2005年06月22日

ジャーナリストの半分以上,仕事でブログを活用

 約半分のジャーアナリストは彼らの仕事の過程でブログを利用している。これはEuro RSCG Magnetと Columbia Universityの共同調査による結果で,欧米のジャーナリストがブログを活用している実態が明らかになった。1202人の現役ジャーアナリス(新聞,雑誌,放送,オンライン)を相手にした調査である。

 回答ジャーナリストの51%以上は日常的にブログを利用しており,28%のジャーナリストは日々の記事執筆でブログを参考にしているという。ブログが一般のネットユーザーだけではなくて,ジャーナリストやメディアにも大きな影響力を及ぼし始めているのだ。

 53%が記事のネタ探しに,43%が事実の調査や確認に,36%はソースの探索に,ブログを利用している。これほどまでにブログをアテにしているのに,ブログを信用できるとしたジャーナリストは1%しかいなかった。

◇参考
Study Bolsters Blog-Related PR Practices
posted by Kilimanjaro at 11:47 | 東京 ?? | Comment(1) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース

AP通信社,秋にも新サービスを

 ブロードバンド時代に向けて国際部門を中心にリストラを進めてきたAP通信社は,秋以降に新サービスを幾つか始める。一つは秋に,若い大人を対象にしたWebベースのマルチメディア・パッケージを出す。さらに年内中に,eAPと称するインターネット・データベース・システムを導入する。これには,ニュース,写真,ビデオ,音声クリップなどが含まれている。

◇参考
AP takes on its future and the world(Herald Tribune)
posted by Kilimanjaro at 11:10 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月18日

新聞を購読しているネットユーザー,72%がネットより紙を優先

 新聞紙を購読しているインターネットユーザーは,72%がニュースサイトよりも新聞紙を優先している。これは,米Nielsen/NetRatingsの調査結果で,まだまだ新聞紙が健在のように受け取れる。

 だが,一方で21%の者が,新聞紙よりもニュースサイトを優先しているとの結果も。ということは,今新聞を購読していても,止めるかもしれない人がかなりいることだ。それ以上に心配なのは,新聞紙を購読していない人が,既に若年層を中心に多数占めていることである。

 今回の調査で,新聞社のニュースサイトの,2005年5月の月間ユニークユーザー数(アクティブリーチ)も発表された。トップ5サイトは次の通り。

NYTimes.com:1125万5000(7.6%)
USATODAY.com:918万6000(6.2%)
WashingtonPost.com:738万7000(5.0%)
LA Times:375万1000(2.5%)
San Francisco Chronicle:342万1000(2.3%)


◇参考
Nielsen/NetRatings: Majority Of Newspaper Readers Online Still Rely On Print (pdf):
posted by Kilimanjaro at 11:43 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月16日

GoogleからYahooに乗り換え,米WashingtonPost紙のサイト

 新聞社サイトと検索サイトとは奇妙な間柄にある。一般に競合関係にありながら,一部では協調関係にある。

 GoogleやYahooの検索サイトは,ニュースサイトとして新聞社サイトをしのぐ人気を集めている。さらにGoogleやYahooの広告が,新聞社サイト広告を浸食しているともいわれている。だが新聞社サイトの多くが,憎き競合関係にあるはずの検索サイトと手を組んでいるのだ。GoogleやYahooなどの検索エンジンと検索広告を利用している場合が少なくない。

 そこで,注目されるのが, メディアサイトがGoogleあるいはYahooのどっちと手を組むかである(その他のMSNなどと提携する場合もありうる)。Washington Post紙のサイト"washingtonpost.com”が最近,これまでのGoogleからYahooに乗り換えたのだ。

 GoogleかYahooを採用しているニュースサイト例はは次の通り。
NYTimes:Google(Web検索)
LATimes:Google
USAToday:Yahoo
CNN.com:Yahoo
WSJやBBCは,他の検索エンジン(独自エンジンかもしれない)を使用。


◇参考
Yahoo! May Have Won Washington Post Deal (Forbes.com)
posted by Kilimanjaro at 07:19 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月14日

米大手新聞社Gannett,オンライン広告会社を買収しネット事業テコ入れ

 米Gannettは,オンライン広告会社PointRollを約1億ドルで買収することになった。米GannettはUSA Todayなど101種の日刊新聞紙を発行する大手新聞社で,21テレビ局も運用している。今回の買収で,同社が多数抱えるWebでのネット事業に弾みを付ける。

