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2006年02月03日

CFO向けの検索エンジン,米Penton Mediaが立ち上げ

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  米Penton Mediaが,CFOやコーポレートファイナンス市場に特化した検索エンジンSearchFinanceを立ち上げた。

  BtoB向けのバーチカル検索エンジンの鍵は,巡回する検索対象サイトを厳選することと,サイトの奥深く存在する重要なページを見落とさないことである。現在はベータ版で,検索対象となるファイナンシャル関連サイトのディレクトリーを拡充中である。検索対象分野としてgovernment, commercial, association , other(publisher web sites)が設けられており,分野を選択した絞り込み検索も可能。

  検索広告も用意する。詳しくはこちらへ。


◇参考
・Penton Media launches search engine for CFOs(B&B)

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posted by 田中善一郎 at 08:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年02月01日

米Time社がさらに100人の人員削減を,一方でWeb事業強化を

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 米Time社は,編集部門や営業部門のスタッフ100人の人員カットを実施する。旗艦媒体のTimeなどが対象である。昨年のクリスマス前に,マネージメント層を中心に105人の人員削減を行ったばかりだったのに。

 NYTimes.comの記事によると,今回の人員カットは,Times社が進めている組織の再編成の一環とのこと。オンライン部署の強化や,幾つかの部署の統合とかで,リソースの再配置を進めているようだ。同社のコメントは以下の通り。
"We're moving from being a magazine publishing company to a multiplatform media company , and we have to reallocate our assets. The people you need, the investments you need to make, are different if you're going to be building Web sites and making TV shows and doing wireless deals and events and partnerships,"
 名門雑誌社Timeも,雑誌出版だけでは食っていけなくなっている。

◇参考
・Time Inc. to Cut 100 More Jobs as It Focuses on Web Business (NYTimes.com)
・Time Inc's 10 More Layoffs As Focus Is On Online (PaidContent.org)
・トップ出版社の米Time社にも人員削減の寒風が(メディア・パブ)
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posted by 田中善一郎 at 08:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年01月23日

米国のサイエンスブログ,広告媒体としても注目が

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  米国のサイエンスブログが,広告媒体として人気が高まっている。

  米国人はもともとサイエンスの話が好きである。例えばサイエンス分野の雑誌を見ても,日本と比べ桁違いの発行部数を誇る。サイエンスに関わる人や,サイエンスに興味を持つ人が多いのだ。サイエンス分野をカバーしたブログもよく見かける。テーマは,鳥ウイルスや宇宙探索,バイオ,ナノテク,異常気象・・・などなど。科学者間のコミュニティや,科学者と一般人と間のコミュニケーションの場となっている。サイエンスブログの閲覧者は30歳以上で好奇心旺盛な高学歴の男性が中核。このためサイエンスブログは,大手広告主にとって魅力ある広告媒体となる。自動車,デジカメ,パソコン,書籍,時計などの広告がうってつけかも。

  このように注目が集まるサイエンスブログに,Seed Media Groupというサイエンス専門出版社が乗り出す。NYTimes.comの記事でも紹介されている。Seedはサイエンスブログ専用のサイト“ScienceBlogs”を新たに立ち上げた。現在はベータ版が走っており,次の14種のブログを立てている。

・Adventures in Ethics and Science
・Aetiology
・Afarensis
・Cognitive Daily
・Deltoid
・Dispatches from the Culture Wars
・Evolgen
・Gene Expression
・The Intersection
・Living the Scientific Life
・No Se Nada Commentary
・Pharyngula
・Stranger Fruit
・Uncertain Principles

 さらに,近いうちに,30種までブログを増やす予定。月当たりユニークユーザー数は100万人が目標。第一印象は,スゴク真面目なブログネットワーク。ブロガーは大学教授などの現役の科学者が中心。立ち上がったばかりにしては,アクセス数やコメント数も多いように思える。このようなブログなら荒れることがないので,広告主も安心できる。


