GoogleのAOL出資に伴う両社の協力関係は,検索広告やIM(インスタントメッセージ)などのオンライン分野だけではない。TVやプリントメディアといったオフライン分野の広告事業でも手を結ぶ。
Googleが新聞や雑誌などの非オンライン分野(オフライン分野)の広告市場にも触手を伸ばし始めていた。オンライン広告で培った広告手法をオフライン分野でも適用していく。そのオフライン広告事業を,AOLとの提携をテコに,本格化させるのであろう。MediaDailyNewsによると,Googleは最近になって,伝統的な広告関連会社から専門スタッフをかき集めているという。
◇参考
・AOL, Google Partnership To Explore Selling TV, Print Ads(MediaDailyNews)
・Google Begins Agency Outreach, Recruits Traditional Media Buyers(MediaDailyNews)
・Googleが本当に新聞紙広告事業を始めるらしい
・Google,雑誌広告市場にも進出
2005年12月26日
2005年12月18日
GoogleがGTalk APIを公開,Skype打倒へ
「GoogleがSkypeの頭に銃を突きつけた」との衝撃的な見出しの記事が,人気ブログTech Crunchに。
GoogleはLibjingle と称するコンポーネントセットを発表しており,これを用いてソフト開発者はGoogle Talk(チャット機能を備えたインスタント・メッセージング・サービス)と連携したアプリケーションを開発できる。Libjingleのライセンス条件は非常に緩やかで,商用ソフトウェアへの組み込みも無償で実施できる。
Googleが提供しているコンポーネントは次の通り。
* base - Low-level portable utility functions.
* p2p - The p2p stack, including base p2p functionality and client hooks into XMPP.
* session - Phone call signaling.
* third_party - Non-Google components required for some functionality.
* xmllite - XML parser.
* xmpp - XMPP engine.
Google Maps のマッシュアップがサードパーティーに大きな機会を与えたが,Tech Crunchが述べるように,GTalk APIはそれ以上の影響力を及ぼすかもしれない。最も怯えているのはSkypeかも。SkypeではSkype clientとのインテグレーションしかできなかったのに対し,GoogleはGoogle Talk’s VOIP networkとのインテグレーションを開放しているからだ。
◇参考
・Libjingle - Google Talk Voice and P2P Interoperability Library(Google - Talk Home)
・Google releases GTalk API, Puts Gun To Skype’s Head(Tech Crunch)
GoogleはLibjingle と称するコンポーネントセットを発表しており,これを用いてソフト開発者はGoogle Talk(チャット機能を備えたインスタント・メッセージング・サービス)と連携したアプリケーションを開発できる。Libjingleのライセンス条件は非常に緩やかで,商用ソフトウェアへの組み込みも無償で実施できる。
Googleが提供しているコンポーネントは次の通り。
* base - Low-level portable utility functions.
* p2p - The p2p stack, including base p2p functionality and client hooks into XMPP.
* session - Phone call signaling.
* third_party - Non-Google components required for some functionality.
* xmllite - XML parser.
* xmpp - XMPP engine.
Google Maps のマッシュアップがサードパーティーに大きな機会を与えたが,Tech Crunchが述べるように,GTalk APIはそれ以上の影響力を及ぼすかもしれない。最も怯えているのはSkypeかも。SkypeではSkype clientとのインテグレーションしかできなかったのに対し,GoogleはGoogle Talk’s VOIP networkとのインテグレーションを開放しているからだ。
◇参考
・Libjingle - Google Talk Voice and P2P Interoperability Library(Google - Talk Home)
・Google releases GTalk API, Puts Gun To Skype’s Head(Tech Crunch)
2005年12月17日
Google対MicrosoftのAOL争奪戦,Googleの大逆転か
GoogleはAOL株5%を取得する方向でAOLと最終調整に入っていると,Reutersが報じた。Googleは10億ドルで AOL株5%を購入するようだ。
Time Warner IncはAOLを売却しないことになったが,強力な提携先を求めて何社かと交渉に入っていた。Microsoft(MSN)が有力候補と見られていただけに,Googleが巻き返しに成功したことになる。AOLはこれまでGoogleの検索エンジンを使っており,GoogleにとってAOLは最大のパートナーでもある。AOLがMSNと提携し検索エンジンをMSN製に切り替えられては,Googleの検索広告事業が大打撃を被る。GoogleはAOLとのパートナー関係を死守したかったのだ。
GoogleとAOLの交渉は,数日内に決着が付く模様。AOLとのパートナー関係を5年間延長することを,Googleが提案しているという。
◇参考
・Google in talks to buy 5 pct of AOL(Reuters via Yahoo! News)
Time Warner IncはAOLを売却しないことになったが,強力な提携先を求めて何社かと交渉に入っていた。Microsoft(MSN)が有力候補と見られていただけに,Googleが巻き返しに成功したことになる。AOLはこれまでGoogleの検索エンジンを使っており,GoogleにとってAOLは最大のパートナーでもある。AOLがMSNと提携し検索エンジンをMSN製に切り替えられては,Googleの検索広告事業が大打撃を被る。GoogleはAOLとのパートナー関係を死守したかったのだ。
