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2009年01月08日

止まらないFacebookの勢い,会員数が1億5000万人突破

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  Facebookは地球規模の世界国家を構築しようとしているのでは・・・。そう思えるほど,同社の勢いが凄まじい。

  会員数が1億5000万人を突破し,会員の半数が毎日Facebookサイトを利用している。FacebookのCEO Mark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)が,“A Great Start to 2009”という見出しのブログ記事の中でこう述べている。昨年8月末に1億人を突破した会員数が,5か月もたたない今日,1億5000万人に達したのだ。現在,150ヵ国に会員を抱え,少なくとも35言語でやり取りが行われている。

Facebook090106.jpg

  さらに驚くべきことに,会員の半数,つまり7500万人が毎日Facebookサイトを訪れているということだ。すごいログイン数である。会員がいかに日常的にFasebookを利用しているかが読み取れる。コミュニティー系SNSの威力を見せつけている。

  その順風満帆に思えるFacebookも課題を抱えている。2008年の売上高が2億5000万ドルから3億ドルの間と見られているからだ。会員数の割にあまりにも売上高が少なすぎる。収益モデルがまだ確立されていない。金儲けの尺度でしか企業を見ない人からすれば,同社の評価は低い。実際,企業価値も下降気味である。

 だが,景気後退も重なって低迷気味のネット産業において,もっともワクワクさせてくれるベンチャーとなるとFacebookではなかろうか。まったく新しい仕掛けやサービスを試行錯誤的に次々と編み出してきたし,“A Great Start to 2009”と語るZuckerbergがこれからも新しい世界を切り拓いてくれそうである。


◇参考
・A Great Start to 2009(Facebook Blog)
・Our First 100 Million(Facebook Blog)
・Facebook Becomes A (Really Big) Country(Adotas)


タグ:Facebook SNS

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posted by 田中善一郎 at 09:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年12月19日

フェースブックユーザーが1億4000万人超え,毎日60万人も増えている

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 フェースブック(Facebook)の勢いが止まらない。Inside Facebookによると,会員が毎日60万人以上増えており,アクティブユーザー数が1億4000万人を超えているという。

 増え方が加速化している。第4四半期に入って毎日30万人から40万人も増えていると見られていたが,最近の週では毎日60万人から,おそらく70万人近く増えているという。この勢いだと,今月(12月)は月間で2000万人増え,2009年3月には世界の総会員数が2億人に達するという。米国外会員比率が70%と多いようだ。

Facebook0812.jpg
(ソース:Inside Facebook)

 おもな統計データは次の通り。
1億4000万以上:アクティブユーザー数
1300万:毎日更新されるユーザーステータス件数
7億:毎月アップロードされる写真本数
400万 :毎月アップロードされる動画本数
200万:毎月実施されるイベント件数
1900万:アクティブグループ件数
100:会員のサイト内友人数(平均)
5万2000:アプリケーション数
140:毎日追加されているアプリケーション数

 ともかくすごい勢いだ。世界的な不景気で,金のかからない楽しみとなるとSNSなのか。

 でも,Facebookのマネタイジングがまだ軌道に乗っていないのでは。CNNMoney(Silicon Alley Insider)によると,同社の企業価値は20億ドルに落ちているとのこと。Microsoftが出資した昨年は,150億ドルの企業価値があったのだが。社員数もこの1年間で倍増し800人になった。これだけユーザー数が急増すると,サーバー経費もバカにならないし。



◇参考
・Facebook Now Growing by Over 600,000 Users a Day - And New Engagement Stats(Inside Facebook)
・Facebook Value Drops To $2 Billion(CNNMoney,Fortune)
・Facebook: Get Ready For A Down Round(Silicon Alley Insider)
タグ:Facebook

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posted by 田中善一郎 at 08:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年09月26日

英Google Maps,道路の渋滞状況を表示

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 英国のGoogle Mapsでは,道路の渋滞状況が表示されるようになった。道路の渋滞状況(マイル/時)が色分けして表示される。

 最初のスナップショットは,現時点の交通渋滞の状況を示している。

GoogleMapsLondonTrafficA.jpg

 面白いのは,曜日と時間を指示すれば,その時の道路の渋滞状況を予測してくれることである。試しに,土曜日の朝9時半を指定した。休みの早朝なので,郊外の高速道路は時速45マイル以上で走れるようだ。

GoogleMapsLondonTrafficB.jpg

 このサービスの適用地域はEnglandだけで,Northern Ireland, Scotland , Wales はまだカバーしていない。

◇参考
・Google Maps UK Adds Traffic Information(Google Blogoscoped)
タグ:google

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posted by 田中善一郎 at 23:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年09月18日