◇参考
・1/19 Seed Media Group Launches ScienceBlogs: Largest Online Science Conversation (pdf) (プレスリリース)
・Seed Magazine and science blogs(Science Library Pad)
・ScienceBlogs.com Launches(scienceg8)
・Science Blogs as a Vehicle for Upscale Ads(NYTimes)


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posted by 田中善一郎 at 07:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年01月21日

前GE CEOのJack Welch,BusinessWeekの定期コラムニストに

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 General Electricの前CEOであるJack Welchが米BusinessWeek誌の定期コラムニストになる。コラムは 1月30日号から始まり,隔週で掲載される。彼の妻Suzy Welch(前Harvard Business Reviewのeditor)との共同執筆となる。

 そのコラム"The Welch Way"は,仕事や会社,キャリアについて読者からの質問に答える内容になる。

◇参考
Jack and Suzy Welch to Write a Column for BusinessWeek(PR Newswire)

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posted by 田中善一郎 at 11:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年01月13日

CNNとTime社が連携,ビジネス・金融の統合サイトを立ち上げ

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  米Time社のビジネス系4雑誌(Money,Fortune,FSB,Business2.0)の各Webサイトが,予定通り年初からCNNMoney.comへ統合された。各雑誌が独自に運営していたWebサイトが,CNNMoney.comのもとに集結することになったのだ。

   昨年まで,Money,Fortune,FSB,Business2.0の4雑誌は,次のように独自ドメインのWebサイトを構えていた。
・CNNMoney.com,(http://money.cnn.com/)
・Fortune.com(http://www.fortune.com)
・FSB.com( http://www.fortune.com/fortune/smallbusiness/)
・Business2.com(http://www.business2.com)
<注:昨年までのCNNMoney.comは,CNNとMoney誌との合同サイト>

   年を明けてから,各雑誌の上記のWebサイトをアクセスすると,リダイレクトされてCNNドメインの独自ページ(URL)に飛ぶようになっている。以下が,各雑誌対応のURLである。
・Money(http://money.cnn.com/magazines/moneymag/)
・Fortune(http://money.cnn.com/magazines/fortune/)
・FSB(Fortune Small Business)(http://money.cnn.com/magazines/fsb/)
・Business2.0(http://money.cnn.com/magazines/business2/)

   統合されても,各雑誌固有のページを独立に用意している。だがデザインは共通化しており,ヘッダ部分に同じロゴ(CNNMoney.com)を配した。つまり,CNNMoney.comサイトの下に,各雑誌のページが置かれることになったのだ。FortuneやMoneyのトップページ画面は次の通り。

CNNMoney2.JPG

CNNMoney3.JPG

   実は,これら4誌向けの専用ページの他に,4誌を束ねた形の総合ページCNNMoney.com(http://money.cnn.com)も立てている。
CNNMoney1.JPG
総合ページとなる新生CNNMoney.comは,CNNのスタッフが担当する。一方,雑誌ページは,雑誌スタッフが面倒を見る。ザッと見た感じでは,CNNブランドの下に,各雑誌のWebサイトが集まったような印象がする。強力なCNNブランドで総合ページに客を呼び込み,その来客者を雑誌ページにも誘導していきたいのだろう。ただ気になるのは,CNNMoney.comブランドを強く打ち出すに伴い,Fortuneなどの雑誌ページの影が薄くならないかと言うことだ。このままでは,BusinessWeek onlineやForbes.comに比べて,CNNMoney.com内に収まったFortuneページの印象がやはり薄い。

  以前,TimeWarnerは,同社の雑誌を集合させた総合サイトPathfinderを大々的に打ち上げたが,失敗した経験がある。総合化は必ずしもうまく行くとは限らない。強力なサイトが連携して相乗効果を発揮できるなら,総合化する狙いも分かるのだが・・・。