GoogleとAOLの交渉は,数日内に決着が付く模様。AOLとのパートナー関係を5年間延長することを,Googleが提案しているという。
◇参考
・Google in talks to buy 5 pct of AOL(Reuters via Yahoo! News)
2005年12月16日
検索回数でもGoogleが圧勝
検索回数でもGoogleが圧勝しているようだ。Nielsen//NetRatingsの調査によると,オンライン検索エンジンを用いた検索問い合わせ回数で,Googleが約5割を占めた。
2005年10月の検索回数は51億件と,6月に比べて15%も増えた。インターネットユーザーの検索利用は,まだ勢いよく伸びているのだ。10月の総検索回数51億件のうち48%(24億件)がGoogle,21.8%がYahoo,11.3%がMSNであった。この数字を反映するかのように,Googleは検索広告市場で,差を付けてのトップを走り続けている。
注目のAOLは7.2%である。AOLはGoogleの検索エンジンを使っているが,MSNに乗り移るかもしれない。もし,AOLがMSNの検索エンジンに切り替えると,MSNの検索エンジンのトラフィックは,Yahooとほぼ同じレベルになる。AOLをめぐるMSNとGoogleの綱引き結果次第で,インターネット広告市場が大きく塗り変わる。
◇参考
・Search Use Continues To Grow(MediaPost Publications)
2005年10月の検索回数は51億件と,6月に比べて15%も増えた。インターネットユーザーの検索利用は,まだ勢いよく伸びているのだ。10月の総検索回数51億件のうち48%(24億件)がGoogle,21.8%がYahoo,11.3%がMSNであった。この数字を反映するかのように,Googleは検索広告市場で,差を付けてのトップを走り続けている。
注目のAOLは7.2%である。AOLはGoogleの検索エンジンを使っているが,MSNに乗り移るかもしれない。もし,AOLがMSNの検索エンジンに切り替えると,MSNの検索エンジンのトラフィックは,Yahooとほぼ同じレベルになる。AOLをめぐるMSNとGoogleの綱引き結果次第で,インターネット広告市場が大きく塗り変わる。
◇参考
・Search Use Continues To Grow(MediaPost Publications)
2005年12月10日
Yahooがdel.icio.usを買収,Web2.0体制固める
米Yahooが,あのdel.icio.usを買収した。del.icio.usはソーシャルブックマークサイトの大手で,いま話題になっているタギングの火付け役を演じてきた。
写真共有サイトのFrickrに続くdel.icio.usの買収だ。すでに,FrickrがYahooのWEB2.0化に貢献してきているが,今回の買収で一段とYahooのWeb2.0企業指向に拍車がかかることになる。Web2.0的展開では,Googleだけが突出して見えるが,Yahooも頑張っている。タギングの三羽がらすである,Frickr,del.icio.us,Technoratiのうち,2社までを獲得したことになる。
ちなみに今回の発表は,マスメディア向けのプレスリリースではなくて,公認ブログ(Yahoo! Search blog)の中での報告である。この手の発表は,ブログを利用した方が広報効果が高いためだ。これも,WEB2.0的やり方と言うのかな。
◇参考
・Great Tastes That Go Great Together(Yahoo! Search blog)
・YahooのFrickr化,Google対抗のパワーに
写真共有サイトのFrickrに続くdel.icio.usの買収だ。すでに,FrickrがYahooのWEB2.0化に貢献してきているが,今回の買収で一段とYahooのWeb2.0企業指向に拍車がかかることになる。Web2.0的展開では,Googleだけが突出して見えるが,Yahooも頑張っている。タギングの三羽がらすである,Frickr,del.icio.us,Technoratiのうち,2社までを獲得したことになる。
ちなみに今回の発表は,マスメディア向けのプレスリリースではなくて,公認ブログ(Yahoo! Search blog)の中での報告である。この手の発表は,ブログを利用した方が広報効果が高いためだ。これも,WEB2.0的やり方と言うのかな。
◇参考
・Great Tastes That Go Great Together(Yahoo! Search blog)
・YahooのFrickr化,Google対抗のパワーに
2005年11月24日
ブログ検索エンジン,やっぱりGoogleが速い
Technorati のCEOであるDavid Sifryは,同社のブログ検索エンジンの速度がGoogle Blog Searchと肩を並べるまでになったと,彼のブログの中で自慢している。
GrabPerfが代表的なブログ検索エンジンを対象に検索速度を測定しており,その測定結果のチャートによれば,Technoratiの検索速度は日増しに速くなっている。11月21日のデータでも分かるように,Google Blog Search (731 ms) ,Technorati(766 ms), Yahoo Blog Search (835 ms)と, ミリセカンドを競っている。
標的にされ続けるGoogleが,抜かれていないのはさすが。追うtechoratiも巡回ブログ数が急増するにもかかわらず,検索速度を一段と上げているから頼もしい。
David Sifryがブログで伝える,Technorati の検索エンジンの最新データは次の通り。
・巡回ブログ総数:2150万ブログ
・インデックス化総数:2億8000万エントリーと17億リンク
・新規巡回ブログ数/日:6万ブログを追加
・ポストエントリー数/日:70万エントリー以上
(ポストしたエントリーは3分以内にインデックス化)
◇参考
・Technorati Performance Improvement Update(Sifty's Alerts)
・Technorati Now As Fast As Google (Inside Google)
GrabPerfが代表的なブログ検索エンジンを対象に検索速度を測定しており,その測定結果のチャートによれば,Technoratiの検索速度は日増しに速くなっている。11月21日のデータでも分かるように,Google Blog Search (731 ms) ,Technorati(766 ms), Yahoo Blog Search (835 ms)と, ミリセカンドを競っている。
標的にされ続けるGoogleが,抜かれていないのはさすが。追うtechoratiも巡回ブログ数が急増するにもかかわらず,検索速度を一段と上げているから頼もしい。
