米出版社のZiff Davis Mediaが苦しんでいる。2005年7月-9月期の売上高が4180万ドルと前年同期比10%減と落ち込んだ。明らかに足を引っ張るているのがプリント出版。一方,オンライン出版は売上高を同23%も増やしている。
2005年7月-9月期のEBITDA ( 税引前利益 + 減価償却費 + 支払利息)は150万ドルと前年同期比77%減と厳しい状況に。成長の見込めるオンライン部門へ重点投資するためにも,レイオフや紙媒体休刊は避けられないだろう。
同社は,Consumer Tech Group,Enterprise Group,Game Groupの3部門から構成されているが,その中でConsumer Tech GroupとGame Groupが大きく売上高を減らした。同社の看板雑誌で,100万部超の発行部数を誇っていたPC Magazineが,今年1月に70万部と1年間で33%も部数を落とした。厳しい現実だ。
やっぱり,藁にも縋(すが)る形で,オンライン事業へリソースを注ぎ込むことになる。そこでプレスリリースから,3部門のオンライン出版の状況を。
Consumer Tech Group,
・Increased total traffic 12% versus prior year
・Launched DigitalLife TV, featuring live product reviews, "how-to" tips and industry interviews
・Debuted technoride.com, a new destination that provides news and product reviews on digital tech for automobiles
Enterprise Group,
・Increased total traffic more than 40% versus prior year
・eSeminars grew by over 8% versus year ago
・Completed the Security Solutions Virtual Tradeshow and produced record number of registrations, sponsorship companies and high-profile speakers
・Ziff Davis' Web Buyers Guide had more than 36,000 product listings in 900 product categories from over 15,000 companies at third quarter-end
・TiPs-IT covered 500 products in 18 categories by the end of the third quarter 2005
Game Group,
・1UP.com's traffic more than doubled to over 2 million monthly unique visitors
◇参考
Ziff Davis Reports Third Quarter 2005 Results
2005年11月16日
2005年10月31日
IT系オンライン出版社TechTarget,売上高が前年比50%増と絶好調
IT系オンライン出版社の米TechTargetは,今年も絶好調だ。2005年1月-9月売上高が前年同期比51%増と,昨年を上回る成長率を示している。オンライン部門だけの売上高を見れば61%もアップ。また,オンラインメディアをベースに進出したプリントメディア部門も好調で,売上高が同44%増と軌道に乗ってきた。海外進出も手をゆるめていない。最近では,スペインのトップIT出版社Kunzerと手を組んで TechTarget Spain を設立し,またロシアのトップB2B出版社GroteckとタイアップしてData Storage を発行した。
◇参考
・TechTarget Year-to-Date Revenue Increases 51%(プレスリリース)
◇参考
・TechTarget Year-to-Date Revenue Increases 51%(プレスリリース)
2005年10月28日
Conde Nast ,雑誌のエースをWeb出版に投入
米出版社のConde Nastは,Webサイトの強化のために雑誌のエース級人材を投入する。
Conde Nast Traveler magazineのオンライン版Concierge.comは,Men’s Journal 副編集長のPeter Frank を採用する。彼は編集長としてConcierge.comを11月に再立ち上げさせる。もっとオリジナルコンテンツを加えて,トラベルサイトのトップを目指す。
Conde Nastは,Concierge.comの他にも,STYLE.COM(雑誌VogueやWのオンライン版),MEN.STYLE.COM(雑誌GOやDetailのオンライン版),epicurious(雑誌GurumetやBon Appetitのオンライン版)と強力なサイトを擁しており,この1年間でオンライン売上が56%も増えたという。
すでに,紙媒体からネット媒体への人材シフトは,始まっていた。Bon Appetit編集のTanya Steelがepicuriousの編集長に就き,また雑誌Child の発行人Marcia Kline がStyle.com とMen.Style.com の指揮を執るようになった。
◇参考
・CondeNet names top editor for fashion sites
・Conde Nast lures print talent to online unit
・VogueのWebサイト,ブランド指向で成功
・米VOGUEが過去最大の広告ページ,ネットショップの効果か?
Conde Nast Traveler magazineのオンライン版Concierge.comは,Men’s Journal 副編集長のPeter Frank を採用する。彼は編集長としてConcierge.comを11月に再立ち上げさせる。もっとオリジナルコンテンツを加えて,トラベルサイトのトップを目指す。
Conde Nastは,Concierge.comの他にも,STYLE.COM(雑誌VogueやWのオンライン版),MEN.STYLE.COM(雑誌GOやDetailのオンライン版),epicurious(雑誌GurumetやBon Appetitのオンライン版)と強力なサイトを擁しており,この1年間でオンライン売上が56%も増えたという。
すでに,紙媒体からネット媒体への人材シフトは,始まっていた。Bon Appetit編集のTanya Steelがepicuriousの編集長に就き,また雑誌Child の発行人Marcia Kline がStyle.com とMen.Style.com の指揮を執るようになった。
◇参考
・CondeNet names top editor for fashion sites
・Conde Nast lures print talent to online unit
・VogueのWebサイト,ブランド指向で成功
・米VOGUEが過去最大の広告ページ,ネットショップの効果か?
2005年10月25日
Googleの書籍デジタル化事業への反撃,独出版社も独自ネットで
独出版協会(German association of book publishers )も,Googleの書籍デジタル化プロジェクトに反撃の狼煙(のろし)を上げた。来年中に,独自のオンライン・ブック・ネットワークを構築する。各社の検索エンジンに検索させるが,検索会社にはテキストを手渡さない方針だ。
長期的には,国産の検索エンジンも構築し,ネット上で書籍を貸し出しできるようにしたいという。このプロジェクトの責任者であるMatthias Ulmers氏は,「Googleのサーバーに書籍テキストを置かせない」と気勢をあげる。文化が絡む問題だけに,さすがのGoogleも手を焼いている。
◇参考
・INTERVIEW - German publishers to build own online book network
長期的には,国産の検索エンジンも構築し,ネット上で書籍を貸し出しできるようにしたいという。このプロジェクトの責任者であるMatthias Ulmers氏は,「Googleのサーバーに書籍テキストを置かせない」と気勢をあげる。文化が絡む問題だけに,さすがのGoogleも手を焼いている。
◇参考
・INTERVIEW - German publishers to build own online book network
2005年10月05日
MicrosoftがついにOffice12で PDFサポートを
PDFファイルの対応を拒み続けていたMicrosoftが,来年出荷するOffice12でPDFをサポートすることになりそうだ。ネットパブリッシャーにとって朗報である。
Word, Excel, PowerPoint, Access, OneNote, Publisher, InfoPath, Visioなどで,PDFファイルを扱えるようになりそうだ。.