 PointRollは,2000年創立のオンラインマーケッティング会社である。同社は既にYahoo, AOL, MSNなどのポータルとも協業している。USA Todayは, PointRollの新しいインターラクティブ広告に期待を寄せている。

◇参考
Gannett Joining Online Media Push (TheStree.com)
Gannett Acquires Stock of Internet Advertising Technology Firm, PointRoll, Inc.(プレスリリース)
posted by Kilimanjaro at 07:24 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月09日

WSJ紙の国際記事5本が,毎日WashingtonPost紙に

 Washington Post紙は,同紙の国際ビジネス欄にWall Street Journal 紙の記事を掲載することになった。6月1日から始まっており,毎日(平日) 最大5本,WSJのクレジットが入った記事が載っている。

 米国の新聞社の多くは,オンライン事業を強化する一方で,プリント事業の経費節減を進めている。NYTimesはプリント事業部門の人員削減を始めた。編集部門も選択と集中を急いでいる。特に海外特派員を減らしたり,中にはインドなどに編集作業の一部をアウトソーシングするところも出てきた。自前でカバーできなくなった分野は,他社から購入した記事で穴埋めする。今回も,こうした流れの一つであろう。


◇参考
The Wall Street Journal To Provide Editorial Content to The Washington Post(プレスリリース
posted by Kilimanjaro at 07:52 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月06日

ポッドキャストブーム,新聞記者もマイクに向かう

 新聞記者がペンを捨てて,マイクに向かう?

 米国の新聞社は,経営者から記者に至るまで,新聞危機を差し迫った現実問題ととらえている。だからネットへの取り組みも本気だ。可能性があれば,いろんなことに挑戦しようとする。ポッドキャスティングが出てくれば,マイクに向かおうとする記者が現れる。このページの写真のように,かならずしも若い記者だけが取り組んでいるのではない。新聞社サイトのブログでも,中堅のやり手記者がブロガーになっている場合が多い。

 「マイクに向かってしゃべっても金にならない」と切り捨てると何も起こらない。ポッドキャスティングを実施することにより,新たにモバイル聴取者へリーチを拡大できるし,広告メディアとしても立ち上がるかもしれないのだ。


◇参考
Papers Turn to Podcasting, the Newest of Media
ポッドキャスティング,新聞・雑誌の再生に一役を
posted by Kilimanjaro at 07:15 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月04日

ニュースサイトへの来訪者,どこから飛んでくるのか

 新聞社系のニュースサイトへのアクセスは,どこ経由で飛んできているのだろうか。調査会社のHitwiseが5月21日までの4週間,米国のニュースサイトを調べた結果はこうだ。

 26%が他のニュースサイトから。19%がサーチエンジン/ディレクトリーサイトから。9%がエンターテイメント系ページから。今後は,RSSリーダーやブログ経由のアクセスが増えていくのだろう。

 米国の新聞紙は一部を除きローカル紙が中心で,購読者も特定地域に偏っている。その新聞紙のオンライン版もローカル性が高いのだろうか。そこで,新聞社系ニュースサイトにアクセスする閲覧者の所在地も調べた。

 New York Timesのサイトでは, New York/New Jersey/Connecticut の3州以外からのアクセスが72%も占めた。新聞紙購読者の10倍近いWeb登録者を抱えているのも,うなずける。このあたりが,日本の新聞社との大きな違いだ。Washington Postのサイトは,69%の来訪が地元の Virginia, Maryland, Washington, D.C以外からであった。両紙ともブランドもあり,全米のみならず国際的にも通用するコンテンツを発信しているからこそ,新聞紙がリーチできない地域をオンライン版でカバーできる。


◇参考
Hitwise: Print Pubs Confront Complexity as They Go Online(Online Media Daily)
posted by Kilimanjaro at 07:40 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年06月02日

オンラインニュース記事の寿命は36時間

「オンラインニュース記事の寿命は36時間である」と,ハンガリーと米国の科学者チームが学術論文で明らかにした。

 ニュース記事は,主要ページに掲載された日には読まれても,その次の日には急激に読まれなくなる,ということは予測できる。どのタイミングで,アーカイブに移せばよいのか。長く残していると雑音情報となり,新規のニュース記事のページビューに悪影響を与えるかもしれない。メディアサイトだけではなくて,イベント(ニュース)ドリブンの企業サイトでも,ニュースの賞味期間をどう設定するかが重要である。