David Sifryがブログで伝える,Technorati の検索エンジンの最新データは次の通り。
・巡回ブログ総数:2150万ブログ
・インデックス化総数:2億8000万エントリーと17億リンク
・新規巡回ブログ数/日:6万ブログを追加
・ポストエントリー数/日:70万エントリー以上
(ポストしたエントリーは3分以内にインデックス化)
◇参考
・Technorati Performance Improvement Update(Sifty's Alerts)
・Technorati Now As Fast As Google (Inside Google)
Yahooのオリジナルニュースがプリントメディアへ
Yahoo Newsの看板コーナーにもなっているKevin Sites in the Hot Zone。Hot Zoneは,Yahooが外部のジャーナリストと契約して,オリジナルコンテンツとして提供していコラムである。スーダンやイラクのような戦場からの臨場感あるレポートが売り物。ビデオや写真も豊富で,人気が高いのも頷ける。最近のイラクレポート(ブログ形式)では1000以上のコメントが寄せられていた。
そのHot Zoneのコンテンツをプリントメディアへ配信する件で, YahooとScripps Howardとの間で交渉が始まっている。SHNS( Scripps Howard News Service)はニュースシンジケーターで,新聞などのメディアへニュースコンテンツを配信している。オンラインからプリントメディアへの逆流も始まっている。
◇参考
・Kevin Sites on SHNS wire(lostremote)
・Yahoo's Hot Zone Getting Print Deal(WebProNews)
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
そのHot Zoneのコンテンツをプリントメディアへ配信する件で, YahooとScripps Howardとの間で交渉が始まっている。SHNS( Scripps Howard News Service)はニュースシンジケーターで,新聞などのメディアへニュースコンテンツを配信している。オンラインからプリントメディアへの逆流も始まっている。
◇参考
・Kevin Sites on SHNS wire(lostremote)
・Yahoo's Hot Zone Getting Print Deal(WebProNews)
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
2005年11月22日
Googleのデータセンターの謎,米技術コラムニストが大胆に予測
Googleがばく進する。揺るぎない「勝利の方程式」を確立したから強い。その「勝利の方程式」を強力に推し進めることができるのも,追随を許さないデータセンターシステムが支えているからだ。つまり先進的な技術基盤が成功の源になっている。
そのデータセンターについては公式な発表もなく,真相は闇に包まれたままである。世界数10ヵ所の場所に分散配置された計10万以上のCPUから構成されると言われたりしている。最近,Googleは光ファイバー(ダークファイバー)を購入したりして,新たなデータセンターシステムの構築に動き始めているようだ。そこで,技術コラムニストのRobert X. Cringelyが,これから進めようとしているGoogleデータセンターについて,以下のようなおもしろい予測を披露していた。
一つのデータセンターは,5000個のAMD Opteron プロセッサと3.5ペタバイトのディスクストレージから構成され(1ペタは10の15乗),20フィートあるいは40フィートサイズのコンテナに収まる。トラックでコンテナを運べば,一晩でデータセンターに設置できるとか。そのコンテナを世界各地に配置する。Googleのデーターセンターは,2年前に1ヵ所であったのが,現在では64ヵ所に増えたという。2年後には300ヵ所以上に配置されると見ている。インターネット(バックボーン)のピアリングポイントの近辺にデータセンターを置くようにする。データセンターとインターネットのピアリングポイントとの間は,超大容量の光フィバーで直結させるのだろう。
このようにインターネットTVにも対応できる準備を進めており,また300ヵ所以上のデータセンターにより冗長性とフォールトトレラント性も高めていくようだ。う〜ん,もっともらしい。資金もたっぷりあるので,Googleならやりそうだ。
◇参考
・Google Mart(Pulpit)
・About Google Datacenters(McDar),
・Google Data Centers List for SEO
・Google's Secret Plans For All That Dark Fiber? (Slashdot)
そのデータセンターについては公式な発表もなく,真相は闇に包まれたままである。世界数10ヵ所の場所に分散配置された計10万以上のCPUから構成されると言われたりしている。最近,Googleは光ファイバー(ダークファイバー)を購入したりして,新たなデータセンターシステムの構築に動き始めているようだ。そこで,技術コラムニストのRobert X. Cringelyが,これから進めようとしているGoogleデータセンターについて,以下のようなおもしろい予測を披露していた。
一つのデータセンターは,5000個のAMD Opteron プロセッサと3.5ペタバイトのディスクストレージから構成され(1ペタは10の15乗),20フィートあるいは40フィートサイズのコンテナに収まる。トラックでコンテナを運べば,一晩でデータセンターに設置できるとか。そのコンテナを世界各地に配置する。Googleのデーターセンターは,2年前に1ヵ所であったのが,現在では64ヵ所に増えたという。2年後には300ヵ所以上に配置されると見ている。インターネット(バックボーン)のピアリングポイントの近辺にデータセンターを置くようにする。データセンターとインターネットのピアリングポイントとの間は,超大容量の光フィバーで直結させるのだろう。
このようにインターネットTVにも対応できる準備を進めており,また300ヵ所以上のデータセンターにより冗長性とフォールトトレラント性も高めていくようだ。う〜ん,もっともらしい。資金もたっぷりあるので,Googleならやりそうだ。
◇参考
・Google Mart(Pulpit)
・About Google Datacenters(McDar),
・Google Data Centers List for SEO
・Google's Secret Plans For All That Dark Fiber? (Slashdot)
2005年11月17日
Yahoo,オリジナルコンテンツ編集にまい進
米Yahooはオリジナル記事を次々に増やしている。オリジナル記事作りにタッチしないGoogleとは対照的である。