◇参考
・CNNマネーやFortuneなど,ビジネス誌の4サイトが2006年1月に統合(メディア・パブ)
・CNN and Time Inc. Launch the New CNNMoney.com, Premier Business and Financial Website(プレスリリース)
・CNN, Time Merge Biz Sites, Rely on Online Advertising(MarketingVOX)
・Business2.0にアクセスすると,CNN Moneyサイトへ(メディア・パブ)

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posted by 田中善一郎 at 08:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年01月11日

会員数4500万人を超えたMySpace,マードックがポータル宣言へ

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  ブログLost Remoteによると,Rupert Murdochは,YahooやGoogleに対抗するために,MySpace.comをポータルサイト化するようだ。

  メディア王Murdochが率いるNews Corp.は昨年7月に,ソーシャル・ネットワーキング・サービスMySpace.comの所有会社Intermix Mediaを5億8000万ドルで買収していた。このMySpace.comをバネにして,News Corp.をブロードバンド時代のメディア企業に飛躍させていくつもりだ。

  USAtodayも伝えるように,現在のMySpace会員数は4730万にも膨れあがっている。サイトの立ち上げが2004年1月だから,わずか2年の間の出来事だ。最近では,毎月,会員が500万人も増え続けているというから驚きだ。日本最大のSNSであるmixiに比べて,ほぼ50倍の会員数である。

  このように急膨張するMySpace.comを,News Corpのインターネット事業の起爆剤にしていこうとするのは当然だろう。まず,MySpace.comでビデオのダウンロードサービスを始める予定だ(Guardianの記事より)。

  Murdochはアリゾナで開かれたカンファレンスで,2007年までにNews Corpのオンラインビジネス売上高を3億5000万〜4億ドルにしたいと宣言したばかり。MySpace.comの武器は若年層へのリーチだ。YahooやMSNのようなポータルは,25歳以下の若年層にあまりリーチできていないと言う。さて,MySpace.comを核にしたポータルが,“エンターテイメントGoogle”に育っていくかどうか。

◇参考
・Murdoch unveils plans for myspace.com(Guardian Unlimited Business )
・Teens hang out at MySpace(USATODAY.com)
・Murdoch to turn MySpace.com into portal(Lost Remote)
・マードックのNews Corp,目指すは“エンターテイメントGoogle”(メディア・パブ)
・News Corp,新組織を設立しインターネットに経営資源を集中(メディア・パブ)

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posted by 田中善一郎 at 10:17 | Comment(0) | TrackBack(2) | 出版 雑誌
2006年01月10日

WashintonPostのサイト,ビデオプレーヤーを組み込む 

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 今朝(日本時間),washingtonpost.comのトップニュース“Judge Alito's Opening Statement”の写真をクリックすると,ビデオ画面に変わった。つまりビデオプレーヤーが組み込まれていたのだ。ビデオはAPが提供したもの。

 新聞社サイトであっても,ブロードバンド時代になると,ニュースコンテンツのリッチメディア化を進めなければならないのだ。

WashintonP 060110.JPG
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posted by 田中善一郎 at 09:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌

GoogleドメインにDellブランドのWebページが出現

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  GoogleドメインにDellブランドのWebページ(http://www.google.com/ig/dell)が開設された。
Googleカスタム出版.JPG
  ヘッダー部分にはDellのロゴとDellサイトへのリンクを用意。本文部分は,Googleのパーソナライズページをベースに,Dell Content,Dell Offes,My DellといったDell向けコーナーを配置させた構成になっている。最初はDellのコーナーが設けられているが,ユーザーがパーソナライズできるようになっている。たとえば,Dellのカスタマイズコーナー枠を取り外すこともできるし,さらにDellの競合企業のRSSフィード枠すらも付け加えることもできる。ヘッダー部分以外は,通常のGoogleのパーソナライズページと同じ仕組みになっている。