米SNS,成長組と成長停止組に分れる

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 米SNS市場では,成長組と成長停止組とに分化してきている。

 Nielsen Onlineが,2008年8月の月間ユニークユーザー数でランク付けしたSNSトップ20を発表した。それによると明暗がくっきりと。Facebook,LinkedIn,Reunionのように1年間で訪問者数が約2倍に急増したサイトがある一方で,MySpace,Classmates Online,Windous Live Spacesのように成長が止まってしまったサイトも目立ってきた。


SNSTop20Nielsen0809.jpg

 このままだと米市場でも,1年後にもFacebookがMySpaceを追い抜きそう。


◇参考
・Twitter is Growing Like Crazy: Up 422% in 12 Months(Mashable)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 09:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年09月11日

中国でも「SNS+ゲーム」が満開する兆し

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FriendsForSale.jpg


「SNS+ゲーム」が中国のSNS市場の牽引車になりそうだ。

  China Web2.0 Reviewの記事によると,「SNS+ゲーム」が次の大きな波となるという。その前触れとなる出来事が8月末に起こった。中国の大手ポータルのSinaとNeteaseが揃って,彼らのblog/spaceサービスに“friends for sale”機能を加えたのだ。

 ゲームの世界に疎い者にとって,それがどうしたというニュースなのだが。でもゲームマニアにとっては,“Friends for Sale”は話題のSNSゲーム。Serious Businessが開発したFacebook向けアプリで,月間アクティブユーザー数が435万人に達する人気ゲームである。

FriendsForSaleFacebook.jpg

  Friends for Saleの説明文で"Buy and sell your friends as pets"とあるように,友人をベットの如く売買するゲームとか。ということは自分も人身売買されるということか。転売されながら,その人の市場価値が高まっていくようだが。バーチャルマネーを使って,より価値を高めるための仕掛けを入手するみたい。このゲームについては,Techcrunch(日本語版)で紹介されているので,詳しくはそちらでどうぞ。

 そして,このFriends for Saleクローンを最初に中国に持ち込んだのがKaixin001.comであった。China Web2.0 Reviewによると,Kaixin001は元Sina社員が4月末に立ち上げたばかりのFacebook風SNSであるが,Facebook向けで人気の高い“Friends for Sale”や“Parking War”と極似したアプリケーションを提供したところ,バカ受けしたようだ。

 今年に入って中国SNS市場が一段と活発になってきた。まず,オープンプラットフォームを看板にしたFacebook風SNSが次々と生まれてきている。そして,そのプラットフォーム上でFriends for Saleなどのゲームアプリを提供するのがブームになろうとしているのだ。

 ここで,大手SNSである51.comとXiaonei.comの動きを見ておこう。

51comChinaSNS.jpg

 51.comは最近オープンプラットフォームを立ち上げ,そのプラットフォーム上でFriends for Saleと似たアプリケーションを提供している。またプラットフォーム向けアプリケーションデベロッパーにGoogle AdSenseを組み入れることを認めている。最近では,Facebookと同じようなプロフィールページも提供することになった。

 さらに注目すべきは,オンラインゲーム会社Giant Interactive が5100万ドルを出資することになったことだ(51.com株の25%)。51.comプラットフォーム向けに多くのWebゲームが提供されていくのだろう。JLM Pacific Epoch によると,51.comの登録者数は1億人を超え,アクティブユーザー数が3500万人,毎日の新規登録者数が10万人となっている。

XiaoneiChinaSNS.jpg

 もう一方のXiaonei.comは中国版Facebookとたとえられており,レイアウトや色調,ロゴまでがオリジナルFacebookと似通っている。校内网(網)と言うだけあって,Facebookと同じように学生ユーザーが多い。会員数は2200万人。

 XiaoneiはOak Pacific Interactive(OPI)の傘下にあるが,そのOPIにソフトバンクが4億ドル出資し筆頭株主になっている。一方でOPIはゲーム開発会社PeaGameを買収した。Xiaoneiはオープンプラットフォームを提供するために,GoogleのOpenSocialに加入している。

 このほか,オープンプラットフォームのSNS市場に新規参入するベンチャーも増えてきている。その中での注目株がYiqi.comである。中国Web界で影響力を持つYahoo Chinaの前CEOが創立しているからだ。OpenSocialを採用している。さらにSinaやQQも自前のオープンプラットフォームを計画しているという。