今度は,週刊誌The Weekから,Yahoo向けのオリジナルコラム記事を調達する。ビジネスニュースコラムが毎日,Yahoo Finance ページに現れるのだろう。これからは,メインストリームメディアがYahooの要望に応えて,Yahoo向けオリジナルコンテンツを提供することが増えそうだ。紙媒体で生計を立ててきた旧来メディアは,どこも台所事情が厳しいだけに・・・。
◇参考
・YAHOO DOES ORIGINAL CONTENT DEAL WITH 'THE WEEK'(AdAge.com)
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
・米Yahoo,アドベンチャー分野でもオリジナルコンテンツを画策
・Yahoo!がオリジナル記事にも力点
今度は,週刊誌The Weekから,Yahoo向けのオリジナルコラム記事を調達する。ビジネスニュースコラムが毎日,Yahoo Finance ページに現れるのだろう。これからは,メインストリームメディアがYahooの要望に応えて,Yahoo向けオリジナルコンテンツを提供することが増えそうだ。紙媒体で生計を立ててきた旧来メディアは,どこも台所事情が厳しいだけに・・・。
◇参考
・YAHOO DOES ORIGINAL CONTENT DEAL WITH 'THE WEEK'(AdAge.com)
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
・米Yahoo,アドベンチャー分野でもオリジナルコンテンツを画策
・Yahoo!がオリジナル記事にも力点
2005年11月16日
YahooのFrickr化,Google対抗のパワーに
Business2.0に記事“The Flickrization of Yahoo ”がおもしろい。
春にYahooがFrickrを買収したが,Yahooにとっては大成功であったようだ。年会費25ドルの Flickr Pro(写真アップロード容量が2GB/月)がユーザー数の増加に合わせて好調で,すでに収益面で貢献している。
筆者のErick Schonfeldが記事で主張していたのは,収益面以上に,Flickr獲得がもっともっと大きく貢献していることにある。買収と共に,Frickrの共同設立者のButterfieldとFakeが,Yahooに新しいビジネスモデルを根付かせた点である。
ButterfieldとFakeが,YahooにUGC(user-generated content)つまり“social media,”の新風を吹き込んだとのことだ。実際に両者は,Yahoo Travel, Shopping, Local, 360などの他グループの会議にもお呼びがかかり,“Flicklized”のお手伝いをしているという。YahooトップのTerry Semelも,social mediaを同社戦略の“gigantic piece”と強調し,この動きを後押ししているのだ。
バブルっぽい言い方をすれば,これでYahooもWeb2.0会社として,Googleと戦えると言うことか。
春にYahooがFrickrを買収したが,Yahooにとっては大成功であったようだ。年会費25ドルの Flickr Pro(写真アップロード容量が2GB/月)がユーザー数の増加に合わせて好調で,すでに収益面で貢献している。
筆者のErick Schonfeldが記事で主張していたのは,収益面以上に,Flickr獲得がもっともっと大きく貢献していることにある。買収と共に,Frickrの共同設立者のButterfieldとFakeが,Yahooに新しいビジネスモデルを根付かせた点である。
Indeed, the Flickr purchase helped ignite a larger strategy. Thanks to a new generation of managers like Butterfield and Fake, Yahoo is starting to see how user-generated content, or “social media,” is a key weapon in its war against Google (GOOG). That upstart in neighboring Mountain View may have a better reputation for search, it may dominate online advertising, and it may always win when it comes to machines and math. But Yahoo has 191 million registered users. What would happen if it could form deep, lasting, Flickr-like bonds with them -- and get them to apply tags not just to photos, but to the entire Web?
ButterfieldとFakeが,YahooにUGC(user-generated content)つまり“social media,”の新風を吹き込んだとのことだ。実際に両者は,Yahoo Travel, Shopping, Local, 360などの他グループの会議にもお呼びがかかり,“Flicklized”のお手伝いをしているという。YahooトップのTerry Semelも,social mediaを同社戦略の“gigantic piece”と強調し,この動きを後押ししているのだ。
バブルっぽい言い方をすれば,これでYahooもWeb2.0会社として,Googleと戦えると言うことか。
2005年10月29日
Google Maps 利用で要注意,ただ乗り厳禁となる時も
Google Mapsのような素晴らしいマップリソースをタダで使える。こんなうまい話が,いつまで続くわけではなさそうだ。
Google Maps API を利用したアプリケーション開発が大ブームだ。すでにGoogle Mapsを組み込んだ商用サービスも現れてきた。アプリケーションの開発段階では問題がなかった。だが商用サービスとなると,いつまでもGoogle Maps を無料で使えるわけではない。
Google Maps API の利用料徴収に,米Googleが動き始めたようだ。NYTimesによると,Googleは不動産サービス業者Truliaに対し,利益を生み出してきたのでGoogle Maps API 利用料を徴収する構えだ。ローヤリティ契約の交渉に入ったという。Truliaのオンライン不動産サイトでは,Google Mapsとの連係が売り物になっている(サンフランシスコの例)。