◇参考
・OneNote 12 to support PDF creation(Chris_Pratley's OneNote WebLog)
・Office 12 Supporting PDF Saves(WebProNews)
Word, Excel, PowerPoint, Access, OneNote, Publisher, InfoPath, Visioなどで,PDFファイルを扱えるようになりそうだ。.
◇参考
・OneNote 12 to support PDF creation(Chris_Pratley's OneNote WebLog)
・Office 12 Supporting PDF Saves(WebProNews)
2005年10月03日
ForbesがPubSubと連係プレー
メディアサイトとRSSアグリゲーターとの連係が一つの流れとして定着してきた。最近では,NewsweekやWashingtonPostがTechnoratiと手を組んでいる。ForbesがPubSubと連係するのも,その流れである。
PubSubでは,キーワードなどの検索条件を設定しておけば,検索結果をメールやRSSで知らせてくれる。プレスリリース,SEC/EDGARファイル,ニュースグループ,地震情報などに絞り込んだクリッピングサービスもやってくれる。そのクリッピングサービスに,特別にForbes向けのページを設け,クリッピング対象をForbes記事だけを指定することもできるようにした。Forbesの読者からすれば,Forbesの記事と並行して,Forbes以外のネット上の記事も閲覧(クリッピング)できる。メディアサイトも,読者をサイト内に閉じこめるようなナビゲーションに固守しすぎると,反発されるのかも。
米国のメディアサイトでは,検索エンジン,クリッピングシステムなどをアグリゲーター企業にアウトソーシング(ASP利用)する方向にある。RSSからみのサービスは,ますますアグリゲーター依存が増えそうだ。
*PubSubのトラッキング状況(日本時間:2005年10月3日8時):
16,227,647 total sources
10,179,610 active sources
2,717 new items per minute (average over the past two hours)
◇参考
・PubSub to Offer Prospective Search Tracking Technology for Forbes.com RSS Content(プレスリリース)
・WashingtonPostもTechnoratiと提携,引用ブログが閲覧可能に
・Newsweekのサイト,記事に対するブロガーの反応を紹介
・GoogleからYahooに乗り換え,米WashingtonPost紙のサイト
PubSubでは,キーワードなどの検索条件を設定しておけば,検索結果をメールやRSSで知らせてくれる。プレスリリース,SEC/EDGARファイル,ニュースグループ,地震情報などに絞り込んだクリッピングサービスもやってくれる。そのクリッピングサービスに,特別にForbes向けのページを設け,クリッピング対象をForbes記事だけを指定することもできるようにした。Forbesの読者からすれば,Forbesの記事と並行して,Forbes以外のネット上の記事も閲覧(クリッピング)できる。メディアサイトも,読者をサイト内に閉じこめるようなナビゲーションに固守しすぎると,反発されるのかも。
米国のメディアサイトでは,検索エンジン,クリッピングシステムなどをアグリゲーター企業にアウトソーシング(ASP利用)する方向にある。RSSからみのサービスは,ますますアグリゲーター依存が増えそうだ。
*PubSubのトラッキング状況(日本時間:2005年10月3日8時):
16,227,647 total sources
10,179,610 active sources
2,717 new items per minute (average over the past two hours)
◇参考
・PubSub to Offer Prospective Search Tracking Technology for Forbes.com RSS Content(プレスリリース)
・WashingtonPostもTechnoratiと提携,引用ブログが閲覧可能に
・Newsweekのサイト,記事に対するブロガーの反応を紹介
・GoogleからYahooに乗り換え,米WashingtonPost紙のサイト
2005年09月26日
米CNETのNews.comが刷新,読者主導コーナーを柱に
米CNETのNews.comがホープページを刷新した。
まず目立ったのは,コミュニティとパーソナライゼーションに力を入れていることだ。フロントページを見ると,上段のトップニュース見出しとスポットライトの下に,大きく3段組で“Editors' Picks”,“Readers' Choice”,それに“My News ”が配置されている。1段目は編集主導であるが,2段目,3段目は読者主役のコーナーとなるわけだ。News.comはCNETの総合ニュースサイトでブランド力があるものの,ForbesやBusinessWeekや有力新聞のサイト(IT系コーナー)とも競合しており,安泰としてられない状況にある。
News.comが技術系マネージャー層を含む幅広いビジネスパーソンを対象にしているのに対し,IT専門家を相手にした実務的なサイトは兄弟サイトZDNet に任せる。よりターゲット化した実務情報に特化している。ZDnetのビジネスモデルは,この2〜3年の間で,米国で定着したスタイルだ。
まず目立ったのは,コミュニティとパーソナライゼーションに力を入れていることだ。フロントページを見ると,上段のトップニュース見出しとスポットライトの下に,大きく3段組で“Editors' Picks”,“Readers' Choice”,それに“My News ”が配置されている。1段目は編集主導であるが,2段目,3段目は読者主役のコーナーとなるわけだ。News.comはCNETの総合ニュースサイトでブランド力があるものの,ForbesやBusinessWeekや有力新聞のサイト(IT系コーナー)とも競合しており,安泰としてられない状況にある。
News.comが技術系マネージャー層を含む幅広いビジネスパーソンを対象にしているのに対し,IT専門家を相手にした実務的なサイトは兄弟サイトZDNet に任せる。よりターゲット化した実務情報に特化している。ZDnetのビジネスモデルは,この2〜3年の間で,米国で定着したスタイルだ。
2005年09月21日
米BusinessWeekがお気に入りのWebサイトを発表
米国のビジネスパーソンが定番としているWebサイトやブログとは? 米国の代表的なビジネス週刊誌BusinessWeekが特選したWebやブログは,その答えになるかも。
BusinessWeekはこのたび,同誌編集者が選んだ“Best of the New Web”を発表した。そのEditor's Picsの一部を,以下に掲載する。また,読者投票で選んだ(Reader's Pick)も公表された。下の@ WorkのBlogsと@ HomeのBlogsの項目で,パーセンテージは読者投票の結果である。他カテゴリーの読者投票結果はこちらのページの項目をクリックすると現れる。
●@ Work
◇Blogs
Engadget :55%
Scobleizer :16%
Burnham's Beat :1%
A VC (avc.blogs.com/a_vc/)
BuzzMachine (www.buzzmachine.com)
Scripting News (www.scripting.com)
◇Collaboration
Basecamp (www.basecamphq.com)
Salesforce.com (www.salesforce.com)
SourceForge.net (www.sourceforge.net)