 MySpaceとFacebookも中国に上陸している。MySpace.cnは年内にもオンラインゲーム事業を立ち上げる予定という。 

 中国の関係者は,SNSのトラフィックに見合うマネタイジングを広告だけで実現するのは難しいが,オンラインゲームの課金を絡ませればうまくいきそうだと見ている。

 中国のインターネット人口は今や世界一。2010年までに3億人を突破するという。CNNIC(China Internet Network Information Center) の調査では,2008年6月現在の中国のオンラインゲーマ人口は1億4700万人に達している。若者のオンラインゲーム中毒は社会問題化しているが,中国の「SNS+ゲーム」市場は盛り上がりそう。


中国のインターネット人口(単位:億人)
CNNICNetPopulation.jpg



◇参考
・Oak Pacific SNS Site Reports Growing Numbers (JLM Pacific Epoch)
・第22次中国互联网络发展状况统计报告
・中国SNS市場に見る、「C2C」型ビジネスモデル脱却の葛藤(マイコミジャーナル)
・China SNS Roundup: Sina, Netease, 51.com, Yiqi.com(China Web2.0 Review)
・CNNIC: Over 100 Million Bloggers in China(China Web2.0 Review)
・Is SNS+Game the Next Big Thing?(China Web2.0 Review)
・Facebook Targets Chinese Market(ReadWriteWeb)
・Leading Chinese social network 51.com raising $50 million round, to launch platform for third-party developers(VentureBeat)
・Xiaonei, the Facebook of China, raises $430M ― better funded than Facebook(VentureBeat)
・Chinese Online Game Players Total 147 Million(RedlineChina)
タグ:SNS ゲーム

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posted by 田中善一郎 at 09:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年08月13日

Facebookが世界市場で独走の勢い,海外SNS市場で急拡大

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 Facebookが世界のSNS市場で首位の座をがっちり確保し始めている。

 comScoreの調査データによると,Facebookの世界における2008年6月の月間ユニークビジター数が1億3200万人に達し,前年同期比153%増の爆発的な成長を示した。1年前にFacebookの2倍以上のユニークビジター数を誇っていたMySpaceを完全に追い抜き,世界市場で独走態勢に入ったのかもしれない。

ComscoreSNS0806b.jpg

 Facebookの急成長が著しいのは米国以外の海外市場で,以下のようにこの1年間驚くべき伸びを示した。飽和気味の北米市場でも前年同期比で38%も増やしたが,その他の州では同303%から同1055%増だから,ともかくすごい。

ComScoreSNS0806c.jpg

 世界の州別で見たSNSユニークユーザー数を以下に示す。北米だけが大きく鈍化しており,大手SNSの戦いの場は世界市場となっている。この1〜2年で大まかな勢力図が固まりそう。ただ,日本SNS市場だけは蚊帳の外かもしれない。日本市場はケータイSNSが主戦場になっているが,このcomScoreのデータにもケータイSNSは反映されていないのでは。日本の特異なSNS市場では,FacebookもMySpaceも苦戦しそう。

ComScoreSNS0806a.jpg



◇参考
・Social Networking Explodes Worldwide as Sites Increase their Focus on Cultural Relevance(comScoreのプレスリリース)




タグ:Facebook SNS

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posted by 田中善一郎 at 07:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年08月06日

50種の仮想世界を次々と実感できるビデオ

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  Google Lively,Cyworld ,Habbo Hotel,Second Life,Club Penguin・・・・。こうしたソーシャル仮想世界(social virtual worlds )サービスについては,名前を聞いたことがあっても,実際に体験した人は少ないのではなかろうか。

  Gary Hayesが制作した“2008 Metaverse Tour”は,50種のソーシャル仮想世界の雰囲気を一つ一つ味わえるビデオである。7分長のビデオである。以下に,そのビデオを貼り付けておく。もっと迫力ある大画面で視聴したければ,http://www.justvirtual.com/SVWS_2008.mp4にあるMP4ファイルをダウンロードすればよい。



 このビデオで登場している仮想世界サービスの位置づけは、KZER Reseachがまとめた Virtual World by sectorが役に立つ。

 ビデオで紹介された50種の仮想世界は,次の通り。

Kaneva
YoVille (in Facebook)
RocketOn
Prototerra
Gaia Online
HiPiHi
Google Lively
Habbo Hotel
Laguna Beach (vMTV)
Whyville
Twinity
Cyworld
Football Superstars
Weblin
IMVU
Second Life
Club Penguin
Active Worlds
vSide
A Tale in the Desert
Barbie Online
Amazing Worlds
Webkinz
Worlds.com
Spore
Exit Reality
SpineWorld
Stardoll
The Manor
There.com
Vastpark
Qwaq
PS3Home
GoSupermodel
Grockit
Croquet
Metaplace
Coke Studios
Dreamville
Dubit
Mokitown
Moove
Muse
The Palace
Playdo
Sora City
Voodoo Chat
TowerChat
Traveler
Virtual Ibiza



