2007年04月04日
新聞社傘下のニュースアグリゲータ“Topix”,完全なソーシャルメディアに変身
posted by 田中善一郎 at 15:14
2006年12月22日
Web2.0サイトに変身した新聞社系サイトTopix.net,その後は?
TribuneやGannettが出資しているTopix.netの展開はおもしろい。
Topix.netはもともと,Google Newsのようなニュース・アグリゲーター・サイトであったが,ちょうど1年ほど前から,Web2.0風サイトへの衣替え進めていた。つまり,読者参加型メディア,つまりCGM(Consumer Generated Media)の取り込みを大胆に実施し始めていたのだ。具体的には,下の参考サイトを参照してもらいたい。
それで,1年後の現在,..
posted by 田中善一郎 at 11:35
2006年09月22日
新聞社系ニュースアグリゲーターTopix.net,なぜ訪問者が急増しているのか
新聞社系ニュースアグリゲーターのTopix.netが勢いづいている。最近の1ヶ月間を見ても,ニュースサイト訪問数のシェアが前月比24%も増えたと,Hitwiseが発表した。
以下のグラフは,ニュースサイト市場における同サイトの訪問数シェアの推移である(Hitwiseデータ)期間は2006年2月11日から2006年9月9日までである。
(ソース:Hitwise)
なぜ,こんなにシェアを拡大させているのか。今風の流行語で言えば,News2.0(Web..
posted by 田中善一郎 at 07:39
2006年08月14日
Topix.netの検索エンジン,過去1年分のアーカイブが検索対象に
ニュースアグリゲーターのTopix.netは,過去1年分のニュースアーカイブを対象とした検索サービスを始めた。つまり,過去1年間のニュース記事とかブログを,ニュースアグリゲーター・サイトでまとめて検索できることになる。
同じニュースアグリゲーターのGoogle NewsやYahoo Newsでは,過去数週間のニュース記事しか検索できないという。 このため,これまでちょっと古いニュース記事を閲覧する時には,Lexis-Nexis や Factiva のような有料..
posted by 田中善一郎 at 07:36
2006年08月07日
新聞社系ニュースサイトをWeb2.0風に変身させる試み
先週末のエントリーで,米Informが「新聞社サイトを一気に開放的なサイトに変身させる」サービスを提供していることを伝えた。ここでは,そのInformサービスをいち早く採用したThe OklahomanのNewsOK.com の例を眺めてみる。
新聞社サイトの適応例の話に入る前に,Informサービスそのものを見ておこう。Informは,Google NewsやTopix.netと同種のニュースアグリゲーターである。ただ,前にも述べたように,Informは主要顧客..
posted by 田中善一郎 at 07:45
2006年06月26日
YahooとMSがマイクロフォーマットに傾斜,ネットメディアの変化を加速させるかも
YahooとMicrosoftがそれぞれ,先週のSupernova2006 で,マイクロフォーマット(microformats )への積極的な取り組みをアピールした。いよいよ,マイクロフォーマットが立ち上がるのかもしれない。
マイクロフォーマットは,XHTMLにメタデータを持たせようとするもの。コンテンツを構造化する仕掛けで,セマンティクWebへのアプローチの一つとして期待されている。すでに,コンテンツの用途別に幾つかのマイクロフォーマットが作られている。カレンダー..
posted by 田中善一郎 at 10:59
2006年06月09日
新聞社系ニュースアグリゲーターTopix.net,無料のクラシファイド広告を開始
新聞社系のニュース・アグリゲーション・サイトTopix.netが,無料掲載のクラシファイド(案内)広告を始めた。
クラシファイド広告売上に大きく依存してきた米新聞にとって,インターネット版の出現は脅威である。中でも,無料のオンライン・クラシファイド広告で市場を蚕食するCraigslistに攻められ続けてきた。そのCraigslistに対する反撃の狼煙として,Topix.netがクラシファイドページを開設したのだ。
Topix.netは,Tribune,..