Google Maps APIはオープンになっているが,利用については上限がある。 大規模な商用サービスについて,Googleは売上シェアを考えている。
◇参考
・A Journey to a Thousand Maps Begins With an Open Code (NYTimes.com)
・Paying Up For Google Maps Mash-up(WebProNews)
Google Maps API を利用したアプリケーション開発が大ブームだ。すでにGoogle Mapsを組み込んだ商用サービスも現れてきた。アプリケーションの開発段階では問題がなかった。だが商用サービスとなると,いつまでもGoogle Maps を無料で使えるわけではない。
Google Maps API の利用料徴収に,米Googleが動き始めたようだ。NYTimesによると,Googleは不動産サービス業者Truliaに対し,利益を生み出してきたのでGoogle Maps API 利用料を徴収する構えだ。ローヤリティ契約の交渉に入ったという。Truliaのオンライン不動産サイトでは,Google Mapsとの連係が売り物になっている(サンフランシスコの例)。
Google Maps APIはオープンになっているが,利用については上限がある。 大規模な商用サービスについて,Googleは売上シェアを考えている。
◇参考
・A Journey to a Thousand Maps Begins With an Open Code (NYTimes.com)
・Paying Up For Google Maps Mash-up(WebProNews)
LookSmart,新たに161種のバーティカルサイトを立ち上げ
米LookSmartが新たに12カテゴリー161種のバーティカルサイトを立ち上げた。
合計13カテゴリーとなり,次の分野をカバーしている。コンシューマー向けのテーマに絞っている。
Auto
Cities
Education
Food
Health
Home Living
Money
Music
Recreation
Sports
Style
Tech & Games
Travel
上のカテゴリー分野ごとに複数のテーマが用意されており,その各テーマ別にバーティカルサイトを設けている。新サイトが加わり,合計で13カテゴリー・181テーマサイトとなる。その一覧表はこちらで。たとえば自動車分野では,次のようなテーマサイトを用意。
Classic Autos
Hybrid Autos
Luxury Autos
Motorcycles
Passenger Autos
Sports Autos
SUVs
Trucks
Vans
Cities
そのうちの一つのClassic Autosサイトはこちらを参照。ターゲットサイトではあるが,ディレクトリー集の趣である。使い込まないと評価は難しい。LookSmartなので181種のバーティカル検索エンジンを期待したのだが,そうではないようだ。というのは,各バーティカルサイトの検索エンジンを使ってみたが,バーティカルサイトに特化したモノでないようだ(多くを試していないので,間違っているかも)。
◇参考
・LookSmart® Unveils 161 New 'Vertical' Web Sites in 12 Categories for Consumers to Find Essential Information on the Web(プレスリリース)
合計13カテゴリーとなり,次の分野をカバーしている。コンシューマー向けのテーマに絞っている。
Auto
Cities
Education
Food
Health
Home Living
Money
Music
Recreation
Sports
Style
Tech & Games
Travel
上のカテゴリー分野ごとに複数のテーマが用意されており,その各テーマ別にバーティカルサイトを設けている。新サイトが加わり,合計で13カテゴリー・181テーマサイトとなる。その一覧表はこちらで。たとえば自動車分野では,次のようなテーマサイトを用意。
Classic Autos
Hybrid Autos
Luxury Autos
Motorcycles
Passenger Autos
Sports Autos
SUVs
Trucks
Vans
Cities
そのうちの一つのClassic Autosサイトはこちらを参照。ターゲットサイトではあるが,ディレクトリー集の趣である。使い込まないと評価は難しい。LookSmartなので181種のバーティカル検索エンジンを期待したのだが,そうではないようだ。というのは,各バーティカルサイトの検索エンジンを使ってみたが,バーティカルサイトに特化したモノでないようだ(多くを試していないので,間違っているかも)。
◇参考
・LookSmart® Unveils 161 New 'Vertical' Web Sites in 12 Categories for Consumers to Find Essential Information on the Web(プレスリリース)
2005年10月27日
“Google Base”が出現,何を企んでいるのか
2日前から,ネット上が急に騒がしくなってきた。Googleが突如,テストサイト“Google Base”打ち上げてきたからだ。名前からして,何か大きな事を企んでいそう。
データベースのホスティングサービスで,ユーザー自身がコンテンツを投入できる。たとえばサービスや売りたいモノなどの案内コンテンツをアップできる。Craigslistのようなクラシファイド広告(案内広告)を少なくともやりそうだ。Googleは,地球上のコンテンツを掻き集めて検索したり,分類したりするサービスを展開しているが,さらにユーザー自身にコンテンツを提供させてサービス領域を拡大していくのだろう。まさに流行のWeb2.0的なやり方だ。現在の状況は,Google Blogscopeのスナップショットで見ることができる。
BusinessWeekも早速,「Big Waves from "Google Base"」のタイトルでレポートした。eBayの市場を襲うBig Waveになるとの憶測が沸き起こっている。Googleはすでに,ショッピング比較のための検索サービス“Froogle”を提供しているし,Paypal対抗のGoogle Walletを準備している。eBayのオークション市場やクラシファイド市場に参入する可能性は否定できない。新聞社や雑誌社のクラシファイド広告にも影響が波及するかもしれない。
◇参考
・Big Waves from "Google Base" (BusinessWeek online)
・Google Ventures Into Online Classifieds(NYTimes.com)