◇参考
・2008 Metaverse Tour Video: The Social Virtual World’s A Stage (PERSONALIZE MEDIA)
タグ:仮想世界

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posted by 田中善一郎 at 12:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年08月01日

米SNSの中核層は女性が多い

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 米SNSにおいて,中核の若年層では女性ユーザーが多い。たとえば,学生に人気の高いFacebookでは,14〜24歳の若年層の女性ユーザー数が同年代の男性ユーザー数の倍近くもいる。

 これは,Rapleafが,今年6月にSNSサイトの公開情報を収集して調査した結果である。4500万応答者の90%のデータをもとにまとめている。90%は米国内ユーザーであるため,今回のデータ結果は事実上米国ユーザーを対象にした結果とみてよさそうだ。調査結果の一部を以下に載せておく。

aaa.JPG

 Facebook以外のMySpace,Bebo, Hi5などの代表的な米SNSでも,若い世代では女性が多い。若い男性が肩身の狭い思いをしなくてすむSNSは,ビジネスパーソン向けのLinkedInくらい。でも中高年層となると,どこのSNSも男性比率が高まっている。

 ReadWriteWebの記事を参考にして紹介したが,オリジナルのRapleafのデータは,こちらで得ることができる。 

◇参考
・Rapleaf Study Reveals Gender and Age Data of Social Network Users(プレスリリース)
・Study: Women Outnumber Men on Most Social Networks(ReadWriteWeb)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 09:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年07月30日

世界トップ60のSNSの総登録者数が13億人に

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 SNSの登録者数は世界で13億人程度に達しているようだ。

 Buzz Canuckによると,世界トップ60のSNSに登録している総ユーザー数が13億人を超えたという。WikipediaのList of social networking websitesなどを参考にしながら計数した結果である。

 ただし,この記事でも述べているように,登録者の中には実際には利用していないユーザーも多い。一方で,トップ60には抜けているSNSも少なくない。日本のモバイルSNSは見当たらない。おおよそのSNS登録者数と見ておいたほうがよさそうだ。

 以下は,登録者数が1000万人を超えているとするSNSの一覧表である。

SocialNetwork.jpg

◇参考
・1.3 Billion Now Registered to the Top 60 Social Networks(Buzz Canuck)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 05:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年07月09日

Googleもついに仮想世界サービスに参入

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LiblyGoogle.JPG

 ついにGoogleも仮想世界サービスを開始した。その名はLivelyである。

 あなたの仮身となるアバタを作り,あなた自身の部屋を飾り立て,その部屋に友人を招待し,ペチャクチャとしゃべり合う・・・・。

LivelyCreateExpressAdd.JPG

 どのレベルの仮想世界か実現するかを知るには,以下のデモビデオを見るのが手っ取り早い。



 手軽に始められる仮想世界サービスである。Second Lifeと違って,新しいソフトをダウンロードしなくてもよい。Windows Vista/XP マシン上のInternet ExplorerあるいはFirefoxにプラグインするだけでOKである。

 自分自身の部屋(プライベートルーム)は,Facebookなどの他サイトにも置けるようになるようだ。特定の人しか部屋に入れないようにもできるし,誰もが訪れるようにもできる。あなたのリビング用部屋でYouTubeのビデオを楽しんだり,部屋の壁にPicasaの写真を飾ったりもできる。

 先ほど,現在訪問者数が最も多かったDre's Roomをこの記事ページに試しに貼り付けてみた。


 アバタ,アパレル,アクセサリー,家具,部屋のアイテムは,すでにかなり多くが用意されており,それらを適当に選んでパーソナライズすることになる。アイテムカタログはこちらで。
LivelyItem.JPG

 ユーザー自身がオリジナルのアイテムを作ることは,まだできないようだ。だからバーチャルグッズを売買することも当然のように不可能である。もちろん、Googleが用意するアイテムはすべて無料である。でも将来,仮想貨幣を導入するかもしれない。野心的だが一般の人には敷居の高いSecond Lifeに代わって,仮想世界サービスまでもGoogleが主役の座に付くのだろうか。 


◇参考
・Be who you want on the web pages you visit(Official Google Blog)
タグ:仮想世界 google

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posted by 田中善一郎 at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web2.0 SNS CGM
2008年05月31日

