dot org: life, unfolding)
タグ:スタートアップ

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posted by 田中善一郎 at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
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