Socialtext (www.socialtext.com)
InnoCentive (www.innocentive.com)
◇Jobs
Monster.com (www.monster.com)
SimplyHired (www.simplyhired.com) and Indeed (www.indeed.com)
LinkedIn (www.linkedin.com)
◇Research
Wikipedia (www.wikipedia.org)
Answers.com (www.answers.com)
Ask Metafilter (ask.metafilter.com)
del.icio.us (del.icio.us)
PubSub (www.pubsub.com)
◇Search
Google (www.google.com)
Snap (www.snap.com)
A9.com (www.a9.com)
Technorati (www.technorati.com)
◇Tech News
Slashdot (slashdot.org)
Digg.com (www.digg.com)
TechDirt (www.techdirt.com)
O'Reilly Radar (radar.oreilly.com)
Om Malik's Broadband Blog (gigaom.com)
●@ Home
◇Blogs
Gawker (www.gawker.com):11%
BoingBoing (www.boingboing.net):26%
MAKE: blog (makezine.com/blog):42%
PostSecret (postsecret.blogspot.com) :20%
◇Finance
PayPal (www.paypal.com)
Yahoo! Finance (finance.yahoo.com)
◇Health
WebMD (www.webmd.com)
Subimo (www.subimo.com)
MayoClinic (www.mayoclinic.com)
◇Podcasts
Insomniaradio (www.insomniaradio.net)
IT Conversations (www.itconversations.com)
Skepticality (www.skepticality.com)
◇Photos
Flickr (www.flickr.com)
Fotolog (www.fotolog.net)
◇Video
Blinkx (www.blinkx.com)
Vimeo (www.vimeo.com)
Mefeedia (www.mefeedia.com)
OurMedia (www.ourmedia.org)
◇Services
Yelp (www.yelp.com)
Craigslist (www.craigslist.com)
HousingMaps (www.housingmaps.com)
Upcoming.org (www.upcoming.org)
EVDB (www.evdb.com)
Backpack (www.backpackit.com)
Plazes (www.plazes.com)
● TOOLBOX◇Blog Readers
Bloglines (www.bloglines.com)
MyYahoo Feeds (my.yahoo.com/s/faq/rss/index.html)
Rojo (www.rojo.com)
◇Blogging Services
Blogger (www.blogger.com)
LiveJournal (www.livejournal.com)
TypePad (www.sixapart.com/typepad)
◇Internet Calls
Skype (www.skype.com)
GizmoProject (www.gizmoproject.com)
◇Do It Yourself
Greasemonkey (greasemonkey.mozdev.org)
Jotspot (www.jotspot.com)
Yahoo! Widgets (widgets.yahoo.com)
◇Home Pages
MyYahoo (my.yahoo.com)
Google (www.google.com)
◇Podcasting Services
PodcastAlley (www.podcastalley.com)
Odeo (www.odeo.com)
iTunes (www.apple.com/podcasting)
Audioblog.com (www.audioblog.com)
◇Wireless Services
Rabble (www.rabble.com)
4Info (www.4info.net)
Dodgeball.com (www.dodgeball.com)
●@PLAY
こちらを参照
●PUBLIC DOMAIN
こちらを参照
BusinessWeek編集者が真面目に選んだとあって,粒ぞろいのWebサイトやブログのオンパレードとなっている。こういうサイトを調べていけば,サイト構成やデザインで参考になる点も多い。
BusinessWeekはこのたび,同誌編集者が選んだ“Best of the New Web”を発表した。そのEditor's Picsの一部を,以下に掲載する。また,読者投票で選んだ(Reader's Pick)も公表された。下の@ WorkのBlogsと@ HomeのBlogsの項目で,パーセンテージは読者投票の結果である。他カテゴリーの読者投票結果はこちらのページの項目をクリックすると現れる。
●@ Work
◇Blogs
Engadget :55%
Scobleizer :16%
Burnham's Beat :1%
A VC (avc.blogs.com/a_vc/)
BuzzMachine (www.buzzmachine.com)
Scripting News (www.scripting.com)
◇Collaboration
Basecamp (www.basecamphq.com)
Salesforce.com (www.salesforce.com)
SourceForge.net (www.sourceforge.net)
Socialtext (www.socialtext.com)
InnoCentive (www.innocentive.com)
◇Jobs
Monster.com (www.monster.com)
SimplyHired (www.simplyhired.com) and Indeed (www.indeed.com)
LinkedIn (www.linkedin.com)
◇Research
Wikipedia (www.wikipedia.org)
Answers.com (www.answers.com)
Ask Metafilter (ask.metafilter.com)
del.icio.us (del.icio.us)
PubSub (www.pubsub.com)
◇Search
Google (www.google.com)
Snap (www.snap.com)
A9.com (www.a9.com)
Technorati (www.technorati.com)
◇Tech News
Slashdot (slashdot.org)
Digg.com (www.digg.com)
TechDirt (www.techdirt.com)
O'Reilly Radar (radar.oreilly.com)
Om Malik's Broadband Blog (gigaom.com)
●@ Home
◇Blogs
Gawker (www.gawker.com):11%
BoingBoing (www.boingboing.net):26%
MAKE: blog (makezine.com/blog):42%
PostSecret (postsecret.blogspot.com) :20%