新技術と英語を一緒に学べる秀作ビデオ

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 Common Craftのビデオはどれも秀作だ。

 Social Media,Twitter,Podcasting,RSS,Wiki,Social Bookmarkingといった小難しい新技術/サービスを,ペーパーワークを駆使してわかりやすく説明してくれている。いずれも“in Plain English”となっており,やさしい英語で解説している。聞き取りにくかった言葉は,英文テキストで確認できる。

 ネット系の新技術を学ぶには格好のビデオである。それに英語の学習にも使えそう。非商用の場合は無料。

 以下に,Social Media,TwitterそれにPodcastingのそれぞれの解説ビデオを貼り付けておく。


Social Media

Social Media in Plain English from leelefever on Vimeo.
英文テキスト(Transcript: Social Media in Plain English)


Twitter

Twitter in Plain English from leelefever on Vimeo.
英文テキスト(Transcript: Twitter in Plain English)


Podcasting

Podcasting in Plain English from leelefever on Vimeo.
英文テキスト(Transcript: Podcasting in Plain English)

◇参考
Video: Social Media in Plain English(Common Craft)
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posted by 田中善一郎 at 09:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年05月21日

米SNS市場,LinkedInが爆発的成長,Club Penguinは失速

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 LinkedInのユニークビジター数がこの1年間で4.6倍にも急増したが,仮想世界サービスで人気上昇のはずのClub Penguinが会員数を減らし失速気味だ。

 米国市場でのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイトの4月の月間ユニークビジター数を,Nilesenが発表した。米国の調査会社がよくやるように,特定のメディアあるいは有力ブログのみに事前リークしており,Nilesenのサイトにはまだ掲載されていない。今回はCNETに流している。

 そのCNETの記事によると,LinkedInの4月の月間ユニークビジター数が870万人となり,前年同期比361%と爆発的な急増を示した。一方,昨年Disneyに買収されて勢いづくはずのClub Penguinは同7%減の381万に減速した。

 またMySpaceはわずか同3%増の5875万人に停滞したのに対し、対抗のFacebookは同56%増の2248万人と元気よく成長している。

◇参考
・Nielsen: MySpace, Club Penguin growth static, LinkedIn soaring(CNET News.com)

タグ:SNS Facebook

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posted by 田中善一郎 at 08:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年05月15日

SNS広告のトレンドを俯瞰する

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  米国および世界のSNS広告の予測を,eMarketerが発表した。2012年までを占っている。eMarketerの予測は概して楽観的であるので,ネット業者が顧客向けに説明するデータとしてよく利用されている。絶対値はともかくにしても,相対的な関係や大雑把なトレンドをつかむには便利かも。

 2007年はMySpaceやFacebookに代表されるSNS広告が飛躍的に伸びた年であった。今年はやや鈍るが,まだ高成長を期待できるとのことだ。


usSNSad200803.jpg

TopSNSad200803.jpg

SNSadTotalad200803.jpg


WorldwideSNSad200803.jpg

◇参考
・Social Networking Ad Spending Update(eMarketer)
タグ:SNS 広告

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posted by 田中善一郎 at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年04月28日

意外なソーシャルメディア接触,アジア人が欧米人よりも能動的に参加

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WAVE3.JPG

 SNSやブログ,写真/動画共有サイトなどのソーシャルメディアに対して,アジア人は欧米人よりも能動的に参加しているようだ。

 Universal McCannのソーシャルメディア調査によると,米国や西欧のインターネットユーザーは他人の作ったコンテンツを閲覧するだけの傾向があるのに対し,アジアのユーザーはコンテンツの作り手となる割合が高いとのことだ。

 Universal McCannのソーシャルメディア・プラットフォーム調査は,2006年9月(Wave 1),2007年6月(Wave 2)に次いで,2008年3月(Wave 3)が3回目である。今回は,29ヶ国1万7000人のアクティブ・インターネットユーザーを対象に調査を実施した。WAVE 3とのタイトルの調査レポートが,80ページのPDFファイルで公開されている。

 調査ではThe Active Internet Universeを,毎日あるいは隔日にインターネットを利用している人と定義している。そこで,世界の16歳〜54歳のActive Internet Universeを475m(4億7500万)人と推定している。
 トップ10の国は次の通り。

米国:100m
中国:61m
日本:29.8m
ドイツ:18.8m
英国:17.8m
インド:17.8m
ブラジル:13.8m
韓国:13.7m
フランス:12.8m
スペイン:10.9m