データベースのホスティングサービスで,ユーザー自身がコンテンツを投入できる。たとえばサービスや売りたいモノなどの案内コンテンツをアップできる。Craigslistのようなクラシファイド広告(案内広告)を少なくともやりそうだ。Googleは,地球上のコンテンツを掻き集めて検索したり,分類したりするサービスを展開しているが,さらにユーザー自身にコンテンツを提供させてサービス領域を拡大していくのだろう。まさに流行のWeb2.0的なやり方だ。現在の状況は,Google Blogscopeのスナップショットで見ることができる。
BusinessWeekも早速,「Big Waves from "Google Base"」のタイトルでレポートした。eBayの市場を襲うBig Waveになるとの憶測が沸き起こっている。Googleはすでに,ショッピング比較のための検索サービス“Froogle”を提供しているし,Paypal対抗のGoogle Walletを準備している。eBayのオークション市場やクラシファイド市場に参入する可能性は否定できない。新聞社や雑誌社のクラシファイド広告にも影響が波及するかもしれない。
◇参考
・Big Waves from "Google Base" (BusinessWeek online)
・Google Ventures Into Online Classifieds(NYTimes.com)
2005年10月26日
米Yahoo,アドベンチャー分野でもオリジナルコンテンツを画策
米Yahooは,アドベンチャー分野でもオリジナルコンテンツのコーナーを設ける。Richard Bangs Adventuresと提携し,新サイトを始める。
すでにサイトは立ち上がっている。最初のシリーズでは,アイガー北壁のロッククライミング。冒険家のRichard Bangsが,世界各地を訪れ,現地から冒険レポートを伝える。次回のシリーズは "The Sea Gypsies of the Andaman Islands”。約1年前に津波に襲われた現地から,その後の様子や文化を伝える予定だ。Casioがメインスポンサー。このサイトで使う冒険写真は,同社のデジカメ EX-Z750で撮ったモノ。
先に始めた"Kevin Sites in the Hot Zone"(戦場や被災地からの生々しい現地レポート)と同様,Richard Bangs Adventuresも人気コーナーになるだろう。優れたレポータと提携してオリジナルコンテンツを作り出すスタイルが,軌道に乗ってきた。
◇参考
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
・Yahoo! Launches Richard Bangs Adventures, Featuring Untold Adventure Stories From Around the World(Optionetics)
追記
すでにサイトは立ち上がっている。最初のシリーズでは,アイガー北壁のロッククライミング。冒険家のRichard Bangsが,世界各地を訪れ,現地から冒険レポートを伝える。次回のシリーズは "The Sea Gypsies of the Andaman Islands”。約1年前に津波に襲われた現地から,その後の様子や文化を伝える予定だ。Casioがメインスポンサー。このサイトで使う冒険写真は,同社のデジカメ EX-Z750で撮ったモノ。
先に始めた"Kevin Sites in the Hot Zone"(戦場や被災地からの生々しい現地レポート)と同様,Richard Bangs Adventuresも人気コーナーになるだろう。優れたレポータと提携してオリジナルコンテンツを作り出すスタイルが,軌道に乗ってきた。
◇参考
・Yahoo,オリジナルコンテンツ作りに拍車
・Yahoo! Launches Richard Bangs Adventures, Featuring Untold Adventure Stories From Around the World(Optionetics)
追記
2005年10月24日
Answer.comがウィキペディアと提携,質問応答ベースの検索エンジンを強化
米Answer.comはWikimedia Foundation(ウィキメディア財団)と提携し,新サービスを2006年初めにも立ち上げる。新サービスは,質問応答ベース検索サービスAnswer.comと百科事典サービスWikipediaとを密に連係させたモノになる。
Answer.comの前身は,有料の質問応答サービスGrunNet。ビジネスパーソンにも人気が高い。今年1月からAnswer.comと改名し,無料サービスで再スタートした。主な収益源は検索連動型広告となる。2005年7-9月の売上高は,4-6月に比べ30%増の55万5000ドル。Time誌から,50 Coolest Websites 2005: News and Informationの一つに選ばれている。一方のWikipediaは,ネットユーザーの誰もが編集に参加できるオンライン百科事典。
オンライン百科事典に代表される米国の学習・事典サイトは,最近,人気が急成長している分野。有力な学習・事典サイト同士の提携で,大きなシナージ効果を発揮しそうだ。
◇参考
Answers.com and Wikimedia Foundation to Form New Partnership(プレスリリース)
Answer.comの前身は,有料の質問応答サービスGrunNet。ビジネスパーソンにも人気が高い。今年1月からAnswer.comと改名し,無料サービスで再スタートした。主な収益源は検索連動型広告となる。2005年7-9月の売上高は,4-6月に比べ30%増の55万5000ドル。Time誌から,50 Coolest Websites 2005: News and Informationの一つに選ばれている。一方のWikipediaは,ネットユーザーの誰もが編集に参加できるオンライン百科事典。
オンライン百科事典に代表される米国の学習・事典サイトは,最近,人気が急成長している分野。有力な学習・事典サイト同士の提携で,大きなシナージ効果を発揮しそうだ。
◇参考
Answers.com and Wikimedia Foundation to Form New Partnership(プレスリリース)
2005年10月22日
健康サイトのキーラコンテンツとは
1週間ほど前に紹介したHealthlineは,米国における健康分野の定番サイトに育つ勢いだ。ヘルスに特化した検索エンジンが売り物であるのだが,キラーコンテンツとして加えたコーナーが飛躍台になりそうだ。
そのキラーコンテンツとは,インフルエンザに絞った“Flu Central”と称するコーナーである。“U.S. Flu Threat Map”で自分の居住地を入力すると,その地域のインフルエンザの流行状況をEpidemic,Warning,Alert,Watch,First Case,No Activityの6段階で教えてくれる。また,居住地から指定距離内のクリニックも教えてもらえる。もちろん,ワクチンに関する情報も得られる。これからインフルエンザの季節である。人気コーナーになるだろう。
