米国の新聞各社から最近,連日のように新しい挑戦が発表されている。「このままでは新聞が消滅する」との危機感がバネになっている。NY Timesも,有料化の実施やブロガーの囲い込みなど,次から次へと手を打ち続ける。新聞記者のレベルでも,ネット上で意欲的な試みに挑む。
今日(米国時間5月20日)のNYTimes.comの記事“In U.S. Report, Brutal Details of 2 Afghan Inmates' Deaths”も,その一つだ。アフガニスタン・バグラムの拘留施設内で収容者二人が虐待を受け死亡した事件があったが,記事はその追跡レポートである。Tim Golden記者は,テキスト記事に加えて,マルティメディア記事を添えた。
マルチメディア記事といっても簡単なもので,これまでの取材で蓄えた写真やメモをスライド形式で見せ,記者本人のナレーションで説明している。非常にショッキングな事件であるが,冷静に解説しており,これぞプロの記者と思わせる内容だ。そんなにコストをかけなくても,このようにリッチメディアで説得力のあるコンテンツが記者レベルで作っていけるはず。
このような記事が有料化するなら納得できる。
注:リンク先のNYTimesの記事は1週間過ぎると有料になるので,閲覧はお早めに。
2005年05月21日
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