 今回の調査で特徴的な結果を上げておく(ユーザーは16歳〜54歳のActive Internet User)。

・アジア人が世界中で最も,能動的にソーシャルメディアに参加している。
・2006年9月(Wave 1)から2008年3月(Wave 3)までの間で,最も急成長した分野はVideo Clips視聴である。普及率がWave1の31%からWave3の83%へと急上昇した。
・ユーザーの57%は,コンテンツを作り共有するソーシャルネットワークに参加している。ユーザーの55%は写真をアップロードし,22%はビデオをアップロードしている。
・Widgetも浸透してきた。ソーシャルネットワークユーザーの23%はアプリケーションをインストール。ブロガーの18%もインストール。
・ユーザーの73%がブログを閲覧。
・中国のブロガー人口は4200万人と,世界で最も多い。
・34%はブログに製品やブランドについての意見を投稿し,36%はブログ発信している企業をポシティブと見ている。
 

 インターネットユーザーがソーシャルプラットフォーム上で参加するサービス例は次の通り。

・Social Networking
・Blogging
・Micro Blogging
・Photo Sharing
・Video Sharing
・Podcasts
・Message
・Chat Rooms
・RSS
・Widgets

 世界のActive Internet Userが各ソーシャルメディアサービスをどの程度利用しているかを,この1年半(Sep06〜Mar08)の推移で示したのが次のグラフである。確かにビデオクリップ視聴がYouTube効果で爆発的に伸びている。ニュースサイトへのコメントがほとんど変わらないのが寂しい。それにしても,アクティブユーザーの間でのソーシャルメディアの浸透率は高い。

SocialMediaWav1Wave3.JPG

 ソーシャルメディアの例として,ブログの調査結果を見てみよう。ブログを読むユーザーの割合は77%にも達している。驚いたのは,ブログを書いたことがあるユーザーの割合である。

StartingBlogWave3.JPG

 韓国が71.7%,台湾が70.9%,中国が70.3%,フィリピンが65.3%とアジア勢が上位を占めた。インドが49%,日本が47.3%と,ともかくアジア各国のアクティブ・インターネットユーザーの多くはブロガーとなっている。それとは対照的に,米国が26.4%,英国が25.3%,カナダが22.5%と小さい。

 各国のブロガー人口と,そのブロガー人口が16歳〜54歳の総人口に占める割合を示したのが,以下のグラフである(クリックで拡大表示)。

BlogMcCannMarch2008.JPG


 ブロガー人口の絶対数でも,中国が米国を追い抜いた。
China42.3m
USA:26.4m
Japan:14.1m

 16歳〜54歳の総人口に占めるブロガー人口の割合は次のようになった。やはり,アジア各国が上位に並んだ。
 
South Korea:30.5%
Taiwan:28.7%
HongKong:21.5%
Japan:18.5%
Spain:18.2%
Netherlands:16.2%
USA:14.5%
UK:12.3%

 今回のレポートでは,SNSや写真共有サイト,動画共有サイトなどでも同じような調査を実施している。おもしろい結果があちこちで見られた。たとえば,動画をアップロードするユーザーの割合は,ブラジル,フィリピン,中国,メキシコ,台湾,インドなどの意外な国で高いといったように。


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2008年04月24日

BBCもYouTubeを利用した選挙民参加型の報道を

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 米大統領予備選からも明らかに,選挙報道や選挙運動は今や,有権者主導のソーシャルメディアも重要な舞台になってきている。

 今年5月のロンドン市長選挙でも,有権者と候補者との間を橋渡しするサービスを,英Yooskが提供している。マスメディアをバイパスした動きである。

 こうした動きをマスメディア側も傍観できなくなってきたのだろう。BBCがYouTube上に,“BBC London election channel” をこのほど開設した。ロンドン住民が候補者に対する質問を,YouTubeにビデオ投稿できる。Journalism.co.ukによると,現在のところ3候補がビデオ回答することに同意したという。これらのビデオの一部を,BBC1で放送する。

YouTubeLondonMayor0805.JPG

 以下は,このプロジェクトのプロモーションビデオである。




◇参考
・BBC London uses YouTube for mayoral questions(Journalism.co.uk editors blog)
・マスよりもソーシャルメディア,ロンドン市長選でも市民による候補者インタビューが(メディア・パブ)
タグ:BBC

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posted by 田中善一郎 at 11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
2008年04月16日

Facebook,外部SNSのアクティビティーも共有可能に

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 複数のソーシャルサイトを利用するユーザーが増えている。それらのサイトでのアクティビティー情報を束ねたフィードを,友だちと共有できるサービスが一斉に立ち上がっている。FriendFeedもその例だ。