  Dell以外に,CURRENT Communications ServicesブランドのGoogleパーソナライズページ(http://www.google.com/ig/current)も立ち上がっている。これらのWebページは,Googleが仕掛けた企業向けカスタムパブリッシングとも言えよう。

◇参考
・Google Blogoscoped
・Google Inside

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posted by 田中善一郎 at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(1) | 出版 雑誌
2006年01月05日

今日から始まるCES,行けない人はオンラインで情報収集を

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  今日から,米ラスベガスで2006 International CESが始まった。かつては家電ショーであったが,今や情報通信やメディ産業にとっても最重要の展示会に様変わりしている。

  基調演説にも,Microsoft,Sony,Yahoo,Google,Intelなどのトップが次のようにズラリ。

2006年1月4日(水)
・Pre-show Keynote: Bill Gates

2006年1月5日(木)
・State of the Industry Address: CEA President and CEO Gary Shapiro
・Opening Keynote Address: Sony Chairman and CEO Sir Howard Stringer
・Industry Insider: Verizon CEO Ivan Seidenberg
・Industry Insider: Michael Dell
・Keynote Address: Intel CEO Paul Otellini

2006年1月6日(金)
・Keynote Address: Yahoo! Inc. Chairman and CEO Terry Semel
・Kodak Chairman and CEO Antonio Perez
・Industry Insider: One-on-One with FCC Chairman Kevin Martin and CEA President Gary Shapiro
・Afternoon Keynote Address: Google co-founder Larry Page

  報道合戦にも熱が入る。もちろん,紙媒体ではなくてオンライン媒体が中心となる。CNETやPaidContent.orgなどのCES 2006 特設サイトとか,お馴染みのガジェットブログのEngadgetやGIZMODEを見ておれば,ラスベガスに行かなくてもいいかな・・。

  昨晩のビルゲーツの基調講演もBill Gates Webcastで視聴できるし。でも,やっぱりラスベガスに行ければもっと面白いだろうな。それにつけても雑誌編集者は辛い。1週間から時には1ヶ月遅れで,賞味切れのCESレポートを伝えなければならないから・・・。


◇参考
・Data, Music, Video: Raising a Curtain on Future Gadgetry (NYTimes.com)

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posted by 田中善一郎 at 12:25 | Comment(2) | TrackBack(2) | 出版 雑誌

Business2.0にアクセスすると,CNN Moneyサイトへ 

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  Business2.0(http://www.business2.com/)のサイトをアクセスすると,リダイレクトされてCNNMoney.comのサイトへ。.

  Business2.0といえば,90年代末からのネットバブル時代にニューエコノミー誌の代表選手としてもてはやされていたのを思い出す。バブル崩壊後は生彩を欠いていたが,最近,元気を取り戻し,サイトの記事はブログでもよく引用されている。ただ,オンライン記事の大半が有料であった。それが,リダイレクトで連れて行かれたCNNMoney.comの傘下では,"タダ"でBusiness2.0の記事が自由に読めるのだ!

  個人投資家向け金融サイトは,最も競争の激しい分野だ。Yahoo Finance,Forbes,Market Watch(+WSJ.com),Bloombergなどと競うCNNMoneyとしては,無料閲覧可能にしたBusiness2.0の記事で少しでも客を呼び込みたいのだろう。


◇参考
・The Wall Falls Down(business2blog)
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posted by 田中善一郎 at 09:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2006年01月04日

2006年の米雑誌の展望は,114社のトップが語る

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 米雑誌社のトップが語る2006年の動向記事が,Folioのサイトに。114社のトップクラスのコメントが,ズラリと並んでいる。2006年の展望を語っているのだが,トップクラスの話なので希望的観測が多い。刺激的な話が少ないのはしかたがないのかも。

  M&Aが多そうとか,ブログがさらに増えそうとか,バーティカル検索が鍵とか,大半が想定内の話ばかり。でも,中には,ギョッとするコメントも。たとえば,最初に紹介されたFrank Anton(Hanley WoodのCEO)のコメントは,次の通り。
1. Business will be strong.
2. E-mail saturation will drive circulators back to telemarketing.
3. Web seminars will begin to saturate—pricing pressure will increase.
4. Following so many other fabulous Internet revolutions that don't make any money for anyone: blogs.
5. Publishers will restructure sales staffs to reflect where the revenue is, i.e. online salespeople versus print salespeople.
6. CMP will buy Tech Target.
CMPがTechTargetを買収するという話,本当に信じてよいのかな?