 そこで,ネタ論文の内容を紹介すれば良いのだが,難しそうな論文を読みこなす体力も知力もないので,ゴメンナサイです。関心のある方は,参考の論文をどうぞ。


◇参考
Life is short in online news(news@nature.com)
Fifteen Minutes of Fame: The Dynamics of Information Access on the Web(PDFファイルの論文)
posted by Kilimanjaro at 07:49 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(1) | 新聞 ニュース
2005年05月30日

新聞広告売上の明暗くっきり,ネットが39.7%増で紙が2.4%増に

 米新聞の2005年1-3月期広告売上が,米新聞協会(Newspaper Association of America :NAA)から発表された。. 今年に入って,オンライン(ネット)とプリント(新聞紙)の成長率の格差がさらに拡大した。

 1-3月期広告売上は,プリントが前年同期比2.4%増と伸び悩んだのに対し,オンラインが39.7%増と加速化している。以下は,昨年と今年の1-3期広告売上高である(括弧内は前年比増加率)

・プリント
2004年1Q:102億ドル(3.5%)
2005年1Q:105億ドル(2.4%)

・オンライン
2004年1Q:3.25億ドル(28.3%)
2005年1Q:4.55億ドル(39.7%)

・プリント+オンライン
2004年1Q:105億ドル(4.1%)
2005年1Q:109億ドル(3.6%)

 新聞社サイトのネット広告が急増しているが,新聞紙広告売上に比べると小さい。紙とネットを合わせた総広告売上のうち,オンライン広告が占める割合は,2004年1Qで3.1%,2005年1Qで4.2%とごくわずかである。米国の新聞市場規模を550億ドルとすると,よく言われるようにオンライン広告は3%程度しかないのだ。

 だが,新聞紙の販売部数がこの1年間で1.9%も減っているように,将来をプリント媒体に頼れなくなってきている。大半の新聞社では,新聞紙広告は頭打ちだし,販売売上は下降線を辿っている。急成長が見込めるオンライン広告を飛躍台に,新聞各社は復活をかけることになりそうだ。

◇参考
PRINT AND ONLINE NEWSPAPER ADVERTISING UP 3.6 PERCENT IN Q1
ONLINE ADVERTISING JUMPS NEARLY 40 PERCENT; RECRUITMENT ADVERTISING CLIMBS MORE THAN 14.5 PERCENT
(プレスリリース)
posted by Kilimanjaro at 07:00 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月26日

NY Timesが従業員削減にも着手,記者など190人をカット

New York Times Co.は,ついに記者を含む190人のカットを進めることになった。The Boston Globeも対象になる。同社の全従業員の2%程度の削減になる。190人の3分の2はThe New York Times関係者で,newsroomからは24人程度。希望退職者を募る。

 この背景に,新聞社を取り巻く厳しい環境があるのは言うまでもない。一方で,同社はオンラインへの傾斜を強めている。About.comの買収(3月に完了),コンテンツの有料化(9月実施)に始まって,著名コラムニストの確保(有料コンテンツのため)や大物メディアブロガーの採用(About.comのコンサルタントとして)と,オンラインサイトにはリソースを注ぎ込み攻勢に転じる。

◇参考
N.Y. Times Co. to cut 190 jobs(MarketWatch)
posted by Kilimanjaro at 09:35 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月24日

RSS配信の米新聞社数,この半年間で倍増

 RSSフィード・サービスを提供している米国の新聞サイト一覧表を,The Media Postがまとめているが,このほど改訂版が公表された。

 昨年の年末では,
42紙:daily general-interest newspapers.
32紙: business journals or weekly newspapers.
54紙: college or university newspapers.
となっていた。

 今回の調査では,新聞とビジネスジャーナルが対象になっていたが,目算したところ合計約150紙となっている。昨年末が74紙(42紙+32紙)だから,RSS配信を実施している新聞社数が,この半年間で倍増したことになる。


◇参考
Newspapers with RSS (updated)(The Media Post,May 21, 2005)
米国の新聞サイト,100サイト近くがRSSフィード配信を(メディア・パブ)

続きを読む
posted by Kilimanjaro at 08:12 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月21日