◇Finance
PayPal (www.paypal.com)
Yahoo! Finance (finance.yahoo.com)
◇Health
WebMD (www.webmd.com)
Subimo (www.subimo.com)
MayoClinic (www.mayoclinic.com)
◇Podcasts
Insomniaradio (www.insomniaradio.net)
IT Conversations (www.itconversations.com)
Skepticality (www.skepticality.com)
◇Photos
Flickr (www.flickr.com)
Fotolog (www.fotolog.net)
◇Video
Blinkx (www.blinkx.com)
Vimeo (www.vimeo.com)
Mefeedia (www.mefeedia.com)
OurMedia (www.ourmedia.org)
◇Services
Yelp (www.yelp.com)
Craigslist (www.craigslist.com)
HousingMaps (www.housingmaps.com)
Upcoming.org (www.upcoming.org)
EVDB (www.evdb.com)
Backpack (www.backpackit.com)
Plazes (www.plazes.com)
● TOOLBOX◇Blog Readers
Bloglines (www.bloglines.com)
MyYahoo Feeds (my.yahoo.com/s/faq/rss/index.html)
Rojo (www.rojo.com)
◇Blogging Services
Blogger (www.blogger.com)
LiveJournal (www.livejournal.com)
TypePad (www.sixapart.com/typepad)
◇Internet Calls
Skype (www.skype.com)
GizmoProject (www.gizmoproject.com)
◇Do It Yourself
Greasemonkey (greasemonkey.mozdev.org)
Jotspot (www.jotspot.com)
Yahoo! Widgets (widgets.yahoo.com)
◇Home Pages
MyYahoo (my.yahoo.com)
Google (www.google.com)
◇Podcasting Services
PodcastAlley (www.podcastalley.com)
Odeo (www.odeo.com)
iTunes (www.apple.com/podcasting)
Audioblog.com (www.audioblog.com)
◇Wireless Services
Rabble (www.rabble.com)
4Info (www.4info.net)
Dodgeball.com (www.dodgeball.com)
●@PLAY
こちらを参照
●PUBLIC DOMAIN
こちらを参照
BusinessWeek編集者が真面目に選んだとあって,粒ぞろいのWebサイトやブログのオンパレードとなっている。こういうサイトを調べていけば,サイト構成やデザインで参考になる点も多い。
2005年09月20日
BusinessWeekのサイト,読者参加型のMBAブログを開設
BusinessWeek Onlineでは,9月18日にMBA Blogs (BETA)を開設した。MBAの学生やリクルーターなどが,情報交換やネットワーク作りのためのブログを持つ場を設ける。同サイトでは以前から,MBA学生向けの情報提供サービス,"BusinessWeek MBA Insider"を 年間29.95ドルで提供している。
また,BusinessWeek Onlineは,18日からポッドキャスト番組も拡充させた。毎週,特定のニュースを取り上げて,そのニュースの裏話などを執筆記者が話す。
NYTimesのコラムニストがビデオカメラの前で意見を述べるように,これからはプリントメディアの記者やコラムニストも,テキストを書くだけではなくて,マイクやカメラの前で,喋る機会が増えそうだ。
また,BusinessWeek Onlineは,18日からポッドキャスト番組も拡充させた。毎週,特定のニュースを取り上げて,そのニュースの裏話などを執筆記者が話す。
NYTimesのコラムニストがビデオカメラの前で意見を述べるように,これからはプリントメディアの記者やコラムニストも,テキストを書くだけではなくて,マイクやカメラの前で,喋る機会が増えそうだ。
2005年09月13日
CNNマネーやFortuneなど,ビジネス誌の4サイトが2006年1月に統合
Time社系ビジネス雑誌(Money,Fortune,FSB,Business2.0)が独自に運営していた4Webサイトが,2006年1月にCNNMoney.comへ統合することになった。
各雑誌のWebサイトとは,CNNMoney.com, Fortune.com, FSB.com , それにBusiness2.comである。どのような形の統合に向かうのかは,今のところはっきりしない。ForbesやBusinessWeekとのWeb上での戦いも激化しており,統合で強化し収益性を高めたいのだろう。Fortunなどの雑誌ブランドが埋没しないのだろうか。
◇参考
・Time Inc's Business Websites To Merge With CNNMoney.com: (paidContent.org)
各雑誌のWebサイトとは,CNNMoney.com, Fortune.com, FSB.com , それにBusiness2.comである。どのような形の統合に向かうのかは,今のところはっきりしない。ForbesやBusinessWeekとのWeb上での戦いも激化しており,統合で強化し収益性を高めたいのだろう。Fortunなどの雑誌ブランドが埋没しないのだろうか。
◇参考
・Time Inc's Business Websites To Merge With CNNMoney.com: (paidContent.org)
大手出版社ReedがeBayと提携
Reed Business InformationのReed Construction Data部門が,eBayと提携した。
Reed Construction Dataはコンストラクション分野の専門出版部門。コンストラクション関連のプロジェクトや製品情報,それにコストデータなどのレポートを発行したり,またオンラインでも提供している。
今回のeBayサイトとReed Construction Dataサイトとの連係により,
eBay BusinessのユーザーがReed Construction Dataのオンラインサイトにアクセスできるようになる。eBayユーザーには,コンストラクション分野で働いている人が250万人以上もいるという。またコンストラクション分野のマーケットプレースでも連係プレーをとる。
話が飛ぶが,eBayといえば,昨日,Skypeの買収を発表した。
◇参考
・Reed Construction Data® Teams Up with eBay Business in Content Distribution(プレスリリース)
・Reed Construction Data partners with eBay(BtoBonline.com)
Reed Construction Dataはコンストラクション分野の専門出版部門。コンストラクション関連のプロジェクトや製品情報,それにコストデータなどのレポートを発行したり,またオンラインでも提供している。
今回のeBayサイトとReed Construction Dataサイトとの連係により,