posted by 田中善一郎 at 07:21
2006年04月17日
ニュースアグリゲーターのTopix.net,この1年間で利用者が2.3倍に
ニュースアグリゲーターのTopix.netが,Tribune, Gannett, Knight Ridderの3大手新聞社グループの傘下に納まったのは昨年の3月。今年3月の月間ユニークユーザー数は650万人と,1年前と比べ2.3倍も急増した。過去2年間のユニークユーザー数の推移はこちらのグラフで。
36万種のトピック対応に最新ニュースを提供するニュースサイトで,根強いファンを抱えている。だが,Google Newsなどの強力なニュースアグリゲーターの台頭で,淘汰され..
posted by 田中善一郎 at 07:23
2006年02月27日
ニュースアグリゲーターTopix.net,全米各地のフォーラム活動マップを掲載
Topix.netは,36万種のトピック対応にニュースページを提供するニュースアグリゲーター。売り物の一つに,全米の市町対応に個別にカスタマイズしたニュースページがある。これらはローカル新聞のオンライン版であるが,最近はフォーラムを設けたりして,読者参加型メニューを強化している。
そのTopix.netのトップページにアクセスしてみると,右サイドに全米地図が掲載されている。全米各地のフォーラム活動を鳥瞰できる地図である。どの地域のフォーラムが活発であるかが,直観..
posted by 田中善一郎 at 08:05
2006年02月06日
参加型ニュースアグリゲーターのオンパレード
ユーザーの人気をリアルタイムに反映させるニュースアグリゲーターが,次々と生まれている。そうした参加型のニュースアグリゲーターの中から,Tech Crunchが次の12サイトをリストアップしてくれている。
毎週のように新しいニュースアグリゲーターが登場するので,ちょっと食傷気味である。比較する気にもなれないほど。Tech Crunchの記事見出しが“Memeorandum Hunters ”とあるように,この分野ではMemeorandumが主役のようだ。
posted by 田中善一郎 at 07:23
2006年02月01日
新聞社傘下のニュースアグリゲーターTopix.net,CGMコンテンツを拡充
Topix.netは,36万種のトピック対応にニュースページを提供するニュースアグリゲーターである。メディアサイトから収集したニュースコンテンツ(見出しなど)が中心であったが,最近では特定のブログも加えたり,さらにトピック対応にフォーラムも用意している。今旬の読者参加型メディア,つまりCGM(Consumer Generated Media)の化粧を施し,より多くの客を呼び込もうとしているのだ。
そこで,フォーラムを覗いてみた。フォーラムのディレクトリーはFor..
posted by 田中善一郎 at 07:45
2006年01月25日
米国で勢い増すニュースアグリゲーター,17サイトを総合比較すると
米国のニュースサイトといえば,以前は新聞社,雑誌社,TV局などの既存メディアが運用していたものだ。だが最近では,既存メディアと無縁のニュースアグリゲーターが勢いを増している。外部のニュースサイトやブログなどからかき集めたコンテンツを編成するサイトである。Google,Yahooなどのポータル系のニュースアグリゲーターに加えて,昨年ころからコミュニティー型ニュースアグリゲーターが相次いで台頭してきた。
こうしたニュースアグリゲーターを,新しいニュースサイトというこ..
posted by 田中善一郎 at 08:08
2005年12月14日
ニュースアグリゲーターのTopix,参加型アーキテクチャを採用
ニュースアグリゲーターのTopix.netが,昨日,大幅にページを衣替えした。参加型アーキテクチャを採用し,Web2.0風に刷新したと言えるかも。
全体が,今風の作りになっている。まず各ニュースにはTags欄を設けた。その記事に関連するキーワードが示される。キーワードをクリックすると,そのキーワードをトピックとしたニュースページに飛ぶ。そうしたトピック対応別の専用ニュースページを36万も用意していることが,Topixの売り物にもなっている。もちろん,トピック対..
posted by 田中善一郎 at 08:09
2005年12月13日
Web 2.0ソフトのオンパレード,今年のベストは
Web2.0バブルにあやかって,ソフトウェアも「Web2.0ソフトウェア」と謳った方が注目を浴びるようだ。そこで,ITコンサルティング会社のDion Hinchcliffeが,彼のブログの中で,今年のベストWeb2.0ソフトウェアなるものを選んでいる。ここでいうWeb2.0ソフトウェアとは,いわゆる「参加のアーキテクチャ」をベースにしたソフトウェアのようだ。
彼は,先月末にスタートしたばかりの"Web2.0 Workgroup"のメンバーでもある。"Web2.0 ..