 Facebookも動いた。Facebookユーザーは, Flickr, Picasa, Yelp, del.icio.usのような外部のソーシャル系サイトでのアクティビティーを自分のミニフィードに追加して,友だちなどと共有できるようになる。ミニフィードに組み込めるサイトは限定されているようだが,これからDiggなどのサイトも対象にしていく予定だ。 

FacebookImportMinifeed.JPG

 米国ではオープン化の流れが加速化しているが,SNSサイトとしては完全に外部との壁を追い払うことができないだけに,難しい舵取りが要求されそう。


◇参考
・A new way to share with friends(The Facebook Blog)
タグ:Facebook SNS

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2008年03月29日

アプリが2万本突破したFacebook,OpenSocialを無視しながらWindows Liveとは連携

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 Facebookの勢いが止まらない。同社が昨年5月末に打ち上げたオープンプラットフォーム上で走る登録アプリケーション数が,今週に2万本を突破した。

FacebookApp080327.JPG

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)アプリケーションを開発するサードパーティーが,ドッとFacebookプラットフォームになびくことになったのだ。このままではFacebookプラットフォームが,パソコンのWindowsのような存在になるかもしれない。危機感を募らせたGoogleが,このFacebookへの流れを阻止しようと,昨年11月初めに対抗プラットフォームとしてOpenSocialを発表した。MySpaceなどの主要SNSがこぞってOpenSocialの支持に回り,あたかもFacebook包囲網が形成される。

 だが,それ以降もFacebookへの流れは変わらず,最近ではさらにアプリケーションの開発ペースが加速化しており,そして先日2万本を超えたのだ。また昨年末には,OpenSocial陣営のBeboまでがFacebookクローンのプラットフォームを構築した。そこでBeboサイトを覗いてみると,以下のように1837本のアプリケーションが登録されていた。

bebo080327.JPG

 このように実績を重ねていくFacebookオープンプラットフォームに対し,追走するGoogleのOpenSocialは仕様を固めている段階で,各SNSに本格的に実装されていくのはこれからである。OpenSocialを業界標準として幅広く浸透させていくには,Googleプロジェクトの看板を下ろし中立性をもっとアピールする必要が出てきた。そこで生まれたのが非営利団体“OpenSocial Foundation”である。その設立発表の発起人に,GoogleとMySpace(News Corp)に加えて,注目のYahooも名を連ねる。Foundation設立の背景の一つに,YahooがOpenSocial陣営に入りやすくすることがあったのかもしれない。

 ともかく今は,Google対抗でMicrosoftがYahooに買収を仕掛けている最中である。いくらGoogleの看板を下ろしたとしても,YahooがGoogleと並んでFoundationを設立するのは,Microsoftにとっておもしろくないはず。

 一方で,MicrosoftはFacebookに2億4000万ドル出資し,広告パートナーとしてFacebookと手を組んでいる。オープン路線に舵を切り替えたMicrosoftだが,おいそれとOpenSocial Foundationに入りずらいところがあるのだ。Facebookもサードパーティーのデベロッパーや会員ユーザーからの要求が高まらない限り,すぐにはFoundationに参加しないだろう。

 またMicrosoftは今週,Facebook,LinkedIn, Tagged, Hi5, Beboの大手SNS5社と提携して,各SNSとWindows Liveとの間でデータポータビリティーを実現していくことを明らかにしたばかりだ。FacebookやBeboのユーザーは,Windows Liveの自分のアドレス帳の友人をSNSに取り込むことができる。また逆にWindows Live Messengerで提携SNSの友人を招待することができる。

 このような流れを見ていると,Google,Yahoo,MySpaceのOpenSocial陣営に対して,仲間入りしていないFacebookとMicrosoftが手を組んでいることになるのか。でもMicrosoftがYahooを買収すると,この対立構造も崩れてしまいそうだ。さらに,ReadWriteWebやTechCrunchなどが述べているように,呉越同舟のOpenSocial陣営には分裂の心配がいつも付きまとう。



◇参考
・More Questions Than Answers About OpenSocial(ReadWriteWeb)
・グーグル vs フェースブックの対決が鮮明に,逆風のFacebookに一転追い風が(メディア・パブ)
タグ:Facebook

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posted by 田中善一郎 at 16:45 | Comment(0) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2008年03月19日

話題の“FriendFeed”,Twitterブームの再現か?