eBay BusinessのユーザーがReed Construction Dataのオンラインサイトにアクセスできるようになる。eBayユーザーには,コンストラクション分野で働いている人が250万人以上もいるという。またコンストラクション分野のマーケットプレースでも連係プレーをとる。
話が飛ぶが,eBayといえば,昨日,Skypeの買収を発表した。
◇参考
・Reed Construction Data® Teams Up with eBay Business in Content Distribution(プレスリリース)
・Reed Construction Data partners with eBay(BtoBonline.com)
2005年08月29日
Newsweekのサイト,記事に対するブロガーの反応を紹介
以前のエントリーでも紹介したが,NewsweekはTechnoratiと連携して,Newsweekのオンライン記事に対するブロガーの声を時々刻々閲覧できるサービスを始めている。
Newsweek Blog Roundupでは,過去1週間にブログからの引用件数の多かったNewsweekのオンライン記事が掲載されている。ランキングトップ10本の記事が載っており,該当記事をクリックするとTechnoratiのページに飛び,その記事を引用したブログを閲覧できる。
同じように,Newsweekの各コラムニストの記事に対しても,ブロガーの反応がすぐに閲覧できるようにしている。記事だけではなくて,ブロガーの意見も合わせ読んだほうが,ニュースの深層を理解できる場合もある。
最近では,ブロガーの間で話題になっている記事とか,人気ブロガーが推薦した記事を,好んで閲覧する人が増えている。それだけにこうしたコーナーは,記事本文のページビューアップにも貢献するのだろう。
メディアにとって,ブロガーとの付き合いは,結構,気を遣うべき点が多い。勝手に,ブロガーのコンテンツを掲載するわけにはいかない。でも,NewsweekとTechnoratiの連携のやり方では,著作権問題も回避できるし,ブロガーからの反発もないはずだ。
◇参考
・Technorati Partners with Newsweek
・大手メディアとコンテンツアグリゲーター,共存の道を探る
Newsweek Blog Roundupでは,過去1週間にブログからの引用件数の多かったNewsweekのオンライン記事が掲載されている。ランキングトップ10本の記事が載っており,該当記事をクリックするとTechnoratiのページに飛び,その記事を引用したブログを閲覧できる。
同じように,Newsweekの各コラムニストの記事に対しても,ブロガーの反応がすぐに閲覧できるようにしている。記事だけではなくて,ブロガーの意見も合わせ読んだほうが,ニュースの深層を理解できる場合もある。
最近では,ブロガーの間で話題になっている記事とか,人気ブロガーが推薦した記事を,好んで閲覧する人が増えている。それだけにこうしたコーナーは,記事本文のページビューアップにも貢献するのだろう。
メディアにとって,ブロガーとの付き合いは,結構,気を遣うべき点が多い。勝手に,ブロガーのコンテンツを掲載するわけにはいかない。でも,NewsweekとTechnoratiの連携のやり方では,著作権問題も回避できるし,ブロガーからの反発もないはずだ。
◇参考
・Technorati Partners with Newsweek
・大手メディアとコンテンツアグリゲーター,共存の道を探る
Condé Nast,ビジネス誌とWebサイトを立ち上げ
Condé NastのCEOであるChuck Townsendが,先週,ビジネス誌(月刊)の創刊とWebサイトの立ち上げを明らかにした。9月半ばから開発に入る予定であるが,タイトルや創刊時期は未定。関係者によると,2007年に創刊とのこと。編集長には deputy managing editor of The Wall Street JournalのJoanne Lipman(女性)が就く。
ビジネス出版で久々の大型プロジェクトである。 BusinessWeek, Fortune , Forbesの三大ビジネス誌を脅かす雑誌が生まれるかどうか楽しみだ。だがビジネス誌の広告は厳しくなっており,Publishers Information Bureauによると,1年前に比べBusinessWeekは10.1%減, Fortune は11.8 %減, Forbesは4.3 %減と,広告売上を落としている。今までにないビジネス誌を創刊し,新たな市場を開拓できるかどうか。
◇参考
・Cond・Nast Plans Business Magazine and Web Site(NYTimes.com)
ビジネス出版で久々の大型プロジェクトである。 BusinessWeek, Fortune , Forbesの三大ビジネス誌を脅かす雑誌が生まれるかどうか楽しみだ。だがビジネス誌の広告は厳しくなっており,Publishers Information Bureauによると,1年前に比べBusinessWeekは10.1%減, Fortune は11.8 %減, Forbesは4.3 %減と,広告売上を落としている。今までにないビジネス誌を創刊し,新たな市場を開拓できるかどうか。
◇参考
・Cond・Nast Plans Business Magazine and Web Site(NYTimes.com)
2005年08月24日
CNETのRSSフィード,多すぎてディレクトリーで紹介
CNETはRSSフィードのディレクトリーを設けた。種類が増えすぎたため。
ニュースサイトや企業サイトでは,今後これまで以上に,より細かくセグメント分けした形で多くのRSSフィードを配信することになろう。CNETのWebサイトでは分野ごとに独立してRSSフィードを用意してきたのだろう。その結果今では,おそらく1000種類以上のRSSフィードを揃えている。
おなじみのNews.comのRSSフィードはほんの一部である。Shopper,Download.com,Gamespot,ProductReviewにおいては,ピンポイントに絞ったテーマ毎にRSSフィードを用意している。
こうした流れが,メディアサイトを先頭に,始まることは以前から言われた。秋には1万種類のRSSフィードを揃える新聞社サイトが登場するとも言われている。
ニュースサイトや企業サイトでは,今後これまで以上に,より細かくセグメント分けした形で多くのRSSフィードを配信することになろう。CNETのWebサイトでは分野ごとに独立してRSSフィードを用意してきたのだろう。その結果今では,おそらく1000種類以上のRSSフィードを揃えている。
おなじみのNews.comのRSSフィードはほんの一部である。Shopper,Download.com,Gamespot,ProductReviewにおいては,ピンポイントに絞ったテーマ毎にRSSフィードを用意している。
こうした流れが,メディアサイトを先頭に,始まることは以前から言われた。秋には1万種類のRSSフィードを揃える新聞社サイトが登場するとも言われている。
2005年08月22日
米国の新興ブログ出版社,新しいメディアビジネス確立へ
“Blog Networks”とか“Blog Media Network”と称されるブログ集合体が,米国で勢いづいている。小粒ながら会社組織を立ち上げるところも出てきた。これからのオンラインメディアのあり方にも一石を投じそうなので,新興のブログ出版社の動向を追ってみる。
マスメディアも,ブログの存在は無視できなくなってきた。最近では読者や視聴者との双方向コミュニケーションを高めるために,ブログコーナーを置くのも珍しくない。書き手のブロガーに,記者や特定の寄稿者だけではなく,読者や視聴者も参加するようになってきている。だが,やはり既存メディアの枠内ではいろいろと制約が課せられる。残念ながらブログ本来の自由奔放さを発揮しきれないものが目立つ。