◇参考
・114 Magazine Industry Predictions for 2006(Folio)

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posted by 田中善一郎 at 12:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2005年12月29日

Googleのブック検索でタダ読みするには

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   Google Book Searchは,先月にGoogle Printを改名して新装オープンしたばかり。試さないままにしていたが,Steve Rubelのブログ で使い方を説明してくれていたので,倣って使ってみた。

  メディア関連の書籍どれかを立ち読みすることにした。Google Book Searchで「media」を入力すると,検索結果として次のようにメディア関連書籍が出てきた。

Google Book media.JPG

  そこで,3番目の書籍"Digital Media: The Future”を選ぶと,次のページが現れる。

Google booka.JPG

  左サイドの"Table of Contents”をクリックすると,目次を閲覧できる。  

Google book見出し.JPG

  目次から,読みたい項目を探す。そこで目次の2ページ目の「9.An Evolving Vision of Sound」(p.115)を選ぶことにした。ここで,この書籍を対象にした全文検索に入る。検索ワードとして「"an evolving vision of sound"」を入力すると,そのフレーズを含んだページが,次のように現れた。

Google Book evolving.JPG

  ここで,所望ページを選べば,そのページの全文が閲覧できるわけだ。

Google Book本文題.JPG


  ただし注意すべきは,指定ページを含んで3ページ分しか見ることができないことだ。この例では,9章(pp.115-127)のうち,最初の指定ページの項目は4ページ続きなので,1ページ分が読めない(でもしp118を読む手法は考えつくが・・)。閲覧ページはイメージで,カット&ペーストができないのは,言うまでもない。

  立ち読みのサンプルとしては,この例は最適ではないかもしれない。Steve Rubelが示した,O'Reilly'発行の Hacks Books は格好の事例である。これらの書籍は,多数のハック手法の集大成である。各ハック項目は1〜2ページ以内に収まっているし,目次から簡単に探せる構成になっている。だから,ほとんどタダ読みできることになる。でもハッカーなら,あの分厚いHacks Books を購入して,むさぼるように読むのかも。また彼は,旅行ガイドも立ち読みが向いていると。これも試してみたが,ニッチな名所などは,2〜3ページ以内で紹介されているので,確かにすぐに読めるので便利だ。



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posted by 田中善一郎 at 10:37 | Comment(1) | TrackBack(3) | 出版 雑誌
2005年12月28日

InfoWorld,日替わりのポッドキャスト番組を開始

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  米出版社IDGのInfoWorldは,ブログに日替わりのポッドキャストを付け加えることにした。

  InfoWorldのサイトでは,サイト編集長Tom Sullivan自身のブログ"InfoWorld Daily Weblog" が売り物になっている。このブログに,エンタープライズテクノロジーにまつわる情報を音声で伝えるポッドキャストが加わったのだ。番組の長さは,毎日5分以内とコンパクトである。InfoWorld や IDG News Serviceのコンテンツをベースに,最も重要と思われる技術についての意見などを盛り込んだ内容になっている。これらのブログもポッドキャストも,ほとんどTom Sullivan一人で切り盛りしているようだ。

  最新のポッドキャストは,http://akamai.infoworld.com/podcasts/IFW_Daily_12-27-05.mp3で,どうぞ。

◇参考
・IDG's InfoWorld Adds Daily Podcast to Popular Weblog; InfoWorld Daily Integrated Program Sold Out Due to Strong Demand (プレスリリース)