そこで,気になるのは鳥インフルエンザ。人の間で感染するようにもなれば,大パニックになるのは間違いない。このFlu Centralにもアクセスが殺到するはず。その対応を考えているのだろうか。
◇参考
・健康分野専門の検索エンジン“Healthline”がサービス開始
そのキラーコンテンツとは,インフルエンザに絞った“Flu Central”と称するコーナーである。“U.S. Flu Threat Map”で自分の居住地を入力すると,その地域のインフルエンザの流行状況をEpidemic,Warning,Alert,Watch,First Case,No Activityの6段階で教えてくれる。また,居住地から指定距離内のクリニックも教えてもらえる。もちろん,ワクチンに関する情報も得られる。これからインフルエンザの季節である。人気コーナーになるだろう。
そこで,気になるのは鳥インフルエンザ。人の間で感染するようにもなれば,大パニックになるのは間違いない。このFlu Centralにもアクセスが殺到するはず。その対応を考えているのだろうか。
◇参考
・健康分野専門の検索エンジン“Healthline”がサービス開始
2005年10月21日
Firefox,ダウンロード数が1億達成
Firefoxのダウンロード数が1億の大台に乗った。2004年11月に打ち上げからまだ1年も経っていない。
Net ApplicationsのWebブラウザシェア調査によると,MS IEの86.87%に対しFirefoxは7.55%である。Firefoxは昨年から今年初めにかけて急増したが,現在は踊り場に入っている。同社はピークを過ぎたと見ている。1億突破を機に再びシェア拡大に向かうかどうか。再浮上を確実なものにするには,Googleの傘下に収まることだが。
◇参考
・Firefox Marks 100M Downloads(Red Herring)
Net ApplicationsのWebブラウザシェア調査によると,MS IEの86.87%に対しFirefoxは7.55%である。Firefoxは昨年から今年初めにかけて急増したが,現在は踊り場に入っている。同社はピークを過ぎたと見ている。1億突破を機に再びシェア拡大に向かうかどうか。再浮上を確実なものにするには,Googleの傘下に収まることだが。
◇参考
・Firefox Marks 100M Downloads(Red Herring)
2005年10月19日
権威あるブログからのリンク,Technoratiでチェック
ブログは玉石混合。ブログ検索でもノイズが多くて嫌になることが多い。そのため,TechnoratiやFeedsterが発表するブログランキングや,メディアサイトが推薦するブログとかを参考にする。ソーシャルブックマークサービスで,掘り出し物のブログに遭遇することもある。
Technnoratiなどのブログ検索サイトが示してくれるインバウンドリンク数,つまり該当ブログに張られている外部からのリンク数も,ブログに対する一つの評価基準である。ただしトラックバック数やコメント数は,最近スパムが急増していることもあって,評価ポイントとしては低くなってきているのかもしれない。
TechnoratiのSearchで,特定ブログのURLを入力すると,そのブログにリンクを張っているサイト数(大半がブログ)が表示される。また最後部には,最近のインバウンドリンク数も示される。そして,検索結果としては,インバウンドリンク元のブログエントリーが表示される。これまで新しい順番(Newest Posts )でソートされるだけであったが,このほど権威ある順番(Most Authority )でもソートして表示されることになった。ここでいう権威ある順番というのは,インバウンドリンク数の多いブログ順である。
ここで,たまたま面白いことを発見。このメディア・パブの見出しがリンク付きで某ポータルサイトのニュース欄で引用されているのだが(知らない間に),Technoratiではそのインバウンドリンクを計数していないことが分かった。理由は簡単だ。ニュースサイトのニュース見出しはパーマリンク(固定のURL)を持たないためだ。ということは,ニュース見出しページに転載されても,ブログのページランクや権威付けには影響しないことになる。
改めて思うのだが,マーケッティングの観点でのパーマリンクの重要さだ。
◇参考
・米国のブログ・ランキング・リスト,TechnoratiとFeedsterが競う
Technnoratiなどのブログ検索サイトが示してくれるインバウンドリンク数,つまり該当ブログに張られている外部からのリンク数も,ブログに対する一つの評価基準である。ただしトラックバック数やコメント数は,最近スパムが急増していることもあって,評価ポイントとしては低くなってきているのかもしれない。
TechnoratiのSearchで,特定ブログのURLを入力すると,そのブログにリンクを張っているサイト数(大半がブログ)が表示される。また最後部には,最近のインバウンドリンク数も示される。そして,検索結果としては,インバウンドリンク元のブログエントリーが表示される。これまで新しい順番(Newest Posts )でソートされるだけであったが,このほど権威ある順番(Most Authority )でもソートして表示されることになった。ここでいう権威ある順番というのは,インバウンドリンク数の多いブログ順である。
ここで,たまたま面白いことを発見。このメディア・パブの見出しがリンク付きで某ポータルサイトのニュース欄で引用されているのだが(知らない間に),Technoratiではそのインバウンドリンクを計数していないことが分かった。理由は簡単だ。ニュースサイトのニュース見出しはパーマリンク(固定のURL)を持たないためだ。ということは,ニュース見出しページに転載されても,ブログのページランクや権威付けには影響しないことになる。
改めて思うのだが,マーケッティングの観点でのパーマリンクの重要さだ。
◇参考
・米国のブログ・ランキング・リスト,TechnoratiとFeedsterが競う
2005年10月18日
健康分野専門の検索エンジン“Healthline”がサービス開始
健康分野専門の検索エンジン“Healthline”が,サービスを始めた。コンシューマー向けサービスである。GoogleやYahooのような汎用(ホリゾンタル)検索エンジンに対し,ヘルスに特化した,いわゆるバーティカル検索エンジンである。
とりあえず,幾つかのヘルス関連キーワードで,GoogleとHealthlineの両方で検索を試みた。検索結果の件数は次の通り。
*cancerの検索結果
Google:330,000,000件
Healthline:592件
*"bird flu"の検索結果
Google:27,200,000件
Healthline:56件