そこでブロガーの自由さを保ちながら,事業としても成立させようとするブログ集団が立ち上がってきたのだ。ブログは個人でも簡単にオンライン出版を可能とするツールである。ブロガーの多くは,個人の言いたいことを発っする場としてブログを利用している。もともとパーソナル出版で生計を立てようとなんて,あまり考えていない。せいぜいアフィリエイト広告で小遣い稼ぎに励む程度であった。
だが,質の良いブログを増やし,またそれらを継続させるためには,職業としてブロガーが成り立つ環境を作り出さなければ・・・。ということで米国で,新興のブログ出版社が数多く出現しているが,ここではWeblogs, Inc.とFM Publishingに注目する。Weblogs, Incは,2004年1月に創立し,現在では約80ブログを抱えるブログ出版社に成長し,経営的にも軌道に乗り始めている。一方のFM Publishingはまだ準備中の段階だが,秋にスタートする。共に,ネット業界で求心力があり編集のプロであるアントレプレナーが創立者である。90年代後半のネットバブル期に,シリコンバレーやシリコンアレー(NY)でネットビジネス出版で活躍した連中だ。だから,ブログの勃興期に素早く反応し,ブログベースの新しいメディア事業モデルを確立しようと乗り出している。
基本的なビジネスモデルはこうだ。多くのブログを発行する出版社であるが,当面は広告売上に依存する。ブログコンテンツは無料である。将来は,ポータルサイトなどへのコンテンツ販売に向かうだろう。出版業では経費の大半が人件費となりかねないので,社員は必要最小限に絞る。広告営業やプロモーション,システムインフラなどの共通部門に専任スタッフを雇うが,正社員としての編集スタッフは原則,置かない。ブロガーとはフリーランサー契約を結び,成果に見合う報酬を支払う。つまり,当初は,編集経費をなるべく絞り込む。
各ブログも単体ではいわば素人経営の個人商店のようなもの。コンテンツ作りで手一杯で,なかなか広告や販促に手が回らない。相当な人気ブログでも,本業としてやっていくのは厳しいはず。だが,広告営業やプロモーションを専任のプロを擁するブログ出版社に任せると,思わぬ高収益を達成するかもしれない。また優れたブログを集結させることにより,相乗効果も発揮できる。パッケージ広告も展開できるし,ブログ集団へのトラフィックの流れを太くすることも可能だ。
これまでのメディア企業との大きな違いは,日常の編集作業にある。ブログコンテンツの扱いだ。既存のメディア企業では,編集テーマの選択や記事内容のチェックなどは企業側が責任を持って進める。だが,ここで取り上げたブログ出版社では,日常的な編集作業を事実上ブロガーに任せてしまうのだ。つまり,社員でもないブロガーのコンテンツが,チェックを受けないままネットに流れてしまうことになる。
そこでブログ出版社としては,信頼でき,人気があり,そして事業性も見込めるブログ(ブロガー)を,いかに集めるかが鍵となる。つまりブログ(ブロガー)に対する目利きが欠かせない。その役割を担っているのが,Weblogs, IncではJason Calacanis とBrian Alveyであり,FM PublishingではJohn Battelle となる。ブロガーからも信頼される求心力のある人物でないとうまく務まらない。
WeblogsのCalacanis と Alveyは,最終的には狙いを定めた300種近いブログの品揃えを目標として出発した。技術,メディア,エンターテイメント,コンシューマー製品といった分野で,ニッチなマーケットに絞ったブログを発行していく。事業性の高いトピックをカバーする優れたブログがあれば,そのブロガーと交渉する。でも,カバーすべきトピックでも基準を満たすブログが存在しなければ,新規ブログの創刊を発表し,ブロガーを公募している。例えば最近では,ライフサイエンスのブログ創刊を企画し,同社のブログ上でブロガーを募った。
Weblogsは設立して1年半が過ぎたが,現在,100人以上のブロガーと契約し,80種近いブログを発行している(theweblogsincweblog)。毎日1000以上のエントリーが投稿され,月間ページビューは6000万超という。旗艦ブログであるEngadgetは別格として,大半のブログのブロガーとは,月額100ドル〜3000ドルで,平均すると月500ドルから600ドルの間の報酬で個別にフリーランス契約を結んでいる。まだ,Weblogsだけの報酬だけでは生計を立てられないのが現実だ。でも2年後には,本業として生活できるブロガーを数多く輩出していきたいとのことだ。
同社の売上は広告に依存する。Google AdSense広告売上を膨らませていることはこのブログのエントリーでも紹介したが,Calacanisによれば年間100万ドルに近く達するとのことだ(JenSense)。AdSenseのようなシステマティック広告は,営業に人手もほとんど不要なので小規模なブログ出版社にとって都合がよい。だが,AdSenseだけでは広告売上を大きく伸ばすことが難しい。Engadget,Autoblog,TV Squadのようなブランド力のある人気ブログともなれば,大型のバナー広告などを大手企業から取ってこれる。そのために広告営業スタッフを置いているわけだ。すでに広告主との直接交渉で,Volvo, Equifax, Pacific Poker, Palm, Subaruなどの広告を掲載してきた。実際には,こうした広告売上高のほうが,AdSense広告よりもかなり大きいようだ(同社は収支を公表していない)。フルタイムのスタッフ10人の給与と,約100人のブロガーへの原稿料を考えると,現時点では収支はトントンではなかろうか。軌道に乗り出したので,今後が楽しみといったところか。
新しい広告メニューとしては,RSSフィード内広告が期待でき,同社は既に仕掛けている。さらに新たな収益源として浮上しそうなのが,ブログコンテンツの外販だ。そのためか,同社はブログコンテンツの著作権を得ている。特に注目すべき動きとしては,Yahoo!,MSNなどの主要ポータルサイトが,質の高いブログを囲い込んだり,さらには新ブログを立ち上げ始めていることだ。集客には人気ブログの掲載が必須となってきている。Calacanis自身のブログの中で,MSNから働きかけがあったことを語っている。もし商業ブログとしてコンテンツを外販するとなると,ブロガーからの反発も生じるかもしれないが,カスタム出版にも発展していけば,魅力ある市場に育ちそうだ。
もう一つのFM Publishingはまだ準備中のブログ出版社なので,明確には言えないが,大筋のビジネスモデルはWeblogs, Incと似通っているのではなかろうか。創設者のJohe Battelleは,Wired magazine の共同創刊者であり,またIndustry Standardの創刊者であったことで,業界では知名人である。彼自身のブログ“Searchblog”は人気が高い。技術系ブログを核にしたブログ広告ネットを仕掛けることになった。カルチャー系ブログも含む予定。まず10〜20ブログ規模で始める。 SearchBlogが参加するのは当然として,米国のナンバーワンブログとも言われるBoingBoingにも参加を呼びかけている模様。このブログ連合体に参加できるブログは,Battelleが定めた編集基準をパスしなければならない。
編集はBattelleに任せるとして,重要な営業責任者としてCNETの営業副社長であったChase Edwardsを獲得した。準備がうまくいっているかどうかは不透明だが,まもなく船出である。期待したい。
◇参考
・Can Blogging Ever Become Big Business? (Business2.0)
・The Business of Blogging (TechnologyReview.com)
・The best of the best from across the Weblogs, Inc. Network(Nanopublishing Weblog)
・Weblogs Inc., on target to deliver $1 million in Adsense revenue in a year
・Seeking 'Life Science' Bloggers for Weblogs, Inc.