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posted by 田中善一郎 at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2005年12月16日

USA Today,プリント部門とオンライン部門を統合へ

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 米USA Todayは,同社のプリント部門とオンライン部門を統合させる。

 旧来型の新聞社や出版社にとって,プリント(新聞紙)事業とオンライン(Web)事業を,同一組織内で運営すべきか,別組織で運営すべきかが,大きな分かれ道となっている。ネットバブル時代の頃は,オンライン部門をプリント部門から切り離すメディア企業が多かった。オンライン部隊を別会社化する動きすらあった。同じ組織で運用すると,オンラインチームはプリントチームの支援部隊化し,オンラインメディアが育たないと見たからである。

 ところが最近は,新聞社も出版社も,屋台骨のプリント事業がじり貧気味で頼れなくなってきた。オンライン事業に賭けざるえない状況に追い込まれている。編集面でも営業面でも,プリントメディアの“おまけ”ではなくて,オンラインメディアに牽引役を担わせる方向に変わってきた。そこで,プリント部門とオンライン部門の統合化の流れが出てきたのだ。オンラインを中核事業に位置づける環境が整った今なら,統合化してもうまく行くだろうと踏んでいるようだ。

  今回の統合化プランの目的について,USA Todayはプレスリリースの中で,次のように説明している。
"The goal in combining the two newsrooms is to create a single 24-hour news organization that will inform and engage readers on multiple platforms," said Paulson. "That means going beyond arm's-length collaboration. Starting today our goal is to begin conceiving and planning our coverage as one unit, thinking more strategically about the deployment of our newsgathering resources in a world in which news has become an on-demand commodity."

 NY Timesもプリント編集室とオンライン編集室の合体を進めている。Washington Postのように別組織で運用している新聞社でも,プリント編集室から生まれる記事すら,先行してオンラインで流すようになってきている。これからは,プリント部隊とオンライン部隊を区別しなくなるのかも。

 両事業の統合化を急いでいる背景には,米国の新聞社の台所事情もある。今,米国の新聞社各社では,人員削減を強行している。,プリント編集室も人減らしの対象となっている。もう,プリント事業とオンライン事業を別部隊でやっていく余裕がないと言うのが本音である。

◇参考
・USA TODAY Combines Online and Print Newsrooms(Yahoo Finance)
・USA TODAY merging print, online newsrooms
・ USA Today To Merge Print, Online Newsrooms(PaidContent.org)
・NYTimes,プリントとオンラインのニュース編集室を統合へ

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posted by 田中善一郎 at 07:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2005年12月15日

トップ出版社の米Time社にも人員削減の寒風が

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 米国の新聞社は雑誌社は,プリント部門の不振でレイオフが日常化している。ついに世界最大の出版社と言われているTime incにも,人員削減の嵐が・・・。

 昨日(15日),Timeは105人のレイオフを発表した。地位の高いマネージャークラスも含まれている。最近の米新聞社の人員削減では編集部門が多かったが,今回のTimeのレイオフは営業などのビジネス部門が中心であったようだ。

 Media Postの記事によると,今回のレイオフは同社のリストラの前触れと言う。つまりプリント事業からオンライン事業へ軸足をシフトさせようとしているのだ。これからの広告売上は,オンラインメディアに高く依存していかなければならない。

 同社の主要雑誌の広告売上を見ても,プリント事業は厳しくなる一方だ。今年1月-11月の主要雑誌の広告ページ数は,前年同期比で見ると,次のようになる。

・Time magazine:14.2 %減
・Sports Illustrated :18.5 %減
・ Fortune : 10.3 減
・ Entertainment Weekly : 6.4 %減
・ Money: 2.1 %減

 好景気にもかかわらず,悲惨な状況だ。旗艦誌のTime magazineの落ち込みが痛い。その中で,頑張ったのは次の3誌。
・People :6.9%増
・In Style:5.0 %増
・Real Simple :15.6 %増