新聞社サイトのキラーコンテンツの一例,NY Timesサイトより

 米国の新聞各社から最近,連日のように新しい挑戦が発表されている。「このままでは新聞が消滅する」との危機感がバネになっている。NY Timesも,有料化の実施やブロガーの囲い込みなど,次から次へと手を打ち続ける。新聞記者のレベルでも,ネット上で意欲的な試みに挑む。

 今日(米国時間5月20日)のNYTimes.comの記事“In U.S. Report, Brutal Details of 2 Afghan Inmates' Deaths”も,その一つだ。アフガニスタン・バグラムの拘留施設内で収容者二人が虐待を受け死亡した事件があったが,記事はその追跡レポートである。Tim Golden記者は,テキスト記事に加えて,マルティメディア記事を添えた。

 マルチメディア記事といっても簡単なもので,これまでの取材で蓄えた写真やメモをスライド形式で見せ,記者本人のナレーションで説明している。非常にショッキングな事件であるが,冷静に解説しており,これぞプロの記者と思わせる内容だ。そんなにコストをかけなくても,このようにリッチメディアで説得力のあるコンテンツが記者レベルで作っていけるはず。

 このような記事が有料化するなら納得できる。


注:リンク先のNYTimesの記事は1週間過ぎると有料になるので,閲覧はお早めに。
posted by Kilimanjaro at 12:34 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月20日

サンノゼマーキュリー紙も発行部数が大幅減,前年比7.1%減に

 サンノゼマーキュリー紙(The San Jose Mercury News )は,2005年3月の発行部数が前年比7.1減の25万9649部に落ち込んだことを明らかにした。2週間ほど前に,米新聞協会(Newspaper Association of America:NAA)は,各新聞社から報告を受けた平均発行部数を発表し,全体で日刊紙が1.9%減ったことを公表していた。

 Los Angeles Timesが6.5%減, San Francisco Chronicleが6.1%減と,西海岸の有力新聞が軒並み,大幅に部数を減らしたことになる。

◇参考
・Two Weeks Late, 'San Jose Mercury News' Shows Huge Circ Declines
http://www.editorandpublisher.com/eandp/news/article_display.jsp?vnu_content_id=1000921891

・新聞が危ない!,米国の新聞発行部数が1.9%減の急落(訂正版)
http://zen.seesaa.net/article/3293327.html
posted by Kilimanjaro at 08:30 | 東京 ?? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月17日

NY Timesサイト,ついにコンテンツ有料化を9月に断行へ

 NY Timesが有料化路線に突入することになった。同社のWebサイトNYTimes.comで,9月から新たに有料メニューサービス“TimesSelect”を立ち上げる。年間購読料は49.95ドルの予定。

 TimesSelectでは次のようなコンテンツやサービスを提供する。

・Special Voices:影響力・洞察力のある著名人のコラム。
・TimesPast :同社の巨大なアーカイブ内のコンテンツ
・Exclusive Multi-Media:オーディオ,写真エッセイ,ビデオ,ポッドキャストなどを含むユニークなコンテンツ
・TimesFile :記事のタッギングや整理を支援するツール
・Ahead of The Times:Real Estate, The New York Times Magazine,Travel and Sunday Arts に掲載される予定記事の速報
・TimesNewstracker:特定ニュースを追跡できるe-mail アラート。

 ただし,今までのコンテンツの大半は,今後も無料で提供していくという。急成長が見込めるインターネット広告売上を,今後とも伸ばしていきたいからだ。

 
◇参考
・The New York Times Announces TimesSelect - New Online Offering to Launch in September (プレスリリース)
http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=NYT&script=411&layout=-6&item_id=710365
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2005年05月16日

ネット上の有料コンテンツ,白旗あげて無料化へ

 Webサイト上では,これまで何度となく有料サービスが実施されきたが,大半は涙を飲んでいる。

 最近では,Los Angeles Times(latimes.com)が人気メニューであるcalendarlive.comを,無料でアクセスできるようにした。サイト刷新の目玉としている。続いて,CNN(CNN.com)は,新しいビデオ・コンテンツ・サービスにおいて,これまで月額4.95ドルで提供していたスペシャルレポートなどを無料化する。

 有料サービスの成功事例として持ち上げられるDow JonesのWSJ.comでも,フリーサイトの拡大に力を入れており,有料コンテンツの中の一部記事も閲覧できるようにしている。さらに,Marketwatch.comの買収を1月に終了し,強力な無料コンテンツが加わった。

