米NYTimesの2005年オンライン部門売上高は約1億9400万ドル〜1億9800万ドルに達する模様である。約2億ドルの大半が広告売上。このオンライン売上高は同社の総売上高の6%程度となる。6%の数字は低いように思えるが,他社と比べるとかなり高い。米国の新聞社において,総売上高に占めるオンライン売上高の割合は平均して3%〜4%程度である。
NYTimesがオンライン売上高を大きく伸ばした要因として,今年春に買収したAbout.comによる売上高の上乗せがある。だが,頼みの綱になりつつあるオンライン売上高が,総売上高の6%程度ではまだまだ低すぎる。またオンライン部門の新たな収益源として約3ヶ月前に始めた有料サービスTimeselectは,購読者数が11月末で33万人に達した。Timeselectの売上高は広告売上に比べて小さい。オンライン広告売上高の1割にたどり着くことすら難しいだろう。
WashingtonPostのインターネット広告の状況もPaidContentで報告されており,オンライン広告売上高が新聞紙広告売上高の11%を計上したという。 こちらもオンライン部門の売上を伸ばしているが,プリント(新聞紙)部門の落ち込みを埋め合わせできる売上規模にはなっていない。
◇参考
・The New York Times Company Announces Updated Guidance for 2005 and Outlook for 2006 (プレスリリース)
・The New York Times Company Reports November Revenues (プレスリリース)
・WashingtonPost.com Accounts For 11 Percent Of Paper's Ad Rev(PaidContent.org)
・NYTimeの有料化サービス,2ヶ月間で27万人の購読者を獲得
2005年12月08日
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