・Battelle Reveals Plans: New Venture is called FM Publishing
・Former CNET Sales VP to Head Blog Network Sales
マスメディアも,ブログの存在は無視できなくなってきた。最近では読者や視聴者との双方向コミュニケーションを高めるために,ブログコーナーを置くのも珍しくない。書き手のブロガーに,記者や特定の寄稿者だけではなく,読者や視聴者も参加するようになってきている。だが,やはり既存メディアの枠内ではいろいろと制約が課せられる。残念ながらブログ本来の自由奔放さを発揮しきれないものが目立つ。
そこでブロガーの自由さを保ちながら,事業としても成立させようとするブログ集団が立ち上がってきたのだ。ブログは個人でも簡単にオンライン出版を可能とするツールである。ブロガーの多くは,個人の言いたいことを発っする場としてブログを利用している。もともとパーソナル出版で生計を立てようとなんて,あまり考えていない。せいぜいアフィリエイト広告で小遣い稼ぎに励む程度であった。
だが,質の良いブログを増やし,またそれらを継続させるためには,職業としてブロガーが成り立つ環境を作り出さなければ・・・。ということで米国で,新興のブログ出版社が数多く出現しているが,ここではWeblogs, Inc.とFM Publishingに注目する。Weblogs, Incは,2004年1月に創立し,現在では約80ブログを抱えるブログ出版社に成長し,経営的にも軌道に乗り始めている。一方のFM Publishingはまだ準備中の段階だが,秋にスタートする。共に,ネット業界で求心力があり編集のプロであるアントレプレナーが創立者である。90年代後半のネットバブル期に,シリコンバレーやシリコンアレー(NY)でネットビジネス出版で活躍した連中だ。だから,ブログの勃興期に素早く反応し,ブログベースの新しいメディア事業モデルを確立しようと乗り出している。
基本的なビジネスモデルはこうだ。多くのブログを発行する出版社であるが,当面は広告売上に依存する。ブログコンテンツは無料である。将来は,ポータルサイトなどへのコンテンツ販売に向かうだろう。出版業では経費の大半が人件費となりかねないので,社員は必要最小限に絞る。広告営業やプロモーション,システムインフラなどの共通部門に専任スタッフを雇うが,正社員としての編集スタッフは原則,置かない。ブロガーとはフリーランサー契約を結び,成果に見合う報酬を支払う。つまり,当初は,編集経費をなるべく絞り込む。
各ブログも単体ではいわば素人経営の個人商店のようなもの。コンテンツ作りで手一杯で,なかなか広告や販促に手が回らない。相当な人気ブログでも,本業としてやっていくのは厳しいはず。だが,広告営業やプロモーションを専任のプロを擁するブログ出版社に任せると,思わぬ高収益を達成するかもしれない。また優れたブログを集結させることにより,相乗効果も発揮できる。パッケージ広告も展開できるし,ブログ集団へのトラフィックの流れを太くすることも可能だ。
これまでのメディア企業との大きな違いは,日常の編集作業にある。ブログコンテンツの扱いだ。既存のメディア企業では,編集テーマの選択や記事内容のチェックなどは企業側が責任を持って進める。だが,ここで取り上げたブログ出版社では,日常的な編集作業を事実上ブロガーに任せてしまうのだ。つまり,社員でもないブロガーのコンテンツが,チェックを受けないままネットに流れてしまうことになる。
そこでブログ出版社としては,信頼でき,人気があり,そして事業性も見込めるブログ(ブロガー)を,いかに集めるかが鍵となる。つまりブログ(ブロガー)に対する目利きが欠かせない。その役割を担っているのが,Weblogs, IncではJason Calacanis とBrian Alveyであり,FM PublishingではJohn Battelle となる。ブロガーからも信頼される求心力のある人物でないとうまく務まらない。
WeblogsのCalacanis と Alveyは,最終的には狙いを定めた300種近いブログの品揃えを目標として出発した。技術,メディア,エンターテイメント,コンシューマー製品といった分野で,ニッチなマーケットに絞ったブログを発行していく。事業性の高いトピックをカバーする優れたブログがあれば,そのブロガーと交渉する。でも,カバーすべきトピックでも基準を満たすブログが存在しなければ,新規ブログの創刊を発表し,ブロガーを公募している。例えば最近では,ライフサイエンスのブログ創刊を企画し,同社のブログ上でブロガーを募った。
Weblogsは設立して1年半が過ぎたが,現在,100人以上のブロガーと契約し,80種近いブログを発行している(theweblogsincweblog)。毎日1000以上のエントリーが投稿され,月間ページビューは6000万超という。旗艦ブログであるEngadgetは別格として,大半のブログのブロガーとは,月額100ドル〜3000ドルで,平均すると月500ドルから600ドルの間の報酬で個別にフリーランス契約を結んでいる。まだ,Weblogsだけの報酬だけでは生計を立てられないのが現実だ。でも2年後には,本業として生活できるブロガーを数多く輩出していきたいとのことだ。
同社の売上は広告に依存する。Google AdSense広告売上を膨らませていることはこのブログのエントリーでも紹介したが,Calacanisによれば年間100万ドルに近く達するとのことだ(JenSense)。AdSenseのようなシステマティック広告は,営業に人手もほとんど不要なので小規模なブログ出版社にとって都合がよい。だが,AdSenseだけでは広告売上を大きく伸ばすことが難しい。Engadget,Autoblog,TV Squadのようなブランド力のある人気ブログともなれば,大型のバナー広告などを大手企業から取ってこれる。そのために広告営業スタッフを置いているわけだ。すでに広告主との直接交渉で,Volvo, Equifax, Pacific Poker, Palm, Subaruなどの広告を掲載してきた。実際には,こうした広告売上高のほうが,AdSense広告よりもかなり大きいようだ(同社は収支を公表していない)。フルタイムのスタッフ10人の給与と,約100人のブロガーへの原稿料を考えると,現時点では収支はトントンではなかろうか。軌道に乗り出したので,今後が楽しみといったところか。
新しい広告メニューとしては,RSSフィード内広告が期待でき,同社は既に仕掛けている。さらに新たな収益源として浮上しそうなのが,ブログコンテンツの外販だ。そのためか,同社はブログコンテンツの著作権を得ている。特に注目すべき動きとしては,Yahoo!,MSNなどの主要ポータルサイトが,質の高いブログを囲い込んだり,さらには新ブログを立ち上げ始めていることだ。集客には人気ブログの掲載が必須となってきている。Calacanis自身のブログの中で,MSNから働きかけがあったことを語っている。もし商業ブログとしてコンテンツを外販するとなると,ブロガーからの反発も生じるかもしれないが,カスタム出版にも発展していけば,魅力ある市場に育ちそうだ。
もう一つのFM Publishingはまだ準備中のブログ出版社なので,明確には言えないが,大筋のビジネスモデルはWeblogs, Incと似通っているのではなかろうか。創設者のJohe Battelleは,Wired magazine の共同創刊者であり,またIndustry Standardの創刊者であったことで,業界では知名人である。彼自身のブログ“Searchblog”は人気が高い。技術系ブログを核にしたブログ広告ネットを仕掛けることになった。カルチャー系ブログも含む予定。まず10〜20ブログ規模で始める。 SearchBlogが参加するのは当然として,米国のナンバーワンブログとも言われるBoingBoingにも参加を呼びかけている模様。このブログ連合体に参加できるブログは,Battelleが定めた編集基準をパスしなければならない。
編集はBattelleに任せるとして,重要な営業責任者としてCNETの営業副社長であったChase Edwardsを獲得した。準備がうまくいっているかどうかは不透明だが,まもなく船出である。期待したい。
◇参考
・Can Blogging Ever Become Big Business? (Business2.0)
・The Business of Blogging (TechnologyReview.com)
・The best of the best from across the Weblogs, Inc. Network(Nanopublishing Weblog)
・Weblogs Inc., on target to deliver $1 million in Adsense revenue in a year
・Seeking 'Life Science' Bloggers for Weblogs, Inc.