*"high blood pressure"の検索結果
Google:12,600,000件
Healthline:497件
Googleに比べHealthlineの検索件数が少ないのは,ノイズ情報を削って絞り込んだ結果と見るべきだろう。実際にHealthlineでは,巡回するWebをヘルス関連の6万2000サイト(5000万ページ)に絞り込んでいる。また一方で信頼できる情報も提供するために,3000種の病気について医者がレビューしたオリジナル記事を,検索結果に加えている。確かに,検索結果の上位によく,(Doctor-Reviewed information)と朱色で記された記事が現れる。
Healthlineでは検索サービスに加えて,ヘルス関連のニュースも提供する。Topix.netとの提携により実現した。検索結果のページでは,Googleの検索連動広告を掲載している。
◇参考
・Health Search( Business 2.0 Blog)
とりあえず,幾つかのヘルス関連キーワードで,GoogleとHealthlineの両方で検索を試みた。検索結果の件数は次の通り。
*cancerの検索結果
Google:330,000,000件
Healthline:592件
*"bird flu"の検索結果
Google:27,200,000件
Healthline:56件
*"high blood pressure"の検索結果
Google:12,600,000件
Healthline:497件
Googleに比べHealthlineの検索件数が少ないのは,ノイズ情報を削って絞り込んだ結果と見るべきだろう。実際にHealthlineでは,巡回するWebをヘルス関連の6万2000サイト(5000万ページ)に絞り込んでいる。また一方で信頼できる情報も提供するために,3000種の病気について医者がレビューしたオリジナル記事を,検索結果に加えている。確かに,検索結果の上位によく,(Doctor-Reviewed information)と朱色で記された記事が現れる。
Healthlineでは検索サービスに加えて,ヘルス関連のニュースも提供する。Topix.netとの提携により実現した。検索結果のページでは,Googleの検索連動広告を掲載している。
◇参考
・Health Search( Business 2.0 Blog)
2005年10月17日
Google,巨大広告ネットを武器に既存有料事業を破壊
破竹の勢いのGoogle。無料の魅力的なサービスを次から次へと提供し,それらサービスに飛びつくユーザーが増え続ける。そして,Googleサービスのユーザーに向けてのターゲッティングオンライン広告,つまりAdWordsやAdSenseの広告で稼ぎまくる。このGoogleのビジネスモデルについて,Wall Street Journal Onlineが最近の展開を解説している。
この解説記事の結論は,こうだ。
要するに,Googoleが進出する分野では,有料のビジネスが成立しなくなるということだ。
つい最近Googleが発表した新分野でも,同じビジネスモデルを仕掛けているという。一つは,まずサンフランシスコで始めようとしている無料の無線LANサービス。有料のインターネットアクセスサービスを提供しているケーブル業者やテレコム業者は大打撃を被るかもしれない。もう一つはSun Microsystemsとの提携。Googleは無料のOpenOffice.org software をサポートする予定。そうなれば,有料のMicrosoft Officeにとっては恐怖だ。
これまで有料のビジネスモデルでやってこれた分野でもGoogleが参入すると,既存の有料モデルが崩壊しかねないのだ。Googleが無料モデルで参入できるのは,巨大なオンライン広告ネットワーク(online advertising network)を武器として抱えているからだ。広告スペースを提供するサイト数は,これまでの広告事業では考えられないほど膨大になった。メディアサイトやショッピングサイトから個人ブログまでと幅広い。 広告主も,きめ細かいターゲッティング広告が安い掲載料金で効率よく実現できるため,マスメディア広告には縁のなかった中小企業にも急拡大してきた。
無料LANサービスにしろ,無料Open Officeサービスにしろ,そのサービスのユーザーは,Google広告にとって格好のターゲッティングとなるのだろう。それで,次はGoogleはどの分野に進出するのかな・・・。
◇参考
・With 'Free' Lure,Will Google Tap More Markets?
この解説記事の結論は,こうだ。
Some rivals of Web search powerhouse Google Inc. have already learned that lesson. Now, companies in a broader set of industries are grappling with how Google's ad-fueled expansion could potentially make it harder for them to charge for consumer services and products.
要するに,Googoleが進出する分野では,有料のビジネスが成立しなくなるということだ。
つい最近Googleが発表した新分野でも,同じビジネスモデルを仕掛けているという。一つは,まずサンフランシスコで始めようとしている無料の無線LANサービス。有料のインターネットアクセスサービスを提供しているケーブル業者やテレコム業者は大打撃を被るかもしれない。もう一つはSun Microsystemsとの提携。Googleは無料のOpenOffice.org software をサポートする予定。そうなれば,有料のMicrosoft Officeにとっては恐怖だ。
これまで有料のビジネスモデルでやってこれた分野でもGoogleが参入すると,既存の有料モデルが崩壊しかねないのだ。Googleが無料モデルで参入できるのは,巨大なオンライン広告ネットワーク(online advertising network)を武器として抱えているからだ。広告スペースを提供するサイト数は,これまでの広告事業では考えられないほど膨大になった。メディアサイトやショッピングサイトから個人ブログまでと幅広い。 広告主も,きめ細かいターゲッティング広告が安い掲載料金で効率よく実現できるため,マスメディア広告には縁のなかった中小企業にも急拡大してきた。
無料LANサービスにしろ,無料Open Officeサービスにしろ,そのサービスのユーザーは,Google広告にとって格好のターゲッティングとなるのだろう。それで,次はGoogleはどの分野に進出するのかな・・・。
◇参考
・With 'Free' Lure,Will Google Tap More Markets?