 ともかく,ビジネス誌だけではなくてコンシューマ誌も逆風が吹いている。冬の季節に入った米国の新聞業界や出版業界,オンライン事業で春を迎えられたら良いのだが・・・。


◇参考
・Layoffs Hit Magazines, Time Inc. Restructures(MediaDailyNews)
・米新聞社で人員カットの嵐,今年は1900人が失業
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posted by 田中善一郎 at 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2005年12月09日

BusinessWeek,アジア版と欧州版の雑誌を休刊し,代りにWebを立ち上げ

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 BusinessWeek誌のアジア版と欧州版が,12月30日号を最後に休刊することになった。代わりに,BusinessWeek Onlineのアジア版Webと欧州版Webがスタートする。

  BusinessWeek Onlineへの海外からのアクセス数はこの1年間で倍増し,現在では来訪者の25%を海外ユーザーが占めるまでになった。 このように急増する海外ユーザーに向けて,カスタマイズしたWebサイトで対応していくことにしたのだ。アジア版Webと欧州版Webはそれぞれ,business education, design and innovation, small businessなどのカテゴリー別コーナーを用意する予定。

◇参考
・Single Global Print Edition and a Focus on Online and Local Language Editions (ニュースリリース)
・BusinessWeek To Fold Overseas Editions; Focus On Online
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2005年12月08日

Googleの雑誌広告事業,広告主の評判は今ひとつ

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  Googleが売上の大半をオンライン広告事業に依存していることはよく知られている。最近では,オンライン分野に留まらず,雑誌,新聞,TVのメディア広告分野にも触手を伸ばそうとしており,その動向が注目の的だ。BusinessWeek Onlineが,同社の雑誌広告事業について,現況を報告していたので,その概要を。

 現在,Google Publication Adsと呼ばれている雑誌広告プロジェクトを,PC Magazineや Budget Livingなどの雑誌の広告スペースを確保して,試験している段階である。高額の広告料をつぎ込めない中小の広告主をターゲットにして,ページ当たり4〜7個の小枠スペースを用意。雑誌社も,今まで取り込めなかったロングテイル広告を開拓できるのではと,期待を寄せている。100を超える雑誌社が,Googleに問い合わせているようだ。

 だが,テストの出足は,必ずしも順調ではないようだ。このプロジェクトに参加した広告主10社と雑誌社2社に,BusinessWeekが聞き取り調査した結果によると,低い評価となっている。費用対効果で満足した広告主は1社だけで,8社は不満を漏らしている。要するに,広告に対する読者の反応が鈍いとのことだ。試行錯誤で進めている段階である。Googleのことだから,様々な改良を加えてくるはず。多くの雑誌社を巻き込んで,プロジェクトを拡大していく予定だ。


◇参考
・Can Google Go Glossy?(BusinessWeek.com)
・Google,雑誌広告市場にも進出
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posted by 田中善一郎 at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(1) | 出版 雑誌
2005年12月05日

著名な専門家ブロガーの協力によるハブブログ,米Coranteが発行

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米Coranteが,新しいタイプのブログを立ち上げた。Coranteは格調高いブログ出版社として知られている。同社が手がけるブログだけに注目したい。ビジネス分野(B2B分野)のブログパブリッシングにとって参考になりそうだ。

 まず, Web,Media,それにMarketingのそれぞれの分野をカバーするブログ3本から始める。Web分野のCorante Web Hub,Media分野のCorante Media Hub,Marketing分野のCorante Marketing Hubの3ブログである。

 各ブログは,1人のエディターと20人近い寄稿者からなる。寄稿者にはその分野の著名なエキスパートを集めた。幸いにも米国では,先の3分野となると,エキスパートの多くがブロガーでもある。寄稿者のリスト(Web分野,Media分野,Marketing分野)からも分かるように,そうそうたる寄稿者集団を結成している。

