Chinese Internet Network Information Center (CNNIC)が、中国インターネット白書に相当する「第23次中国互联网络发展状况统计报告」を今年1月に発行していたが、その英語版 23rd Statistical Report on the Internet Development in China [pdf].もこのほど公開された。
その報告書で気になったことは次の通り。
・インターネット人口が年率41.9%の急成長を続けている。
・女性の比率が増えているのも特徴的。女性比率が2007年末に42.8%であったのが、2008年末に47.5%年へとアップした。都市部では女性比率が49.5%と、ほぼ半分に達した。
・インターネット利用時間は、1週間当たり平均16.6時間と長い。
・インターネットユーザーの89.4%がデスクトップPCから利用しているのに対し、ケータイから利用しているユーザーの割合は39.5%と比較的低い。
・それでも、ケータイからインターネットを利用している人口は2007年から133%も増え、2008年末に1億1760万人に達した。3Gケータイが本格離陸していけば、今後、ケータイからのネット利用者は爆発的に増えそうだ。
・ブロガー(ブログを持っている人)がネットユーザーの54.3%に当たる1億6200万人。そのうち実際にブログを更新している人は1億500万人。
・SNS(Friend-making websites)を利用している人は、ネットユーザーの19.3%に当たる5800万人。
以上は、2008年末のデータである。今年に入っても中国のインターネットサービスは勢いを維持しているのだろうか。そこで、SNSの動きを追ってみた。中国のSNSのトップランナーはXiaonei.com(校内网)で、51.comなどが続いている。Appleapのデータによると、今年2月23日のアクティブユーザー数(ログイン数)がXineiが300万人に対し51.comが235万人であった。それが、3月30日にはXineiが542万人、51.comが281万人と一日当たりのログイン数が急増している。
(ソース:AppLeap)
中国のSNSの特徴的な動きは、Facebookのようにオープンプラットフォームを1年ほど前から相次いで採用し始めたことだ。その結果、Facebookなどで人気の高いゲームアプリケーションが、中国のSNS向けとしても次々と登場している。中には、中国風にうまくアレンジしたアプリケーションも現われている。その中で最も人気の高いゲームアプリケーションが、以下のHappy Farm(开心农场)である。バーチャル農場で農作物などを育てて収穫していくゲームのようだ。
China Web2.0 Reviewの記事によると、2月23日頃には上のHappy Farmを500万人以上のXiaoneユーザーがインストールし、毎日140万人の人がそのゲームを楽しんだという。その約5週間後の4月1日現在では、830万人がインストールし、その日は220万人以上の人が遊んでいる(以下のグラフを参照)。
このXiaoneiのHappy Farmは、以下のFacebookの人気ゲームMy Farmと非常に似ている。
中国のSNSは明らかに今年に入っても勢いが止まっていない。というか勢いが増しているようでもある
◇参考
・What Are Top Apps on China’s Open SNS Platforms?(China Web2.0 Review)
・Latest Report on Internet Development in China(Digital China Guide)
・中国でも「SNS+ゲーム」が満開する兆し(メディア・パブ)
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