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friendfeedLogo.JPG

 Twitterが爆発的に普及したきっかけは,1年前のイベントSXSW会場で多くの参加者が利用したことが起爆となった。今年のSXSWではFriendFeedに参加者が飛びついたとか。そこで,FriendFeedがTwitterのように大爆発するのではとの期待が膨らんでいるようだ。

 FriendFeedについてはTechCrunch Japanese で詳しく紹介されている。POLAR BEAR BLOGさんのブログでは国内での利用例が出ている。

 FriendFeedでは,ソーシャルサイト(ブログや写真共有サイト,動画共有サイト,ソーシャルブックマークサイトなど)の自分のアップデート情報を集約し,それを友人や家族などと共有できる。ウィジェット化もできる。情報をフィルタリングしたり,話し合う機能も用意されている。

 FriendFeedが現在サポートしているソーシャルサイトは次の通り。
Amazon.com
Blog
del.icio.us
Digg
Flickr
Furl
Gmail/Google Talk
Google Reader
Google Shared Stuff
iLike
Jaiku
Last.fm
LinkedIn
Ma.gnolia
Netflix
Pandora
Picasa Web Albums
Pownce
Reddit
SmugMug
StumbleUpon
Tumblr
Twitter
Upcoming
Vimeo
Yelp
YouTube
Zooomr
 
 分散しているソーシャルサイトをアグリゲートするサービスは,FriendFeed以外にも数多く出現している。Facebookも,友人のニュースフィードにTwitter,Flickr,Digg,YouTubeからのコンテンツも合流させることを企んでいるようだ。これからは,気になる人の各種ソーシャルサイト上での行動をまとめてチェックできることになるのだろう。

 さて,FriendFeedはTwitterのように,急激に普及するのだろうか。Alexaの測定データやTechnoratiのポスト数などで比較してみた。1年前のTwitterに比べると,現在のFriendFeedの人気度は1桁くらい低いようだ。ただしFriendFeedは今週,検索機能を追加したので,今週から来週にかけてトラフィックがさらに急増するかもしれない。

 FriendFeedはギークな一部マニアックな人たちには受けそうだが,Twitterのように幅広く普及するかどうか。Twitterでも多くの一般ネットユーザーには縁がないようだが。


friendfeed0803alexa.JPG

friendfeed0802compete.JPG


◇参考
・FriendFeed has search (friendblog)
・ トラフィックが大爆発した“Twitter”(メディア・パブ)
タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(4) | Web2.0 SNS CGM
2008年03月14日

日米中韓のSNSサイトを比較すると

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 日本,米国,中国,韓国のオンライン・コミュニティー・サイトをコンサルティング会社Plus Eight Star が比較している。3月7日にシドニーで開かれたMedia'08で同社が発表したスライドが公開されていたので,以下に貼り付けておく。

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 米国のFacebook,韓国のcyworld,日本のmixi,中国のQQ.comを取り上げて,アカウント数,売上高などを比較している。米国は,トップのMySpaceではなくて,Facebookを選んでいた。QQのアカウント数が2億7000万と中国のインターネット人口2億人よりも多くなっているのは,IMサービスで複数登録している人が多いためのようだ。
 
SNSAsia.JPG

 スライドの中で,次のような記述しているページがあった。 
Japanese like texting on mobile.Because they have small fingers.(6/62)
 日本人がケータイでテキストを打つのが好きなのは,指が小さいからだって。
Asians like avatars. Because they read manga and watch animes.(7/62)
 アジア人がアバタを好むのは,マンガを読んだりアニメを見ているためだから。

 


◇参考
・Plus8Star Looks Inside QQ(China Web2.0 Review )

タグ:SNS

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posted by 田中善一郎 at 07:40 | Comment(3) | TrackBack(2) | Web2.0 SNS CGM
2008年03月12日

グーグルもレイオフに手を染めるのか

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 Googleは,同社がDoubleClickの買収を完了したと,プレスリリースで発表した。プレスリリースなので型通りの内容である。

 同時に,同社の会長兼CEOのEric Schmidtが 公式ブログ(Official Google Blog)に,エントリー(記事)を投稿している。こちらは一種のソーシャルメディアリリースなので,おもしろい本音の話が出ているかもしれない。

 つぎのようなことを告げていた。
As with most mergers, there may be reductions in headcount. We expect these to take place in the U.S. and possibly in other regions as well. We know that DoubleClick is built on the strength of its people. For this reason we’ll strive to minimize the impact of this process on all of our clients and employees.
 これはどうも,これからレイオフをやるかもしれないとの予告のようだ。Googleも特別な会社でなくなってきたのかな。

◇参考
・Google Closes Acquisition of DoubleClick(プレスリリース)
・We've officially acquired DoubleClick(Official Google Blog)
タグ:google

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posted by 田中善一郎 at 21:53 | Comment(1) | TrackBack(0) | Web2.0 SNS CGM
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