 寄稿者ブロガーには彼らのホームグランドでも今まで通りブログを書き続けてもらう。ブログの良さを失わないためにも,重要なことである。寄稿者ブログのハブ的な存在としたいわけだが,単に彼らのブログをアグリゲートしたりリンクを張るだけではつまらない。そこで,Corante側でその分野に通じたエクスパートをエディターとして立て,そのエディターが寄稿者ブログをソースにしたエディターブログを書き上げている。実際には,寄稿者たちのブログ本文を引用したり,そのテーマに関する情報を付け加えたりしている。エディターの力量が問われるブログ出版と言える。

 評判お高いエキスパートブロガーのコンテンツをベースにさらに編集を加えた形になっているので,安心して読めるブログ出版に育ちそうだ。ところで寄稿者の顔ぶれ(写真)を見て驚くのは,エキスパートブロガーには40代や女性が多いこと。

◇参考
・Launch of Corante Hubs and the Corante Network(Corante Blog)
・Corante partners with respected bloggers to launch new Media Hub(Editors Weblog )
・Joining the Corante Media Hub network(yelvington.com)

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2005年11月28日

ScreencastとLivePlasma,オンライン出版で使われ出した

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 米国のオンラインパブリッシングサイトでは,次々と目新しい表現手法が登場する。ScreencastやLivePlasmaも,そうした例である。

 Screencastは,パソコンの画面上の操作をそのまま記録し,それをストリームなどで配信するサービスである。新しいソフトの操作の説明で,よく見かける。最近では,個人ブログでも使われ出した。出版系サイトで目に付いたのが,infoWorldのJon Udellのブログ。Screencastを駆使してソフトや新サービスを紹介している。とてもわかりやすい。例として,次の四つを。

・del.icio.us
・wikipedia
・Google Maps
・Windows Indexing

 もう一つのLivePlasmaは,入り組んだ相関関係を可視化するソフトである。これまで,音楽界や映画界における作品やタレントの相関を可視化表示するサービスで注目されていた。このLivePlasmaを,CNETがNews.comで半年ほど前から採用している。特定テーマの動向をダイナミックな相関図と関連ニュースで表現している。例として,次の三つを。

・MSとYahooがIMで連係
・Googleの図書館蔵書プロジェクト
・Apple,プロセッサチップをIBMからIntelへ

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posted by 田中善一郎 at 07:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
2005年11月16日

世界の雑誌,オンライン事業で明るい見通しが

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 出版社幹部は,紙媒体を語るときはうつむき気味になるが,ネット媒体を語るときは雄弁になるようだ。

 International Federation of the Periodical Press (FIPP)会長のDon Kummerfeld氏は,世界の雑誌はオンラインメディアに活路を見いだしたと,先週開かれたIfra/WAN/FIPPの国際会議で威勢良く演説した。 世界70ヵ国以上の数百種の雑誌を対象に調べたところ,54%の雑誌がオンライン部門で黒字化を果たしたという。2003年の36%から大幅に伸びたことになる。2年後には間違いなく,70%の雑誌がオンライン部門で利益を生み出すはずと自信満々だ。急成長するオンライン広告が黒字化を導くとのことだ。

 ほんとうに明るい未来が待ち受けてくれるのだろうか。確かに,新聞社もそうだが,オンライン部門は売上高を増やしている。だが,プリント部門の落ち込み分をオンライン部門で埋め合わせすることは,現実には厳しい。今のやり方では,永遠に来ないかも。またオンラインメディアへの広告も,旧来型メディア企業に流れる分は必ずしも多くない。検索エンジンやコンテンツアグリゲーターなどのサイトに,奪われることを覚悟しなければならない。メディアそのものの在り方を抜本的に見直さなければ。

◇参考
・Magazines Upbeat About Their Online Properties(Pointer Online)
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posted by 田中善一郎 at 19:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版 雑誌
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