posted by 田中善一郎 at 07:46
2005年11月08日
ニュースアグリゲーターの米Topix,1万5000ブログを収集ソースに追加
ニュースアグリゲーターのTopix.netは,収集するニュース記事に1万5000のブログを加えることになった。これまでTopixは,1万2000のメインストリームメディア・ソースから収集していた。
カテゴリー別,地域別に細分化したニュースサイトとして評価の高いTopixも,ブログをニュース記事として位置づけたのだ。最近になって,幾つかのニュースサイトがニュース記事とその記事を引用したブログを同時掲載したり,Yahoo! Newsのように検索結果で関連ブログを同時掲..
posted by 田中善一郎 at 10:10
2005年10月18日
健康分野専門の検索エンジン“Healthline”がサービス開始
健康分野専門の検索エンジン“Healthline”が,サービスを始めた。コンシューマー向けサービスである。GoogleやYahooのような汎用(ホリゾンタル)検索エンジンに対し,ヘルスに特化した,いわゆるバーティカル検索エンジンである。
とりあえず,幾つかのヘルス関連キーワードで,GoogleとHealthlineの両方で検索を試みた。検索結果の件数は次の通り。
*cancerの検索結果
Google:330,000,000件
Healthline:592..
posted by 田中善一郎 at 07:11
2005年03月24日
ニュースアグリゲーターのTopix,3新聞グループに買収される
Nick Wilson氏やAd Innvatorさんのブログで初めて知ったのだが,ニュースアグリゲーターのTopix.netの株75%が, Tribune Group , Gannett , Knight-Ridder の3大手新聞社グループに買収されることになったようだ。
Topix.netはGoogle Newsのようなニュースアグリゲーターであるが,特徴はカテゴリー別のホットなニュ−スを提供していること。またカテゴリー別のニュースをRSSで配信してくれるので便..
posted by 田中善一郎 at 10:47
2005年02月05日
NYTimes.comがニュース・アグリゲーターの特等席を購入
米国最大の新聞社ニュース・サイトであるNYTimes.comがニュース・アグリゲーターTopix.netと提携・・・。
このリリースを見て,米国のネットメディアがここまで来たのかと驚かざるえない。Topix.netのカテゴリー別ニュース欄のトップ位置に,NYTimesの記事を掲載してもらうために,NYTimesはTopixに掲載料を支払うのだ。例として,Manhattan Newsというカテゴリーのニュースページ(http://www.topix.net/city..
posted by 田中善一郎 at 10:47
2005年01月08日
スタートアップ企業のニュースを,米Topix.netが提供
シリコンバレーのスタートアップ企業2500社に関する最新ニュースなどが,無料で入手できるようになった。米国のニュースアグリゲータTopix.netが始めた“Startups News”(http://www.topix.net/startups)を利用すればよい。Topixが,定期的にニュースサイトなど約1万の情報ソースをクローリングし,2500社の情報をもれなく提供してくれる。RSSフィードでも提供してくれる。
Topix.net Adds New Channels..
posted by 田中善一郎 at 08:47
2004年10月06日
rss配信しているニュースサイト,米国でも少数派
RSS Penetration Among Online Publishers(October 02, 2004,Topix.net weblog)
Topix.netではWebサイトを巡回してニュースなどを収集しているが,情報ソースがXML Feedで得られる割合は7%である。トップ3000の新聞サイトも,RSS Feedで収集できるサイトは数百に過ぎない。
なるほどと納得する。個人でもRSSリーダーでニュースサイトの記事を読んでいるが,RSSリーダーで読めないサイ..
posted by 田中善一郎 at 16:44
2004年09月25日
米新聞社サイト,登録させる必要があるのか
Why online newspapers require registration(Topix.net)
登録制をとるとWebへの来訪者が減るのは明らかである。なのに,なぜ,米国の新聞社サイトの多くが読者に登録させるのか。マーケッティンのためか。メディア・キットに必要な読者属性などは,登録制にしなくても得られる。
どうも,新聞社はWebで本気でビジネスを仕掛けるつもりがないのでは。新聞の売り上げは,特に米国では日本以上に広告に依存している。今でも,新聞社は紙..
posted by 田中善一郎 at 08:37