 このように有料化していたコンテンツを無料化に戻すのは,好調なインターネット広告に便乗したいためだ。販売売上が思うように伸びない背景もある。

 こうした流れに反して,NY Timesは,同社のWebサイト(NYTimes.com)の有料化を検討している。だが,なかなかGOサインを出せないでいる。メディア分野のブロガーとして影響力のあるSteve Yelvington 氏は,彼のブログの中で「Paid content is dead 」とコンテンツ有料化を手厳しく批判している。NY Timesの有料化プランがうまく実施できるかどうか,厳しそうだ。

◇参考
・Paid content is dead ... or is it?
http://www.yelvington.com/item.php?id=1061

・CNN.comが大攻勢,6月にvideocastingに着手へ
http://zen.seesaa.net/article/3634942.html

・CNN.com To Stop Charging For Online Video
http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.showArticle&art_aid=30170

・LA Times がWebサイトを刷新,ネットで復活できるか
http://zen.seesaa.net/article/3581682.html

・NY Times,Webの有料サービスに足踏み
http://zen.seesaa.net/article/3502669.html
posted by Kilimanjaro at 07:55 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(1) | 新聞 ニュース
2005年05月15日

ニュースリリース配信のPRNewswire,選別ブログのモニターサービスも

 
 ニュースリリース配信会社のPRNewswireは,同社のサービス“eWatch”にブログコンテンツも加えることになった。

 PRNewswireはもともと,企業の新製品情報などのリリースをジャーナリストや投資家に提供するサービス会社である。最近は逆の企業向けサービスも提供している。たとえば企業のリリースを元にしたニュースがメディアサイトで掲載されているかをモニターするサービスのように,Webコンテンツをアグリゲートするサービスである。その種の一つがeWatchで,Web上での参考記事や評価記事,時には噂話までもモニターするサービスだ。

 そのeWatchでブログのモニターも加えることになった。影響力のあるブロガーやジャーナリストが発信しているブログを選別し,それらブログのコンテンツを絶えずモニターするわけだ。数百のブログを選りすぐるという。企業の広報・宣伝活動において,インフルエンサー的なブロガーの影響力は大きい。どのようなブログが選ばれるかが興味深い。

◇参考
・Leading Monitoring Service eWatch(TM) Announces the Inclusion of Blogs Within Its Web Pubs Service(May 11, 2005)
http://prnewswire.mediaroom.com/index.php?s=press_releases&item=155


・PR Newswire Announces the Inclusion of Blogs in its monitoring service
http://www.blogherald.com/2005/05/12/pr-newswire-announces-the-inclusion-of-blogs-in-its-monitoring-service/
posted by Kilimanjaro at 10:33 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月14日

ポッドキャスティング,新聞・雑誌の再生に一役を

 新聞社や雑誌社が,相次いでポッドキャスティング・サービスに乗り出している。

 プリントメディアを取り巻く環境が日増しに厳しくなり,各社ともオンラインメディアに賭けざる得ない状況に追いつめられている。その中で話題のポッドキャストに一斉に飛びつき始めたのだ。

 ポッドキャスティングが出始めて間もない昨年は,技術系雑誌社のWebサイトが挑戦する程度であった。今年に入って,特にこの1,2ヶ月の間に,一般の雑誌や新聞系のサイトも手がけてきている。Forbes,Newsweek, Businessweek(今月半ばから)といったメジャーな雑誌までも手を挙げた。新聞社のWebサイトも採用がブームになっている。以下は実施している新聞系サイトの一例。

・Columbus Dispatch : Commentary on videogames
・Denver Post : Highlights from the morning paper
・Philadelphia Daily News : Talk, interviews with journalists, music
・San Francisco Chronicle : Interviews with newsmakers
・Seattle Post-Intelligencer : Interviews with chefs, cookbook authors
・Ventura County (Calif.) Star : Interviews with reporters, local music

 だが,「ブームだから,とりあえずテスト的にやっておこう」というレベルのものが多い。内容は,その日のニュースのダイジェスト,インタビューなどのトークショー,ラジオ放送番組から拝借したクリップなど。500ドルそこそこの投資でも,なんとかポッドキャスティングを始められる。現段階では,ラジオ放送の経験がないプリントメディアのジャーナリスト(ラジオの素人)が手探りで試みているサービスが目立つ。そのため,聴取者も数百人程度と多くない。これからの段階だ。