・Battelle Reveals Plans: New Venture is called FM Publishing
・Former CNET Sales VP to Head Blog Network Sales
2005年08月21日
ブログ出版社Weblogs,“食欲”を注ぐブログ “Slashfood”を立ち上げ
ブログ出版社Weblogs Incが新しいブログ“Slashfood”を立ち上げた。
SlashDotをもじったタイトル,そのタイトルに合わせたうまいロゴ, 同社の看板ブログEngadgetのようなビジュアル性,それにまさに“食欲”を注ぐコンテンツ。
SlashDotをもじったタイトル,そのタイトルに合わせたうまいロゴ, 同社の看板ブログEngadgetのようなビジュアル性,それにまさに“食欲”を注ぐコンテンツ。
2005年08月11日
ZDNet,政府IT向けWebサイトを立ち上げる
ZDNetは,政府IT担当者向けのWebサイト“ZDNet Government”を立ち上げた。
ブログベースのニュースを核に,ホワイトペーパーや事例などのディレクトリー,掲示板,ビデオコンテンツなどからなる。全体の印象は,省コストサイトであることと,ネットメディアの特徴を活かした構成になっていること。ニュースにブログを用いたのは,簡易なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のためもあろう。また,編集コンテンツには2次利用のものが多い。それが実現できるのも,ZDNetのコンテンツが構造化されているためであろう。
◇参考
・ZDNet creates site for government IT professionals
ブログベースのニュースを核に,ホワイトペーパーや事例などのディレクトリー,掲示板,ビデオコンテンツなどからなる。全体の印象は,省コストサイトであることと,ネットメディアの特徴を活かした構成になっていること。ニュースにブログを用いたのは,簡易なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のためもあろう。また,編集コンテンツには2次利用のものが多い。それが実現できるのも,ZDNetのコンテンツが構造化されているためであろう。
◇参考
・ZDNet creates site for government IT professionals
2005年08月10日
IT系オンライン出版社のTechTarget,今年上半期売上が58%増で勢い続く
IT系オンライン出版社のTechTargetの勢いが止まらない。2005年上半期の売上高が前年同期比58%も増えた。
オンライン部門だけの売上高を見れば,72%もアップしている。また,オンラインメディアを足場にプリントメディア(雑誌)にも進出しているが,“Storage”の売上が33%増,“Information Security ”が19%増と,順調に推移しているという。開発や販促に多くの経費をかけなくても済むので,たとえつまずいても大やけどの心配はなさそう。
◇参考
・TechTarget First-half Revenue Increases 58% on Strong Gains Throughout Business(プレスリリース)
・TechTargetの勢い続く,2004年売上が前年比44%増に
オンライン部門だけの売上高を見れば,72%もアップしている。また,オンラインメディアを足場にプリントメディア(雑誌)にも進出しているが,“Storage”の売上が33%増,“Information Security ”が19%増と,順調に推移しているという。開発や販促に多くの経費をかけなくても済むので,たとえつまずいても大やけどの心配はなさそう。
◇参考
・TechTarget First-half Revenue Increases 58% on Strong Gains Throughout Business(プレスリリース)
・TechTargetの勢い続く,2004年売上が前年比44%増に
2005年08月08日
BusinessWeek Online,バーティカルチャンネルを強化
American Business Media のパネル討論会“B-to-B Meets E-Media, RSS, blogs et al,” についてFolioがレポートしていたが,その記事の中でBusinessWeek Onlineの今後の展開を紹介していたので。
ビジネス分野のサイトでもバーティカルチャンネルの拡充が急がれている。BusinessWeek OnlineでもInnovation&Design というチャンネルを加えた。さらに6本の“deep verticals”を来年にも開発する予定。どのようなdeep verticalsを仕掛けるのか,注目される。
◇参考
・In 'Seismic' Shift to E-Media, Business Titles Leverage Content—and Their Newsrooms(Folio)
ビジネス分野のサイトでもバーティカルチャンネルの拡充が急がれている。BusinessWeek OnlineでもInnovation&Design というチャンネルを加えた。さらに6本の“deep verticals”を来年にも開発する予定。どのようなdeep verticalsを仕掛けるのか,注目される。
◇参考
・In 'Seismic' Shift to E-Media, Business Titles Leverage Content—and Their Newsrooms(Folio)
2005年08月04日
Ziff Davis, ソフトウェア製品レポートを発売
米Ziff Davisは,エンタープライズ向けソフトウェア製品レポートTIPS-IT をシリーズ化して発行している。
現在,次の分野別ののレポートを発売。レポートの価格は179ドルから599ドルまで。
・COLLABORATION TOOLS
・ENTERPRISE ANTI-SPAM
・ENTERPRISE ANTI-SPYWARE
・ENTERPRISE FIREWALLS
・ENTERPRISE SEARCH
・NETWORK INTRUSION PREVENTION SYSTEMS
・PATCH MANAGEMENT
・WEB CONTENT MANAGEMENT SYSTEMS
・WIRELESS LANS
各レポートは,10〜15ベンダーのソフトウェア製品を取り上げて,300〜400項目を比較。
◇参考
・Ziff Davis debuts software comparison suite of products
現在,次の分野別ののレポートを発売。レポートの価格は179ドルから599ドルまで。
・COLLABORATION TOOLS
・ENTERPRISE ANTI-SPAM
・ENTERPRISE ANTI-SPYWARE
・ENTERPRISE FIREWALLS
・ENTERPRISE SEARCH
・NETWORK INTRUSION PREVENTION SYSTEMS
・PATCH MANAGEMENT
・WEB CONTENT MANAGEMENT SYSTEMS
・WIRELESS LANS
各レポートは,10〜15ベンダーのソフトウェア製品を取り上げて,300〜400項目を比較。
◇参考
・Ziff Davis debuts software comparison suite of products