 すでに,新聞社や雑誌社のWebサイトでは,ブロードバンド時代に伴って,音声レポートや映像レポートをストリームの形で提供している。なのに,なぜあえてポッドキャスティングなのか。縁の薄かった若年層にリーチするためである。そこで新聞や雑誌離れが進む若年層のメディア接触の動向をウォッチしておく必要がある。与えられる情報を受け取るのではなくて,欲しい情報だけを取り入れたい。特に若者を中心に,この方向に流れているのは確かだ。ポッドキャスティングのようにRSSフィードでの情報提供が注目されているのもそのためである。

 これから若年層は,ますますケータイ,iPod,PSPなどのポータブルプレーヤーで好みの情報に接することになろう。これまで新聞,雑誌,ラジオ,テレビが提供していた情報も,ポータブルプレーヤーを介して読んだり,聴いたり,見たりする時間が増えるはずだ。大きく変わろうとしているユーザーのメディア接触に合わせて,新聞社や雑誌社がどのようにポッドキャスティングに取り組んでいくかを見ていきたい。 

◇参考
・Papers Turn to 'Podcasting' In Bid to Draw More Readers
http://online.wsj.com/public/article/0,,SB111582547907330498-BJz4wNLNc8pxJ1Pf4hjMKB7mVTk_20060513,00.html

・From Print to Pod: The Innovative Power of Small Ideas
http://www.timporter.com/firstdraft/archives/000447.html

・Papers that podcast
http://blog.seattlepi.nwsource.com/buzz/archives/004789.html
posted by Kilimanjaro at 12:21 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(2) | 新聞 ニュース
2005年05月13日

米ニュースサイトのトップはMSNBC:Nielsen/NetRatings より

 Nielsen/NetRatingsは,一般ニュースサイトのユニークユーザー数(4月データ)を発表した。トップ10は以下の通り。Google Newsは10位近くに迫っているが,今回もトップ10の仲間入りは果たせなかった。


4月のトップ10(単位:千)
1. MSNBC.com 23,598
2. Yahoo News 23,337
3. CNN.com 20,783
4. AOL News 17,282
5. Gannett 11,596
6. NYTimes.com 10,476
7. USAToday.com 9,982
8. IBS 9,544
9. Knight Ridder 9,477
10. Tribune 8,960

◇参考
MSNBC.com beats CNN.com two months running
http://www.lostremote.com/archives/004726.html
posted by Kilimanjaro at 12:01 | 東京 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
2005年05月12日

LA Times がWebサイトを刷新,ネットで復活できるか

 今月初めに米新聞協会(Newspaper Association of America:NAA)が発表した各新聞社の平均発行部数を見て衝撃的であったのが ,Los Angeles Times,が年間で 6.5% も部数を減らしたことだ。新聞社が生き残るにはインターネットに活路を見いだすべき,との見方が定着してきている。追いつめられたLA Timesがネット戦略でどうでるのか,注目されていた。

 動いた。昨日,同社のWebサイト“latimes.com” が刷新した。サイト上にもWebサイトの刷新と方針を載せている。

 注目すべきことが二つ。一つは目玉メニューであるcalendarlive.com(http://www.calendarlive.com/)が無料でアクセスできるようになったこと。数年前から有料メニューとなっていた。もちろん無料化への復帰にユーザーは歓迎しているが,有料化時に他サービスに切り替えたユーザーがはたして戻ってくれるかどうか。あるブロガーは「またcalendarlive.comを使ってみたい気はするが,他サービスに慣れてしまったので,元に戻るかわからない」との声も。

 もう一つは,今回の刷新時にもRSSフィードの提供を始めなかったこと。当然のように,多くのブロガーから不満のブーイングが。各種イベントを紹介するcalendarlive.comこそは,RSSフィードで集客力を高め,広告売上アップも期待できるように思えるのだが・・。一方で,同社は2月からテスト的にしろRSSリーダーを配布しており,RSSの取り組みに一貫性がない。

 今後,相次いで新しい手を打つと宣言しているので,これからの成り行きを期待しましょ。

◇参考
・L.A. Times Launches First Stage of Yearlong Web Redesign
http://www.latimes.com/la-redesign-message.blurb

・LA Times Website Redesigns, Still No RSS
http://www.adrants.com/2005/05/la-times-website-redesigns-still-no-rss.php

・新聞が危ない!,米国の新聞発行部数が1.9%減の急落(訂正版)
http://zen.seesaa.net/article/3293327.html
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